”死霊館ユニバース”の第4作で、前作「アナベル 死霊館の人形」(2014)の前日譚。 亡くなった少女がとり憑いたアナベル人形の誕生を描く、製作ジェームズ・ワン、監督デヴィッド・F・サンドバーグ、出演ステファニー・シグマン、タリタ・ベイトマン、ルル・ウィルソン、アンソニー・ラパーリア、ミランダ・オットー他共演のオカルト・ホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
製作
ピーター・サフラン
ジェームズ・ワン
製作総指揮
リチャード・ブレナー
ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
ハンス・リッター
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
撮影:マキシム・アレクサンドル
編集:ミシェル・オーラー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演
シスター・シャーロット:ステファニー・シグマン
ジャニス:タリタ・ベイトマン
ジャニス(成人)/アナベル・ヒギンズ:ツリー・オトゥール
リンダ:ルル・ウィルソン
サミュエル・マリンズ:アンソニー・ラパーリア
エスター・マリンズ:ミランダ・オットー
邪悪なエスター・マリンズ:アリシア・ヴェラ=ベイリー
キャロル:グレイス・フルトン
ナンシー:フィリパ・クルサード
アナベル”ビー”マリンズ:サマラ・リー
ケイト:テイラー・バック
ティアニー:ルー・ルー・サフラン
マッシー神父:マーク・ブラムホール
フラー巡査:アダム・バートリー
養子縁組の斡旋者:ロッタ・ロステン
アナベル人形に取り憑いた悪霊:ジョセフ・ビシャラ
アナベル人形に取り憑いた悪霊の声:フレッド・タタショア
ピート・ヒギンズ:ブライアン・ホウ
シャロン・ヒギンズ:ケリー・オマリー
ヴィクター・パルメリ:ブラッド・グリーンクイスト
ミア・フォーム:アナベル・ウォーリス
ジョン・フォーム:ウォード・フォートン
ヴァラク:ボニー・アーロンズ
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2017年製作 110分
公開
北米:2017年8月11日
日本:2017年10月13日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $102,092,200
世界 $306,515,880
■ ストーリー ■
1940年代。
人形職人のサミュエル・マリンズ(アンソニー・ラパーリア)は、新作の人形の一体目を完成させる。
*(後のアナベル人形)
サミュエルと妻エスター(ミランダ・オットー)は、7歳の娘アナベル”ビー”(サマラ・リー)と暮らしていた。
教会からの帰り道、サミュエルは車のパンクでタイヤを交換していたが、道に飛び出したビーは車に撥ねられて死亡する。
12年後、最愛の娘ビーを失ったサミュエルは未だに傷心の日々を送り、エスターは寝たきりだった。
孤児院が閉鎖されたため、シスター・シャーロット(ステファニー・シグマン)と6人の少女たちは、マッシー神父(マーク・ブラムホール)が運転するバスで、家の部屋を提供してくれるマリンズ家に向かう。
シスター・シャーロットらは気難しそうなサミュエルに迎えられ、ティーンエイジャーのキャロル(グレイス・フルトン)とナンシー(フィリパ・クルサード)、そしてケイト(テイラー・バック)とティアニー(ルー・ルー・サフラン)が4人部屋で寝ることになる。
ポリオで左足が不自由なジャニス(タリタ・ベイトマン)は、仲良しのリンダ(ルル・ウィルソン)と同じ部屋になる。
サミュエルからビーの部屋には入らないようにと言われていたジャニスは、”私を探して”というメモを見つけて、その部屋に入ってしまう。
クローゼットの鍵を見つけたジャニスは、その中にあった不気味な人形(アナベル人形)が気になる。
ドアを閉めたジャニスだったが、鍵をかけても開いてしまう。
人形に布をかけて去ろうとしたジャニスは、迫ってきた布の中に何もなかったために驚く。
それ以後、少女らの周辺で奇妙な出来事が起き、ジャニスは、ビーの部屋で彼女の亡霊を見てしまう。
”アナベル人形”の封印が解かれたことを知ったサミュエルは戸惑い、邪悪なものに襲われる・・・。
参考:
・「死霊館」(2013)
・「死霊館 エンフィールド事件」(2016)
・「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(2021)
・「アナベル 死霊館の人形」(2014)
・「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)
・「アナベル 死霊博物館」(2019)
・「死霊館のシスター」(2018)
・「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」(2019)
”死霊館ユニバース”の第4作で、前作「アナベル 死霊館の人形」(2014)の前日譚。
亡くなった少女がとり憑いたアナベル人形の誕生を描くオカルト・ホラー。
長編映画デビュー作であるホラー「ライト/オフ」(2016)をヒットさせたデヴィッド・F・サンドバーグが監督し、出演はステファニー・シグマン、タリタ・ベイトマン、ルル・ウィルソン、アンソニー・ラパーリア、ミランダ・オットーなどが共演した作品。
アナベル人形の誕生を描いた内容は話題となり、その封印を解いてしまった孤児たちが邪悪なものに襲われるという、心理的かつ恐怖映像を駆使した描写など、批評家に高く評価された。
また、シリーズの根強い人気を証明して商業的に成功し、製作費1500万ドルの本作は、北米興行収入は約1億ドル、全世界では3億ドルを超す大ヒットとなった。
孤児たちの世話をするシスターのステファニー・シグマン、アナベル人形を見つけて封印を解いてしまう孤児のタリタ・ベイトマン、その成人期ツリー・オトゥール、彼女の親友ルル・ウィルソン、孤児らを家に招くアンソニー・ラパーリア、その妻ミランダ・オットー、その邪悪な姿のアリシア・ヴェラ=ベイリー、ティーンエイジャーの孤児グレイス・フルトンとフィリパ・クルサード、人形職人の娘で事故死するアナベルのサマラ・リー、孤児のテイラー・バックとルー・ルー・サフラン、彼女らをマリンズ家に連れて行く神父のマーク・ブラムホール、事件後に駆けつける巡査のアダム・バートリー、ジャニス(タリタ・ベイトマン)を里親に紹介するロッタ・ロステン、アナベル人形に取り憑いた悪霊ジョセフ・ビシャラ、その声フレッド・タタショア、ジャニスを養子にする夫婦ブライアン・ホウとケリー・オマリー、2人の隣人夫婦アナベル・ウォーリスとウォード・フォートン、悪魔の尼僧ヴァラクのボニー・アーロンズ他、ブラッド・グリーンクイストなどが共演している。