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ヒューマン・ファクター The Human Factor (1979)

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■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

第三の男」(1949)などの映画化でも知られるグレアム・グリーンの、1978年に発表された同名小説を基に、トム・ストッパードが脚色して製作された作品で、オットー・プレミンジャー(製作、監督)の遺作でもある。
イギリス諜報部/MI6内の東側への情報漏洩事件を描く、主演ニコール・ウィリアムソンリチャード・アッテンボロージョン・ギールグッドデレク・ジャコビ他共演のサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:オットー・プレミンジャー
製作総指揮:ポール・クロスフィールド
製作:オットー・プレミンジャー

原作:グレアム・グリーン
脚本:トム・ストッパード
撮影:マイク・モロイ
編集:リチャード・トレヴァー
タイトル・デザイン:ソウル・バス

音楽
ゲイリー・ローガン
リチャード・ローガン

出演
モーリス・キャッスル:ニコール・ウィリアムソン

ジョン・デイントリー大佐:リチャード・アッテンボロー
コーネリアス・ムラー:ジュープ・ドーデラー
トムリンソン准将:ジョン・ギールグッド
アーサー・デイヴィス:デレク・ジャコビ
パーシヴァル医師:ロバート・モーレイ
キャッスルの母:アン・トッド
ジョン・ハーグリーヴス卿:リチャード・ヴァーノン
サラ・マンコジ:イマン

イギリス 映画
配給 Sigma Production
1979年製作 111分
公開
北米:1979年12月18日
日本:未公開
北米興行収入 $376,050


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
イギリス諜報部/MI6
ベテラン諜報員モーリス・キャッスル(ニコール・ウィリアムソン)は、トムリンソン准将(ジョン・ギールグッド)に呼ばれる。

保安部の新任責任者ジョン・デイントリー大佐(リチャード・アッテンボロー)も同席し、優秀なキャッスルとその部下で、若いアーサー・デイヴィス(デレク・ジャコビ)に対し、形式的な取調べをする。

帰宅したキャッスルは、南アフリカ出身の妻サラ・マンコジ(イマン)に迎えられ、保安部責任者の態度について愚痴をこぼす。

キャッスルの上司ジョン・ハーグリーヴス卿(リチャード・ヴァーノン)は、MI6から東側に情報が漏れていることを指摘し、医師パーシヴァルを交えて、内部の二重スパイの可能性も含めて、デイントリーに意見を聞く。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

多くの名作を残し、本作公開の7年後に亡くなるオットー・プレミンジャーの遺作。

*(簡略ストー リー)
イギリス諜報部/MI6は、東側/ロシアに情報を流していると思われる、二重スパイが内部にいることを疑い調査を始める。
新任の保安部責任者のデイントリー大佐は、ハーグリーヴス卿の指示を受け、医師パーシヴァルと共に、アフリカ担当のベテラン諜報員モーリス・キャッスルとその部下デイヴィッドに目を付けて周辺を探る。
南アフリカ出身の妻サラと、その息子と共に堅実な生活を送るキャッスルに対し、若くて派手なデイヴィスに疑いがかけられる。
ハーグリーヴスは、わざと情報を流しスパイを確定する計画を提案し、その確証が得られた場合は、パーシヴァルによる裏切り者の毒殺を指示する。
そして、ほぼ確証が得られ結果、デイヴィスは抹殺される。
しかし、南アフリカでサラと知り合い恋が芽生えたキャッスルが、協力者の共産主義者との関係から発展し、実は、ロシア側と通じていたのは彼だったのだ・・・。
__________

007”シリーズなどを全く意識させない、地道な諜報活動を続ける組織内部の様子、紛れもないサスペンスでありながら、イギリス映画らしい随所に挿入されたユーモアの妙、70歳を過ぎていたオットー・プレミンジャーの、スリリングな展開で見せる切れのいい演出を堪能できる作品。

タイトル・デザインは、プレミンジャー作品ではお馴染みの、盟友でもあるソウル・バスで、それを含めた、垂れ下がる電話の受話器のみを描いたポスターは、ラストでの、追い詰められた主人公の心情を見事に表現している。

誰がスパイなのか・・・というより、早々にそれが分かり、部下が身代わりにされながら、追い詰められていくベテラン諜報員を好演するニコール・ウィリアムソン、要所要所でいい味を出している、保安部責任者リチャード・アッテンボロー南アフリカの保安局の要人ジュープ・ドーデラー、冒頭だけの登場の諜報部上層部のジョン・ギールグッド、主人公の部下で、疑われて抹殺される、現在でも活躍を続ける名優で、若き日(と言っても40歳手前)のデレク・ジャコビ、その殺害を実行する医師のロバート・モーレイ、主人公の母親アン・トッド、二重スパイ捜査の指揮官リチャード・ヴァーノン、そして、ソマリア出身のモデルで、現デヴィッド・ボウイ夫人で、ドラマに大きく関る主人公の妻イマンが印象に残る役柄を演じている。


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