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猿の惑星/キングダム Kingdom of the Planet of the Apes (2024)

ピエール・ブールの小説”猿の惑星”(1963)を基に製作された新シリーズの4作目。
エイプ/猿が支配する世界で人間の未来を左右するエイプ間の激しい戦いを描く、製作、監督ウェス・ボール、主演オーウェン・ティーグケヴィン・デュランドピーター・メイコンフレイヤ・アーランウィリアム・H・メイシー他共演のSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:ウェス・ボール
製作
ウェス・ボール
ジョー・ハートウィックJr.
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
ジェイソン・T・リード
製作総指揮
ピーター・チャーニン
ジェンノ・トッピング
原作(キャラクター)
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
脚本:ジョシュ・フリードマン
撮影:ギュラ・パドス
編集
ダン・ジマーマン
ダーク・ウェスターヴェルト
音楽:ジョン・パエザーノ

出演
・猿(エイプ)
ノア:オーウェン・ティーグ
プロキシマス・シーザー:ケヴィン・デュランド
ラカ:ピーター・メイコン
スーナ:リディア・ペッカム
アナヤ:トラヴィス・ジェフリー
ダー:サラ・ワイズマン
コロ:ニール・サンディランズ
シルヴァ:エカ・ダーヴィル
ライトニング:ラス=サミュエル・ウェルド・アブズギ
オーダ:ケイデン・ハーチャー
モーリス:カリン・コノヴァル
ロケット:テリー・ノタリー

・人間
メイ/ノヴァ:フレイヤ・アーラン
トレヴェイサン:ウィリアム・H・メイシー
コリーナ:ディーチェン・ラックマン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2024年製作 145分
公開
北米:2024年5月10日
日本:2024年5月10日
製作費 $160,000,000
北米興行収入 $171,130,170
世界 $397,378,150


アカデミー賞
第97回アカデミー賞
・ノミネート
視覚効果賞


ストーリー
シーザーの死から数世代後。
エイプ/猿は地球上で優位な種となり、数多くの氏族を形成した一方、生き残ったものの言葉を失った人間は野生化した。
イーグル族の若いチンパンジー、ノア(オーウェン・ティーグ)は、成人の儀式の準備として、友人のアナヤ(トラヴィス・ジェフリー)とスーナ(リディア・ペッカム)と共に、野生の鷲の卵を集めていた。
苦労して卵を集めたノアらは戻ろうとするが、よそ者を見つけてそれを追う。
その場に残された毛布が、エイプではなく”エコー”(人間)のものだと確信したノアらは、急いで部族の元に戻る。
母ダー(サラ・ワイズマン)に迎えられたノアは、父コロ(ニール・サンディランズ)の元に向かい、よそ者が残した毛布を見せる。
コロは、禁断の地であるエコーが生息する”谷”に行ったかをノアに問い、それを否定する息子を信じる。
その件を長老に報告したコロは、エコーを追い払うために、オーダ(ケイデン・ハーチャー)を派遣する。
その夜、隠れていたエコーを見つけたノアは、逃げられた際にぶつかり卵が割れてしまう。
翌日の儀式に間に合わないノアは焦り、別の卵を探そうとする。
部族から離れたノアは、オーダが襲われてことを知る。
息絶えたオーダから、複数いると言われたノアは、エイプの集団を目撃する。
そのリーダーであるゴリラの将軍シルヴァ(エカ・ダーヴィル)は、オーダが持っていた毛布を確認し、その持ち主であるエコーの女を捜す。
電気兵器を使うシルヴァらは、逃げたノアの馬を追い部族の元に向かう。
部族の元に戻ったノアだったが、襲われた村は焼かれ、仲間が襲われていた。
”シーザー”のために戦うと叫び声をあげるシルヴァは長老を殺し、エコーを捜す。
塔に登ったシルヴァは、その場に居たコロを殺してノアを突き落とす。
翌朝、一命を取り留めたノアは目を覚まし、一族が連れ去られたことを知る。
コロを埋葬したノアは、一族の救出を父に誓い旅立つのだが・・・。


解説 評価 感想
参考:
・「猿の惑星」(1968)
・「続・猿の惑星」(1970)
・「新・猿の惑星」(1971)
・「猿の惑星・征服」(1972)
・「最後の猿の惑星」(1973)
————————-
・「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(2001)
————————-
・「猿の惑星:創世記」(2011)
・「猿の惑星:新世紀」(2014)
・「猿の惑星:聖戦記」(2017)
・「猿の惑星/キングダム」(2024)

ピエール・ブールの小説”猿の惑星”(1963)を基に製作された新シリーズの4作目。

メイズ・ランナー”シリーズのウェス・ボールが監督し、主演はオーウェン・ティーグケヴィン・デュランドピーター・メイコンフレイヤ・アーランウィリアム・H・メイシーなどが共演した作品。

人間の未来を左右するエイプ間の激しい戦いを描く。

新たな三部作構想で製作された本作は、エイプ/猿が支配する世界で、エイプとエコー/人間の共存が可能だと信じた指導者シーザーの埋葬から始まり、その数世代後に、生存している人間の運命を決めることになる、エイプ間の戦いが描かれたSFアクション。

高尚な内容の前作ほどの深味はないものの、新たなキャラクターが多く登場し、そのビジュアル的な見事さは健在であり、今後の展開に大きな期待が膨らむラストも興味深い。

また、音楽なども含め、随所で登場する、第一作「猿の惑星」(1968)へのオマージュを感じさせる演出も注目だ。

第97回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされた。

北米興行収入は約1億7100万ドル、全世界では約4億ドルに迫るヒットとなった。

・猿(エイプ)
一族を救う若きチンパンジー、ノア役オーウェン・ティーグ、エイプを率いるボノボの独裁者プロキシマス・シーザー役ケヴィン・デュランド、ノアの協力者となるオランウータン、ラカ役ピーター・メイコン、主人公の友人でチンパンジーのスーナ役リディア・ペッカム、アナヤ役トラヴィス・ジェフリー、ノアの母親ダー役サラ・ワイズマン、ノアの父親コロ役ニール・サンディランズ、プロキシマス軍の指揮官であるゴリラのシルヴァ役エカ・ダーヴィル、その部下ライトニング役ラス=サミュエル・ウェルド・アブズギ、イーグル族のチンパンジー、オーダ役ケイデン・ハーチャー、冒頭のシーザーの埋葬シーンで登場するボルネオオランウータンのモーリス役カリン・コノヴァル、チンパンジーのロケット役テリー・ノタリー

・人間
ノアの旅に同行する人間の女性メイ/ノヴァ役フレイヤ・アーラン、プロキシマス・シーザーの教育係である人間トレヴェイサン役ウィリアム・H・メイシー、人類衛星基地のリーダー、コリーナ役ディーチェン・ラックマンなどが共演している。


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