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猿の惑星:聖戦記 War for the Planet of the Apes (2017)

ピエール・ブールの小説”猿の惑星”(1963)を基に製作された新シリーズの3作目。
知能を得たエイプ/猿と人類の戦いを描く、監督、脚本マット・リーヴス、主演アンディ・サーキスウディ・ハレルソンスティーヴ・ザーン他共演のSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:マット・リーヴス
製作
ピーター・チャーニン
ディラン・クラーク
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
製作総指揮
メアリー・マクラグレン
ジェンノ・トッピング
マーク・ボンバック
原作
ピエール・ブール猿の惑星
リック・ジャッファ(キャラクター)
アマンダ・シルヴァー(キャラクター)
脚本
マーク・ボンバック
マット・リーヴス
撮影:マイケル・セレシン
編集
ウィリアム・ホイ
スタン・サルファス
音楽:マイケル・ジアッチーノ

出演
猿(エイプ)
シーザー:アンディ・サーキス
バッド・エイプ:スティーヴ・ザーン
コバ:トビー・ケベル
コーネリア:ジュディ・グリア
モーリス:カリン・コノヴァル
ロケット:テリー・ノタリー
ルカ:マイケル・アダムスウェイト
レッド/ドンキー:タイ・オルソン
コーネリアス:デヴィン・ダルトン
レイク:サラ・カニング
ウインター:アレクス・ポーノヴィッチ
ブルーアイズ:マックス・ロイド=ジョーンズ

人間
ウェズリー・マカロー大佐:ウディ・ハレルソン
プリーチャー:ガブリエル・チャバリア
ノヴァ:アマイア・ミラー
アルファ・オメガ部隊の隊長:ロジャー・クロス
ラング:メルセデス・デ・ラ・ゼルダ
ボイル:チャド・ルック

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2017年製作 140分
公開
北米:2017年7月14日
日本:2017年10月13日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $146,880,160
世界 $490,719,760


アカデミー賞
第90回アカデミー賞
・ノミネート
視覚効果賞


ストーリー
サンフランシスコの戦いから2年後。
アメリカ陸軍部隊”アルファ・オメガ”が、”ドンキー”と呼ぶゴリラのレッド(タイ・オルソン)の助けを借りて、エイプのリーダーであるシーザー(アンディ・サーキス)を捕らえるためにコロニーを捜索する。
部隊は基地を襲撃するものの反撃に遭い、隊員のプリーチャー(ガブリエル・チャバリア)は、ウェズリー・マカロー大佐(ウディ・ハレルソン)に連絡する。
シーザーは、プリーチャーら4人の隊員とレッドを捕らえるが、仲間が63頭死んだことを知る。
自分が始めた戦争ではないと言うシーザーは、その原因となり反乱を起こしたコバ(トビー・ケベル)を殺したことをプリーチャーらに伝える。
コバの部下だったレッドは、強大な力を持つマカローには叶わないとシーザーに警告するものの、ウィンター(アレクス・ポーノヴィッチ)に連行される。
シーザーは、平和を維持するための処置として、プリーチャーら4人の隊員を解放するが、ウィンターを襲ったレッドは逃走する。
シーザーの息子ブルーアイズ(マックス・ロイド=ジョーンズ)は、ロケット(テリー・ノタリー)と共に偵察から戻る。
2人は、シーザーと妻コーネリア(ジュディ・グリア)、幼い弟コーネリアス(デヴィン・ダルトン)、ブルーアイズの妻レイク(サラ・カニング)に迎えられる。
ブルーアイズとロケットは、今より安全な居住地を見つけたことを報告し、シーザーは移動する方法を考える。
その夜、アルファ・オメガの部隊がエイプのコロニーを襲撃し、指揮していたマカローは、シーザーと間違えてブルーアイズを、そしてコーネリアを殺害する。
それを知ったシーザーは激怒するが、その場から逃げようとするマカローを追うことができなかった。
愕然とするシーザーは、身を隠していたコーネリアスが無事だったことを知る。
シーザーは、移動するレイクにコーネリアスのことを任せ、ロケット、助言者のモーリス(カリン・コノヴァル)、部下のルカ(マイケル・アダムスウェイト)らとは別行動をとり、単独でマカローを追うのだが・・・。


解説 評価 感想
参考:
・「猿の惑星」(1968)
・「続・猿の惑星」(1970)
・「新・猿の惑星」(1971)
・「猿の惑星・征服」(1972)
・「最後の猿の惑星」(1973)
————————-
・「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(2001)
————————-
・「猿の惑星:創世記」(2011)
・「猿の惑星:新世紀」(2014)
・「猿の惑星:聖戦記」(2017)
・「猿の惑星/キングダム」(2024)

ピエール・ブールの小説”猿の惑星”(1963)を基に製作された新シリーズの3作目。

前作に続きマット・リーヴスが脚本を兼ねて監督し、主演はアンディ・サーキスウディ・ハレルソンスティーヴ・ザーンなどが共演した作品。

知能を得たエイプ/猿と人類の戦いを描くSFアクション。

全世界で7億ドルを超えた前作の興行収入からは減るものの、北米で約1億4700万ドル、全世界では4億9100万ドルのヒットとなった。

第90回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされた。

人間との平和維持を保とうとするシーザーが、家族を殺されたために復讐を決意する過程と、未来を見据えた苦悩が繊細に描かれた内容と共に、シリーズを通しての映像技術の素晴らしさなど、批評家から高い評価を得た。

主演のアンディ・サーキスは、平和維持が得策だと考えながらも、妻子を殺されて人間への復讐を誓うエイプのリーダー、シーザーを見事に演じている。

シーザーらに出くわす動物園から逃げたチンパンジー、バッド・エイプのスティーヴ・ザーン、シーザーに殺された反乱を起こしたボノボで、幻影として現れるコバのトビー・ケベル、シーザーの妻コーネリア役ジュディ・グリア、シーザーの助言者であるボルネオオランウータン、モーリスのカリン・コノヴァル、シーザーの部下ロケット役テリー・ノタリー、シーザーの右腕であるマウンテンゴリラのルカ役マイケル・アダムスウェイト、コバの部下で人間に協力するマウンテンゴリラ、レッド/ドンキー役タイ・オルソン、シーザーの幼い息子コーネリアス役デヴィン・ダルトン、シーザーの息子ブルーアイズ役マックス・ロイド=ジョーンズ、その妻レイク役サラ・カニング、レッドに脅されてスパイとなるアルビノのニシローランドゴリラ、ウインター役アレクス・ポーノヴィッチ、シーザーの妻子を殺したアルファ・オメガの指揮官ウェズリー・マカロー大佐役ウディ・ハレルソン、その部下プリーチャーのガブリエル・チャバリア、シーザーに同行する口がきけない少女ノヴァのアマイア・ミラー、アルファ・オメガの隊長ロジャー・クロスなどが共演している。


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