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チャンピオン Champion (1949) 4.12/5 (34)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

成功を夢見て野望に向かい突き進みボクサーとしての才能を開花させてチャンピオンになった男の生き様を描く、製作スタンリー・クレイマー、監督マーク・ロブソン、主演カーク・ダグラスマリリン・マクスウェルアーサー・ケネディポール・スチュワートルース・ローマン他共演のドラマ。


ドラマ(スポーツ)


スタッフ キャスト
監督:マーク・ロブソン

製作:スタンリー・クレイマー
原作:リング・ラードナー”Champion”
脚本:カール・フォアマン
撮影:フランク・プラナー
編集:ハリー・W・ガースタッド
音楽:ディミトリ・ティオムキン

出演
マイケル”ミッジ”ケリー:カーク・ダグラス
グレース・ダイアモンド:マリリン・マクスウェル
コニー・ケリー:アーサー・ケネディ
トミー・ヘイリー:ポール・スチュワート
エマ:ルース・ローマン
パーマー・ハリス:ローラ・オルブライト
ジェローム・ハリス:ルイス・ヴァン・ロッテン
ルー:ハリー・シャノン
ジョニー・ダン:ジョン・デイ
ハモンド:ラルフ・サンフォード
マーガレット・ケリー:エスター・ハワード

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1949年製作 99分
公開
北米:1949年5月20日
日本:1951年8月17日
製作費 $600,000
北米興行収入 $2,500,000


アカデミー賞
第22回アカデミー賞

・受賞
編集賞
・ノミネート
主演男優(カーク・ダグラス
助演男優(アーサー・ケネディ
脚色・撮影(白黒)・音楽賞(ドラマ・コメディ)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
シカゴからカリフォルニアに向かうマイケル”ミッジ”ケリー(カーク・ダグラス)と脚の悪い兄コニー(アーサー・ケネディ)は、貨物列車の車両で男たちに襲われる。

コニーに飛び降りるよう指示したミッジは、男たちに痛めつけられて金を奪われ、車両から突き落とされる。

無事を確認したミッジとコニーは、ヒッチハイクで車を止めて、運転していたボクサーのジョニー・ダン(ジョン・デイ)にロサンゼルスに向かうことを伝える。

恋人グレース・ダイアモンド(マリリン・マクスウェル)に反対されたジョニーだったが、席は空いていると言って、カンザスシティに向かうことを二人に伝えて車に乗せる。

知人からカフェの権利を買ったと言って、写真をジョニーに見せたミッジは、愛想のないグレースの態度が気になる。

カンザスシティ
ジョニーが試合をする会場で車を降りたミッジとコニーは、ドリンクを売れば金になると言ってくれたジョニーに感謝し、愛想のないグレースと別れる。

その場で雇ってもらえないミッジは、コニーを侮辱されたためにトラブルを起こす。

試合を控えるボクサーが、目の傷で試合は無理だと判断されたプロモーターのハモンド(ラルフ・サンフォード)は、腕っぷしの強そうなミッジを、35ドルの報酬で代わりに出場させる。

ボクシングの経験もないミッジは、リングで何とか戦い抜き、リングサイドにいたグレースに気づくものの相手にされない。

トミー・ヘイリー(ポール・スチュワート)という男から声をかけられたミッジは、素人だがガッツがあると言われ、ボクシングを本格的にやることを勧められる。
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解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
シカゴからカリフォルニアに向かうマイケル”ミッジ”ケリーと脚の悪い兄コニーは、友人と共にカフェを共同経営するつもりだった。
ヒッチハイクで車に乗せてもらったボクサーのジョニーから、会場の仕事を紹介されたミッジだったが、ジョニーの恋人グレースに冷たい態度をされる。
負傷したボクサーの代わりに試合に出たミッジは、マネージャーのトミーから、素人だがガッツがあると言われてボクサーになることを勧められる。
それを断ったミッジは、コニーと共にカフェに向かうものの、友人に騙されたことを知り、その場で住み込みで働くしかなかった。
カフェのオーナー、ルーの娘エマと惹かれ合うようになり、責任を取らされて無理矢理結婚させられたミッジは、彼女を捨ててコニーと共にロサンゼルスに向かう。
トミーに再会してマネージャーを頼んだミッジは、その後、ボクサーとしての才能を開花させて連勝を続けるのだが・・・。
__________

1916年に発表された、リング・ラードナーの小説”Champion”を基に製作された作品。

プロデューサーとして活躍し始めたスタンリー・クレイマーによる2作目の製作作品であり、同年齢の若手監督マーク・ロブソンと組んだスポーツドラマの秀作。

無一文である放浪者同様の男がなり上がっていく物語自体は平凡ではあるが、その過程で、人を裏切りながらも成功を掴み、最期には燃え尽きてしまう姿が力強く描かれた、見応えのある作品に仕上がっている。

繊細な人物描写による複雑な人間関係を描くマーク・ロブソンの演出も見もので、パワフルな主人公の雰囲気を表現するディミトリ・ティオムキンの音楽も印象に残る。

フィルム・ノワールに分類される作品でもあり、そのイメージを感じさせるフランク・プラナーの映像も注目だ。

第22回アカデミー賞では編集賞を受賞し、主演男優(カーク・ダグラス)、助演男優(アーサー・ケネディ)、脚色、撮影(白黒)、音楽賞(ドラマ・コメディ)にノミネートされた。

30代前半にして円熟味も感じさせる主演のカーク・ダグラスは、成功を手にして燃え尽きるボクサーを熱演している。

当初は浮浪者のような主人公を相手にしないものの、金になると思うと近づく魔性の女的な存在マリリン・マクスウェル、主人公を見守る思慮深い兄を好演するアーサー・ケネディ、主人公のマネージャー兼トレーナーのポール・スチュワート、主人公と結婚するものの愛が叶えられずに苦悩する女性ルース・ローマン、カフェのオーナーであるその父親ハリー・シャノン、ボクシング業界の大物ルイス・ヴァン・ロッテン、その妻で主人公と愛し合うローラ・オルブライト、主人公のライバルであるボクサーのジョン・デイ、主人公に最初に試合をさせるプロモーターのラルフ・サンフォード、主人公の母親エスター・ハワードなどが共演している。


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