スーサイド・スクワッド Suicide Squad (2016)

ロビン殺害の共犯者であるハーレイは、アーカム精神科病院の精神科医ハーリーン・クインゼルだったが、ジョーカーに恋してしまった。

ギャングのモンスターT（コモン）を殺したジョーカーは、バットマンに追われて車ごと川に飛び込む。

同乗していたハーレイはバットマンに捕らえられ、デッドショットらと共にベル・レーヴに入れられる。

ブーメランを使う強盗ディガー・ハークネス/キャプテン・ブーメラン（ジェイ・コートニー）は、フラッシュ（エズラ・ミラー）に捕らえられた。

炎を操る男チャト・サンタナ/エル・ディアブロ（ジェイ・ヘルナンデス）は、妻子を殺してしまい自首した。

遺伝子的に爬虫類に退化したモンスターのウェイロン・ジョーンズ/キラー・クロック（アドウェール・アキノエ＝アグバエ）は、下水道で捕まる。

考古学者のジューン・ムーン（カーラ・デルヴィーニュ）は洞窟に落ち、呪いの封印を開いてしまい、最強のメタヒューマン”エンチャントレス”を解き放ってしまう。

ウォラーは、エンチャントレスの弱点である心臓を奪い、彼女を操れることをオルセンとトリヴァーに話す。

悪党集団に世界の平和を守らせることを不安に思うオルセンとトリヴァーだったが、ウォラーは、悪を従わせてその力を利用し、国家の安全を守るのが使命だと二人に伝える。

タスクフォースXを率いるのリック・フラッグ大佐（ヨエル・キナマン）は、ジューンを警護して恋仲になった。

ジューンの心臓を手に入れたウォラーは、フラッグは自分には逆らえないと言って、人類の脅威に対抗できるのはこの部隊だけだと、オルセンとトリヴァーに伝える。

ペンタゴン。
その件を会議で説明したウォラーは、凶悪犯らを世に放つ危険性を指摘される。

同席したジューンをエンチャントレスに変身させたウォラーは、紛失していた極秘資料を一瞬で彼女に見つけさせる。

元に戻ったジューンは、これ以上は無理だと言って動揺し、ウォラーの指示で、付き添っていたフラッグと共にその場を去る。

トリヴァーは、A.R.G.U.Sの下で部隊を承認することを議長に提案し、それが了承されたウォラーは感謝する。

フラッグとジューンを伴いベル・レーヴに向かったウォラーは、デッドショットの射撃の腕前を確認する。

悪党どもの部隊に不満を訴えるフラッグだったが、ウォラーに従うしかなかった。

ハーレイを救い出そうとするジョーカーは、看守長グリッグスを脅して買収する。

エンチャントレスは、ウォラーの部屋に忍び込み心臓を奪おうとする。

ミッドウェイ・シティ。
地下鉄のトイレでビジネスマンに襲い掛かったエンチャントレスは、その体を弟のインキュバスに使わせる。

エンチャントレスからジューンに戻った彼女を抱きしめるフラッグは、最悪の場合は、自分を殺してでも魔女を止めるようにと指示される。

インキュバスは、駅のホームでビジネスマンからモンスターに変身する。

ミッドウェイ・シティで起きた騒ぎを鎮めるため、タスクフォースＸは出動することになる。

命令に背いた場合に爆発する、ナノ爆弾をクビに埋め込まれたデッドショットらは移送される。

ウェイン産業。
ナノ爆弾の開発者ヴァン・クリス博士のラボを襲撃したジョーカーは、博士を捕える。

現場に向かったフラッグは、エンチャントレスに変身したジューンが逃げたことをウォラーに伝える。

弱った体をインキュバスのパワーで再生されたエンチャントレスは、心臓を奪い返すために最終兵器を造ると言われ、戦いに備える。

ミッドウェイ・シティは混乱し、”Navy SEALs”のGQ・エドワーズ（スコット・イーストウッド）らを従えたフラッグは、デッドショットらを解放し、縄を操る暗殺者クリストファー・ワイス/スリップノット（アダム・ビーチ）も加わる。

