「死霊館」シリーズのスピンオフ作品。 修道院で起きた謎の自殺を調査する神父と見習い修道女に襲いかかる恐怖を描く、製作、原案ジェームズ・ワン、監督コリン・ハーディ、主演デミアン・ビチル、タイッサ・ファーミガ、ジョナ・ブロケ、ボニー・アーロンズ他共演のオカルト・ホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:コリン・ハーディ
製作
ジェームズ・ワン
ピーター・サフラン
製作総指揮
リチャード・ブレナー
ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
ゲイリー・ドーベルマン
マイケル・クリアー
トッド・ウィリアムズ
原案
ジェームズ・ワン
ゲイリー・ドーベルマン
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
撮影:マキシム・アレクサンドル
編集
ミシェル・オーラー
ケン・ブラックウェル
音楽:アベル・コジェニオウスキ
出演
アンソニー・バーク神父:デミアン・ビチル
シスター・アイリーン:タイッサ・ファーミガ
モリース”フレンチー”テリオー:ジョナ・ブロケ
ヴァラク/悪魔の修道女:ボニー・アーロンズ
シスター・ヴィクトリア:シャーロット・ホープ
シスター・オアナ:イングリット・ビス
シスター・ルース:サンドラ・テレス
シスター・クリスティーン:マニュエラ・チューカー
シスター・ジェシカ:アニー・サヴァ
シスター・アビゲイル:マリア・オブレティン
修道院長:ガブリエル・ダウニー
ダニエル:オーガスト・マトゥーロ
悪のダニエル:ジャック・フォーク
グレゴロ:ジョニー・コイン
公爵:マーク・ステガー
侯爵:ジャレッド・モーガン
パスクアーレ司教:マイケル・スマイリー
デーモン(声):ジョセフ・ビシャラ
エド・ウォーレン:パトリック・ウィルソン
ロレイン・ウォーレン:ヴェラ・ファーミガ
キャロリン・ペロン:リリ・テイラー
ドリュー・トーマス:シャノン・クック
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2018年製作 96分
公開
北米:2018年9月7日
日本:2018年9月21日
製作費 $22,000,000
北米興行収入 $117,450,120
世界 $365,551,690
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
超常現象研究家のロレイン・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)は、夫エド(パトリック・ウィルソン)の死を予知し、絵の悪魔(ヴァラク)は存在すると考える。
1952年、ルーマニア、カルタ修道院。
キリスト教の聖遺物を取りに向かったシスター・ヴィクトリア(シャーロット・ホープ)は、鍵を開けて中に入り傷ついたシスター・ジェシカ(アニー・サヴァ)から、悪魔は憑依して逃げる気なので、支配されないようにと言われ、引きずり込まれる彼女を見つめているしかなかった。
鍵を持って戻ったシスター・ヴィクトリアは神に許しを請い、ロープで首を吊って命を絶つ。
修道院に食料などを運ぶ青年モリース・テリオー(ジョナ・ブロケ)は、シスター・ヴィクトリアの死体を見つける。
ヴァチカン。
パスクアーレ司教(マイケル・スマイリー)に呼ばれたアンソニー・バーク神父(デミアン・ビチル)は、コンロイ枢機卿から、修道女が自殺した修道院の調査を任され、土地勘がある志願生が同行することになる。
ロンドン、聖ヴィンセント病院。
バークの訪問を受けたシスター・アイリーン(タイッサ・ファーミガ)は、土地勘があると聞いたと言われるものの、ルーマニアに行ったことがなかった。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「死霊館」(2013)
・「死霊館 エンフィールド事件」(2016)
・「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(2021)
・「アナベル 死霊館の人形」(2014)
・「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)
・「アナベル 死霊博物館」(2019)
・「死霊館のシスター」(2018)
・「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」(2019)
*(簡略ストー リー)
1952年、ルーマニア、ビエルタン、カルタ修道院。
修道女が自殺し、地元に住む配達人の青年フレンチーが死体を発見する。
ヴァチカンの指示を受けたアンソニー・バーク神父は、修道院の安全を確認するため、見習い修道女シスター・アイリーンを伴い、フレンチーの案内で修道院に向かう。
バークとシスター・アイリーンは、自殺した修道女が手にしていた鍵を手掛かりに、異様な雰囲気の修道院の調査を始めるのだが・・・。
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「死霊館」シリーズのスピンオフ作品であり、「死霊館 エンフィールド事件」(2016)に登場する悪魔の修道女”ヴァラク”の起源に迫る、シリーズの時系列としては最も古い時代を描いた作品。
そのため、超常現象研究家のロレイン・ウォーレンと夫エドが、本作の物語にどのように関わっているかを伝える映像が、冒頭とラストで登場する。
世界遺産にも登録されている、”トランシルヴァニア地方の要塞聖堂のある村落群”で行われたロケは、異様な雰囲気の映像を映し出すために効果を上げている。
出演者の確かな演技と恐怖感を煽る映像など見どころは多いものの、コリン・ハーディの演出とゲイリー・ドーベルマンの脚本は単調であり、批評家、一般の評価は低かった。
しかし、北米興行収入は約1億1700万ドル、全世界では約3億6600万ドルという、シリーズ最高のヒットとなった。
修道院で起きた謎の死の調査を行う神父デミアン・ビチル、その助手として恐怖体験をする修道女の見習いを好演するタイッサ・ファーミガ、彼女に惹かれながら協力する地元に住む青年ジョナ・ブロケ、悪魔の修道女/ヴァラクを演ずるボニー・アーロンズ、自殺する修道女シャーロット・ホープ、修道女のイングリット・ビス、サンドラ・テレス、マニュエラ・チューカー、アニー・サヴァ、マリア・オブレティン、修道院長ガブリエル・ダウニー、主人公の神父が悪魔祓いを行った少年オーガスト・マトゥーロ、その少年の悪魔ジャック・フォーク、主人公をヴァチカンに呼び寄せる司教マイケル・スマイリー、デーモンの声ジョセフ・ビシャラ、シリーズの主人公である超常現象研究家エド・ウォーレンのパトリック・ウィルソンとロレイン・ウォーレンのヴェラ・ファーミガ、2人に関わることになる女性リリ・テイラー、2人の助手シャノン・クックなどが共演している。