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牧草地を巡り2人の牧場主が争う中で起きた殺人事件を解決しようとする保安官の捜査を描く、監督Ｄ・ロス・レダーマン、主演バック・ジョーンズ、ジョン・ウェイン、スーザン・フレミング他共演の西部劇。 |
・西部劇
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■ スタッフ キャスト ■
監督：Ｄ・ロス・レダーマン
原作：ミルトン・クリムス
脚本：ミルトン・クリムス
撮影：ベン・クライン
編集：モーリス・ライト
出演
バック・ゴードン保安官：バック・ジョーンズ
クリント・ターナー：ジョン・ウェイン
ジュディ・ウォルトン：スーザン・フレミング
ジョン・ウォルトン：エドワード・ルセイント
ターナー：ウィル・ウォーリング 父
ハンク：ウォレス・マクドナルド
ヴァンダル：ハリー・ウッズ
ジェド・ビガーズ：フランク・オースティン
チャーリー：ジャック・カーティス（クレジットなし）
スリム：グレン・ストレンジ（クレジットなし）
アル：アル・テイラー（クレジットなし）
ジャック保安官補：ブラックジャック・ウォード（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1931年製作 64分
公開
北米：1931年12月1日
日本：不明
ストーリー ■
牧場主のジョン・ウォルトン（エドワード・ルセイント）とターナー（ウィル・ウォーリング）は、牧草地を巡り争っていた。
町の人々が参加する集会が教会で開かれ、その件が話し合われる。
保安官のバック・ゴードン保安官（バック・ジョーンズ）は、自分を育ててくれたターナーを実父のように思い、彼の息子クリント（ジョン・ウェイン）は兄弟のようにして育った。
しかしバックは、ウォルトンの土地にターナー側が侵入し、死人まで出た事態を重く見る。
バックは、牧草地の所有権はウォルトンに在ると判断し、今回の事件でこの争いを終りにすると言って、双方に警告する。
納得しないターナーは、ウォルトンをペテン師の牛泥棒呼ばわりして一触即発となるが、バックがそれを制止する。
集会は終わり、一応バックの考えを理解したクリントは、ウォルトンの娘で恋人のジュディ（スーザン・フレミング）の元に向かおうとする。
ターナー家の人間が行くのはまずいとバックに忠告されたクリントだったが、それを聞かずにウォルトン牧場に向かう。
教会を出て酒場に向かったウォルトンとターナーは、その場でも言い争いになるが、そこでもバックが両者を制止する。
ターナーは、バックの行為を許すことができず、縁を切ることを彼に伝えてその場を去る。
クリントのことが気になったバックは、ウォルトン牧場に向かう。
牧場に戻ったウォルトンは、ジュディと一緒にいたクリントから、結婚を認めてほしいと言われるものの、話を聞こうとせずに追い払う。
暫くして、ウォルトンが何者かに殺害され、それを知ったジュディは驚く。
駆け付けたバックはジュディと話し、牧童のハンク（ウォレス・マクドナルド）は、犯人はウォルトンと言い争っていたクリントだと確信する。
バックは、ハンクらがクリントを捕らえようとしたために、自分が逮捕すると言って彼らを納得させる。
ジュディと同じくクリントが無実と信じるバックだったが、法の番人として務めを果たすためにターナー家に向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
B級西部劇、アクション、冒険映画を得意とするＤ・ロス・レダーマンが監督し、主演はバック・ジョーンズ、ジョン・ウェイン、スーザン・フレミングなどが共演した作品。
牧草地を巡り2人の牧場主が争う中で起きた殺人事件を解決しようとする保安官の捜査を描く西部劇。
低予算の量産西部劇の走りと言っていい作品で、内容は単純明快で平凡ではあるが、乗馬及び追跡シーンは迫力満点で、全てが解決するラストも爽やかに描かれている。
主演のバック・ジョーンズは、牧草地を巡る牧場主の争いの間に入り、苦悩しながら殺人事件の捜査を続ける保安官を好演している。
主人公と兄弟のようにして育った、殺人の容疑をかけられる青年ジョン・ウェイン、彼と愛し合う敵対する牧場主の娘スーザン・フレミング、その父親で殺される牧場主エドワード・ルセイント、彼と牧草地の件で争う牧場主ウィル・ウォーリング、ウォルトン（エドワード・ルセイント）の牧場の牧童ウォレス・マクドナルド、事件の黒幕だったハリー・ウッズ、牛の取引業者フランク・オースティン、バーテンダーのジャック・カーティス、牧童のグレン・ストレンジ、アル・テイラー、保安官補のブラックジャック・ウォードなどが共演している。