デッドショットらに首に埋め込まれたナノ爆弾のことを話したフラッグは、出撃の準備をさせる。

ウォラーから最重要人物”HVT1”を救出するようにという指令を受けたデッドショットらは、成功すれば減刑、失敗なら死ぬことを知らされる。

フラッグに何かあれば全員を殺すと言うウォラーは、常に監視しているとデッドショットらに伝える。

自分たちは”スーサイド・スクワッド”だと言うデッドショットらは、日本人の暗殺者タツ・ヤマシロ/カタナ（福原かれん）を加えて出撃する。

ハーレイは、迎えに行くというジョーカーからのメールを受け取る。

ミッドウェイ・シティ上空で被弾したヘリコプターは墜落し、ウォラーは、全員無事だと言うフラッグからの連絡を受ける。

首の爆弾はハッタリりだとスリップノットに伝えたキャプテン・ブーメランは、逃げようとする。

逃亡が失敗に終わったキャプテン・ブーメランは、スリップノットの首が吹き飛ばされたために、命令に従うしかなかった。

フラッグと部下を殺すことを考えるデッドショットは、ハーレイに協力を求め、爆弾はジョーカーが解除すると言って、皆に伝えるよう指示する。

モンスター兵と交戦したフラッグとデッドショットらは、敵を次々と倒す。

捕まったフラッグを助けたハーレイは感謝され、デッドショットが敵を全滅させる。

エンチャントレスは、そのパワーを使い住民をモンスター兵に変えていた。

目的地のビルに近づいたフラッグは、要人を救出してヘリに乗せるために、その場に近づく。

デッドショットらはビルに入り、別行動でエレベーターに乗ったハーレイは、ジョーカーからのメールを確認し、襲い掛かってきたモンスターを倒す。

再び敵と交戦になったデッドショットは、戦おうとしないディアブロを挑発する。

炎の威力を見せたディアブロは、敵を一瞬で倒す。

”要人”だったウォラーの元に向かたフラッグは、一般人をモンスター兵に変えている、エンチャントレスの監視に失敗したことを責められる。

それを知ったデッドショットの前で、その場から引き揚げようとするウォラーは部下を射殺する。

ウォラーが現れたためにハーレイらは驚き、彼女を殺すことを考えるものの、爆弾の起爆装置を見せられる。

屋上に到着したヘリが乗っ取られていることに気づいたフラッグらは、それに乗っていたジョーカーの攻撃を受ける。

クリス博士にハーレイの爆弾を解除させたジョーカーは、それを彼女に知らせてヘリに乗せようとする。

ウォラーから爆破を指示されたフラッグは、解除されていることを伝える。

ハーレイを射殺すれば娘と暮らせると言われたデッドショットは、ロープにしがみついていた彼女を狙撃する。

デッドショットから外したと言われたウォラーは、攻撃部隊にヘリの撃墜を命ずる。

ミサイルの被弾で、ハーレイは落下してビルの屋上に着地し、ヘリは墜落する。

その報告を受けたウォラーは、ジョーカーとハーレイが死んだことをデッドショットらに伝える。

到着したヘリで飛び立ったウォラーだったが、攻撃を受けて墜落し、モンスター兵に捕らえられる。

それを知ったフラッグはウォラーの救出に向かい、デッドショットらも仕方なくそれに従い、ジョーカーが死んだことで失意のハーレイもそれに加わる。

インキュバスに心臓を戻してもらったエンチャントレスは、捕えたウォラーに部隊を叩き潰すことを伝える。

墜落したヘリを調べたデッドショットは、戦いの準備をするようフラッグに指示され、その場にあったジューン/エンチャントレスの最高機密資料を見つける。

デッドショットから説明を求められたフラッグは、3日前に謎の生命体が地下鉄に現れ、魔力を持つ女エンチャントレスとその場に向かうものの、逃げられてしまったことを話す。

フラッグから協力を求められたデッドショットは、それを断りバーに向かう。

バーで皆と共に酒を飲んだデッドショットは、妻子を殺してしまったディアブロの話を聞く。

何としてもエンチャントレスを止めなければならないフラッグは、起爆装置を壊して皆に自由だと伝え、毎日届いていた娘からの手紙をデッドショットに渡す。

終わらせるとフラッグに伝えたデッドショットは、エンチャントレスの居場所に向かい、ハーレイらもそれに続く。

現場に着いたフラッグは、地下鉄に置いてきた爆弾を利用して相手を倒す方法を、デッドショットらに伝える。

GQ・エドワーズらと共にキラー・クロックが水没した地下に向かい、フラッグらは地下鉄のホームに着く。

自分たちに気づいたエンチャントレスに、幻覚を見せられたデッドショットらは、彼女に近づく。

現れたインキュバスの攻撃をかわすデッドショットらだったが、圧倒的なパワーで叩きのめされる。

姿を変えてインキュバスに立ち向かい、爆破地点に誘いこんだディアブロは、フラッグに爆破しろと伝える。

位置に着いたGQは、フラッグの命令を受けてその場を爆破し、ディアブロとインキュバスは吹き飛ぶ。

パワーを増大させたエンチャントレスは、通信衛星や秘密の軍事基地を破壊する。

エンチャントレスは、捕らえたウォラーから情報を盗んでいた。

デッドショットらに襲いかかったエンチャントレスは、一旦、姿を消すものの再び現れ、激しい戦いが繰り広げられる。

パワーで勝るエンチャントレスは、自分に従うようデッドショットらに迫る。

ジョーカーを生き返らせてほしいと伝えたハーレイは、服従を誓えば望みは叶えると言われ、近づくエンチャントレスに従うと見せかける。

剣を拾ったハーレイは、エンチャントレスに襲い掛かり心臓をえぐり出す。

フラッグから受け取った爆弾を、キラー・クロックが投げる。

それを銃で狙ったデッドショットだったが、幻覚で現れたゾーイから、撃ったら二度と会えないと言われる。

デッドショットは叫びながら銃撃し、大爆発が起きて、エンチャントレスのパワーデバイスは消滅する。

死を覚悟するエンチャントレスは、心臓を手にしながらジューンを戻せと言うフラッグに、手遅れだと伝える。

フラッグは心臓を握りつぶし、エンチャントレスは息絶える。

ジューンが無事だと知ったフラッグは、彼女を抱きしめる。

現れたウォラーから起爆装置を見せられたデッドショットは、10年の減刑を提案されるものの納得せず、娘に会わせろと伝える。

それを了承したウォラーは、10年の減刑では不満なキャプテン・ブーメラン以外の要求を聞く。

その後、フラッグの立会いの下でゾーイに会えたデッドショットは、二度と人は殺さないと約束し彼女を抱きしめる。

ベル・レーヴ。
デッドショットらは元のように拘束され、キャプテン・ブーメラン以外は、約束した要求が叶えられる。

何者かが施設を襲撃し、生きていたジョーカーはハーレイを救い出す。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

地下鉄で大事件が起き、隠ぺい工作がバレることを恐れるウォラーは、ブルース・ウェイン（ベン・アフレック）を呼び出す。

ウォラーは、バリー・アレン/フラッシュ（エズラ・ミラー）とアーサー・カリー/アクアマン（ジェイソン・モモア）の機密情報を渡し、ウェインに協力を求める。

席を立ったウェインは、自分たちが手を下す前に、タスクフォースXを解散するようにとウォラーに伝えて、その場を去る。