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AIが裁きを下す近未来、無実の罪を問われた刑事の孤独な闘い。 完璧なはずのシステムが露呈する”歪み”。 テクノロジーが進化しても、人間のエゴは制御できるのか? 製作、監督ティムール・ベクマンベトフ、主演クリス・プラット、レベッカ・ファーガソン、カーリー・レイス、アナベル・ウォーリス、カイリー・ロジャーズ他共演のSFスリラー。 |
・SF
・レベッカ・ファーガソン / Rebecca Ferguson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ティムール・ベクマンベトフ
製作
チャールズ・ローヴェン
ロバート・アミドン
ティムール・ベクマンベトフ
マイドゥ・ナシフ
脚本:マルコ・ヴァン・ベル
撮影:カリッド・モタセブ
編集
オースティン・キーリング
ラム・T・グエン
ドディ・ドーン
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演
クリストファー“クリス”レイヴン:クリス・プラット / 妻殺しの容疑をかけられたロサンゼルス市警の刑事
マドックス判事:レベッカ・ファーガソン / AI判事
ジャクリーン“ジャック”ディアロ:カーリー・レイス / ロサンゼルス市警の警官であるクリスの同僚
ニコール・レイヴン:アナベル・ウォーリス / クリスの妻
ロバート“ロブ”ネルソン:クリス・サリヴァン / クリスの友人であるニコールの同僚
ブリット・レイヴン:カイリー・ロジャーズ / クリスの娘
レイ・ベール:ケネス・チョイ / クリスの同僚
ホルト・チャールズ:ラフィ・ガヴロン / ニコールの同僚
パトリック・バーク:ジェフ・ピエール / ニコールの交際相手
知事:トム・レズヴァン
アメリカ 映画
配給
アマゾン MGM スタジオ(北米)
Sony Pictures Releasing(世界)
2026年製作 100分
公開
北米:2026年1月23日
日本:2026年1月23日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $24,390,300
世界 $54,598,360
■ ストーリー ■
【 近未来 ロサンゼルス 】
犯罪の急増に対応するため、”マーシー裁判所”が建設され、AI(人工知能)判事を用いて暴力犯罪の被告人を裁いていた。
AI判事は被告人に対し、必要な証拠をすべて見つけて提出することを求め、無罪を証明するために90分間の猶予を与えた。
無罪の証明ができない被告人は、音波爆発によって処刑された。
ロサンゼルス市警の刑事クリストファー“クリス”レイヴン(クリス・プラット)は、拘束されていることに気づき、現実とは思えず動揺する。
担当するAI判事マドックス(レベッカ・ファーガソン)は、容疑についてクリスに説明する。
クリスは、妻ニコール(アナベル・ウォーリス)の殺害容疑で裁かれることになり、瀕死の彼女が自分が犯人だと話し、取り乱す娘ブリット(カイリー・ロジャーズ)の声も聴こえる、自宅の現場映像を見せられる。
クリスと同僚のジャクリーン“ジャック”ディアロ(カーリー・レイス)は、この裁判の計画が始まる際の協力者であり、初の被疑者デヴィッド・ウェッブを逮捕したのも彼らだった。
すべての証拠は、クリスがニコールを殺害したことを示しており、有罪確率は97.5%で、裁判にかける基準80%を上回っているため、クリスは、データを利用して、90分以内に無罪を証明する必要があった。
カウントダウンは始まり、クリスは、有罪率を92%まで下げなければならないことをマドックスから知らされ、何とか死刑を免れようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“In a world governed by infallible AI, a detective fights to prove his innocence against a system that claims to see all. While the spectacle is grand, the film poses a haunting question: Can true justice exist when mercy is replaced by a pre-determined algorithm?”
(全知全能のAIに支配された世界、すべてを見通すと豪語するシステムを相手に、一人の刑事が己の無実を証明するために闘う。スペクタクルは壮大だが、この映画は忘却しがたい問いを投げかける。慈悲(マーシー)が既定のアルゴリズムに取って代わられた時、真の正義は存在するのか?)
「ウォンテッド」(2008)などのティムール・ベクマンベトフが製作を兼ねて監督し、主演はクリス・プラット、レベッカ・ファーガソン、カーリー・レイス、アナベル・ウォーリス、カイリー・ロジャーズ他共演のSFスリラー。
近未来、進歩したテクノロジーによるAIが、現在よりはるかに進んで・・・という描写を追及すればするほど疑問が生ずる。
つまり、すべての情報データ、監視映像などを把握するAIは、裁判などする必要なく判決を下せるはず・・・ということ。
これは、単なる容疑者に対する拷問なのか、”慈悲を乞う”儀式なのか・・・。
すべてを知るAIは、容疑者が無実を証明することができれば無罪にできる・・・というシステムの裁判なのか(そんな解釈を示唆する演出もあり)。
”荒唐無稽”な内容は批評家から酷評され、さらに、容疑者として苦しむクリス・プラットの熱演はまずまずだが、AI判事を演ずるレベッカ・ファーガソンの役柄は、彼女のファンとしては物足りない。
事件に積極的に関与する主人公の同僚カーリー・レイスについては、クライマックスにかけての展開は何となく想像できるし、主人公の妻アナベル・ウォーリスの存在感が薄いのも残念。











