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聖衣を巡る信仰と裏切り! 圧倒的スケールで描くシネマスコープによる歴史劇! 監督デルマー・デイヴィス、主演ヴィクター・マチュア、スーザン・ヘイワード、マイケル・レニー、デブラ・パジェット、アン・バンクロフト、ジェイ・ロビンソン、ウィリアム・マーシャル、リチャード・イーガン、アーネスト・ボーグナイン他共演の歴史ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:デルマー・デイヴィス
製作:フランク・ロス
原作:ロイド・C・ダグラス”The Robe”
脚本:フィリップ・ダン
撮影:ミルトン・R・クラスナー
編集
ロバート・フリッチ
ドロシー・スペンサー
音楽:フランツ・ワックスマン
出演
ディミトリアス:ヴィクター・マチュア(聖衣を託される奴隷)
メッサリナ:スーザン・ヘイワード(クラウディウスの3番めの妻)
ペトロ:マイケル・レニー(キリストの教えを説く使徒)
ルシア:デブラ・パジェット(ディミトリアスの恋人)
ポーラ:アン・バンクロフト(ディミトリアスの協力者)
カリグラ:ジェイ・ロビンソン(第3代ローマ皇帝)
クラウディウス:バリー・ジョーンズ(カリグラの叔父である第4代皇帝)
グライコン:ウィリアム・マーシャル(剣闘士)
ダーダニアス:リチャード・イーガン(剣闘士)
ストラボ:アーネスト・ボーグナイン(剣闘士育成所の責任者)
カシアス:チャールズ・エヴァンズ(ローマ軍兵士)
マーセラス:リチャード・バートン(処刑される護民官「聖衣」の一場面より)
ダイアナ:ジーン・シモンズ(マーセラスを慕い共に処刑される「聖衣」の一場面より)
イエスの声:キャメロン・ミッチェル(「聖衣」の一場面より)
ヴァラス:ジョン・クリフ(クレジットなし)
マクロ:カール・デイヴィス(カリグラの親衛隊長官/クレジットなし)
奴隷の少女:カルメン・デ・ラヴァラード
侍従長:ジョージ・エルドリッジ(クレジットなし)
カエソ:エヴェレット・グラス(クレジットなし)
デキュリオン:フレッド・グラハム(クレジットなし)
元老院議員:セルマー・ジャクソン(クレジットなし)
剣闘士:ロイ・ジェンソン(クレジットなし)
陶芸家:ポール・ニューラン(クレジットなし)
踊り子:ジュリー・ニューマー(クレジットなし)
剣闘士:ウディ・ストロード(クレジットなし)
アルバス:ジェフ・ヨーク(グラディウスの護衛兵/クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1954年製作 101分
公開
北米:1954年6月16日
日本:1954年10月27日
製作費 $4,500,000
■ ストーリー ■
護民官マーセラス(リチャード・バートン)とダイアナ(ジーン・シモンズ)は、異端と反逆の罪で処刑された。
処刑を命じた皇帝カリグラ(ジェイ・ロビンソン)は、2人が死を恐れなかったことを疑問に思う・
カリグラは、叔父クラウディウス(バリー・ジョーンズ)にその件を問い、キリスト教徒が、神を信じる者に死はないと思い込んでいることを知る。
クラウディウスの3番目の妻メッサリナ(スーザン・ヘイワード)を警戒するカリグラは、彼女が何か企んでいると考える。
更にカリグラは、キリストの衣の行方を気にして、メッサリナから、ダイアナが、長身の漁師に渡すよう、衣を奴隷に託したという話を聞く。
使徒ペトロ(マイケル・レニー)は、託された衣を手にしながら、自分たちもマーセラスとダイアナと同じ道を歩み、彼らと再会することを信者に説く。
ペトロは、自分が旅の間は、何かあればディミトリアス(ヴィクター・マチュア)の元を訪ねるよう指示する。
ディミトリアスに後を任せたペトロは、衣を彼に渡して旅立つ。
カリグラの命令により、衣を捜すローマ兵の十人隊長は、ディミトリアスと惹かれ合うルシア(デブラ・パジェット)に襲いかかる。
衣を隠したディミトリアスは、ルシアを助けようとして捕らえられ、剣闘士の養成所に送られる。
