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”指輪物語”の作者J・R・R・トールキンの半生を描く、監督ドメ・カルコスキ、主演ニコラス・ホルト、リリー・コリンズ、コルム・ミーニイ、デレク・ジャコビ他共演の伝記映画。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督：ドメ・カルコスキ
製作
ピーター・チャーニン
デヴィッド・レディ
クリス・サイキエル
ジェンノ・トッピング
脚本
デヴィッド・グリーソン
スティーヴン・ベレスフォード
撮影：ラッセ・フランク・ヨハネッセン
編集
クリス・ギル
ハリー・ユレネン
音楽：トーマス・ニューマン
出演
J・R・R・トールキン：ニコラス・ホルト
J・R・R・トールキン（少年期）：ハリー・ギルビー
エディス・ブラット：リリー・コリンズ
エディス・ブラット（少女期）：ミミ・キーン
フランシス・ザビエル・モーガン神父：コルム・ミーニイ
ジョセフ・ライト：デレク・ジャコビ
ジェフリー・バッチ・スミス：アンソニー・ボイル
ジェフリー・バッチ・スミス（少年期）アダム・ブレグマン
ロバート・Q・ギルソン：パトリック・ギブソン
ロバート・Q・ギルソン（少年期）：アルビー・マーバー
クリストファー・ワイズマン：トム・グリン＝カーニー
クリストファー・ワイズマン（少年期）：タイ・テナント
サム・ホッジス二等兵：クレイグ・ロバーツ
フォークナー夫人：パム・フェリス
ヒラリー・トールキン：ジェームズ・マッカラム
ヒラリー・トールキン（少年期）：ギレルモ・ベッドワード
メイベル・トールキン：ローラ・ドネリー
スミス夫人：ジュネヴィーヴ・オライリー
ギルソン校長：オーウェン・ティール
アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2019年製作 112分
公開
北米：2019年5月10日
日本：2019年8月30日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $4,535,150
世界 $10,181,490
■ ストーリー ■
第一次大戦下、フランス、ソンム。
J・R・R/ジョン・ロナルド・ルーエル・トールキン少尉（ニコラス・ホルト）は、塹壕の中で子供の頃のことを思い出す。
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イングランド、セアホール・ミル。
未亡人となったメイベル・トールキン（ローラ・ドネリー）は、息子のJ・R・R/ジョン・ロナルド・ルーエル（ハリー・ギルビー）とヒラリー（ギレルモ・ベッドワード）を育てていた。
メイベルは、フランシス・ザビエル・モーガン神父（コルム・ミーニイ）の援助を受けていたが生活は苦しく、息子たちを連れて、神父が探してくれたバーミンガムのアパートに向かう。
新たな生活が始まり、教育熱心で愛情深いメイベルは、冒険と謎の物語を息子たちに読み聞かせる。
その後、病気になったメイベルは、帰宅する息子たちを待ちながら、椅子に座ったまま息を引き取る。
モーガン神父は、トールキンとヒラリーの法的後見人となり、裕福な女性フォークナー夫人（パム・フェリス）に2人を引き取ってもらう。
名門キング・エドワード校に通い始めたトールキンは、同級生のロバート・Q・ギルソン（アルビー・マーバー）と対立する。
ギルソン校長（オーウェン・ティール）に呼ばれた2人は、学期末まで行動を共にするよう指示される。
トールキンは、その時初めて、ロバートが校長の息子だということを知る。
その後トールキンは、フォークナー夫人に世話になる自分と同じ同じ境遇の孤児で3歳年上のエディス・ブラット（ミミ・キーン）に出会い、彼女のピアノ演奏を聴き惹かれる。
当初は反発し合うトールキンとロバートだったが、ジェフリー・バッチ・スミス（アダム・ブレグマン）やクリストファー・ワイズマン（タイ・テナント）の口添えもあり、やがて友情が芽生える。
エディスとも話をするようになったトールキンは、彼女と過ごす時間を楽しむ。
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体調不良のトールキンは、自分のことを心配するサム・ホッジス二等兵（クレイグ・ロバーツ）に、消息不明となった親友ジェフリーを何としても捜し出したいことを話す。
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トールキンら4人は、TCBS（紅茶クラブとバロビアン協会）というグループを結成し、世界を変える構想を練る。
成長したトールキンとエディス（リリー・コリンズ）の友情も続き、やがて2人に恋が芽生えるのだが・・・。
フィンランドの映画監督ドメ・カルコスキが演出し、主演はニコラス・ホルト、リリー・コリンズ、コルム・ミーニイ、デレク・ジャコビなどが共演した作品。
”指輪物語”の作者J・R・R・トールキンの半生を描く伝記映画。
J・R・R・トールキンの人生のテーマである、信仰についての表現の甘さなどが批判されたものの、彼の著書の複雑で壮大な物語の背景に、たぐいまれな言語の才能や、母親から授かった想像力があることなどが理解できる内容は興味深い。
主演のニコラス・ホルトは、主人公であるJ・R・R・トールキンを繊細に演じている。
主人公の少年期ハリー・ギルビー、主人公を愛し続けて妻となるエディス・ブラット役リリー・コリンズ、その少女期ミミ・キーン、主人公の後見人であるカトリックの司祭フランシス・ザビエル・モーガンのコルム・ミーニイ、主人公の恩師となるオックスフォード大学の比較文献学教授であるジョセフ・ライトのデレク・ジャコビ、詩人志望の主人公の親友アンソニー・ボイル、その少年期アダム・ブレグマン、当初は主人公と対立する親友パトリック・ギブソン、その少年期アルビー・マーバー、作曲家志望の主人公の親友トム・グリン＝カーニー、その少年期タイ・テナント、主人公の戦地での部下クレイグ・ロバーツ、主人公と弟を引き取り世話をする裕福な婦人パム・フェリス、主人公の弟ヒラリー・トールキン役ジェームズ・マッカラム、その少年期ギレルモ・ベッドワード、主人公の母親メイベル・トールキン役ローラ・ドネリー、主人公の親友の母親ジュネヴィーヴ・オライリー、名門キング・エドワード校の校長オーウェン・ティールなどが共演している。