そこでディミトリアスは、責任者のストラボ(アーネスト・ボーグナイン)の下で訓練を受けることになる。
そこにクラウディウスとメッサリナが現れ、その場から逃げようとしたディミトリアスは、人を傷つける気のないことを彼女に告げる。
キリスト教徒であることをメッサリナに伝えたディミトリアスだったが、翌日、強制的に闘わされることになる。
その夜、クラウディウスとメッサリナにより宴が模様され、剣闘士達には、豪華な食事とポーラ(アン・バンクロフト)ら女たちが与えられた。
ポーラと話していたディミトリアスは、挑発する剣闘士のダーダニアス(リチャード・イーガン)に殴られる。
剣闘士のグライコン(ウィリアム・マーシャル)がダーダニアスを殴り倒し、それを見たメッサリナは、彼とディミトリアスを闘わせるようストラボに指示する。
翌日、カリグラは、クラウディウスとメッサリナを従えて剣闘士を闘わせる。
信仰により人を傷つけることを拒むディミトリアスは、運がよければ2人とも助命されると言うグライコンと剣を交えるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A lavishly physical and emotionally charged 1954 CinemaScope sword-and-sandal spectacle, where Delmer Daves masterfully channels Hollywood’s grandest infrastructure into a fierce crucible of faith and betrayal, ignited by Victor Mature’s raw, muscular torque and Susan Hayward’s mesmerizingly corrupt allure.”
(惜しみない肉体性とエモーションに満ちた1954年のシネマスコープ「ソード&サンダル(史劇)」スペクタクル。デルマー・デイヴィス監督は、ビクター・マチュアの粗削りで筋肉質なトルク(推進力)とスーザン・ヘイワードの目を眩ませるほど退廃的な色気を原動力に、ハリウッド最高峰の巨大インフラを信仰と裏切りの激しい試練へと見事に調律している。)
1942年に発表された、ロイド・C・ダグラスの小説”The Robe”を基に製作された「聖衣」(1953)の続編。
「潜行者」(1947)、「折れた矢」(1950)などのデルマー・デイヴィスが監督し、主演はヴィクター・マチュア、スーザン・ヘイワード、マイケル・レニー、デブラ・パジェット、アン・バンクロフト、ジェイ・ロビンソン、ウィリアム・マーシャル、リチャード・イーガン、アーネスト・ボーグナイン他共演の歴史ドラマ。
画期的な大画面システム”シネマスコープ”が初めて導入された、記念すべき第一作「聖衣」(1953)に比べ、重厚且つ精神性の高い内容のから、市民や兵士を操る道具として、支配者が利用した”剣闘”に重点を置いた物語に変貌したものの、前作で、主人公マーセラスよりも存在感を感じさせた奴隷を演ずるヴィクター・マチュアの魅力が、更にパワーアップした内容は見応え十分だ。
前作は、シネマスコープの話題ばかりが強調され、作品自体の評価は低くかったことを受け、翌年に公開された本作は、続編として成功したばかりでなく、見方によっては、本作を評価する声も少なくない。(剣闘士の闘いは人気がある)
上記のように、マーセラスよりも存在感があったヴィクター・マチュアのさらなる熱演に加え、彼に惹かれるクラウディウスの強かな妻メッサリナ役スーザン・ヘイワードの、輝くような美しさと魅力など、他の強烈な個性の脇役陣を含めて、前作を上回るキャスティングのパワーを感じさせる。
主人公と惹かれ合う女性を魅力的に演ずる若きデブラ・パジェット、主人公に協力する女性アン・バンクロフト、傲慢な皇帝カリグラのジェイ・ロビンソン、その叔父でラストで皇帝になるクラウディウス役のバリー・ジョーンズ、主人公と共に闘う剣闘士ウィリアム・マーシャル、リチャード・イーガン、養成所の責任者アーネスト・ボーグナインなどが共演している。











