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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム Spider-Man: Far From Home (2019)

スタン・リースティーヴ・ディッコによる、1963年に”マーベル・コミック”で連載が開始された人気キャラクター”スパイダーマン”が活躍する実写映画の7作目で「スパイダーマン:ホームカミング」(2017)の続編。
アイアンマンを師としする高校生ピーター・パーカー/スパイダーマンが新たな脅威に立ち向かう姿を描く、監督ジョン・ワッツ、主演トム・ホランドサミュエル・L・ジャクソンジェイク・ジレンホールマリサ・トメイジョン・ファヴローゼンデイヤコビー・スマルダーズ他共演のアクション大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ワッツ
製作
ケヴィン・ファイギ
エイミー・パスカル
製作総指揮
ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
トーマス・M・ハメル
エリック・ホイサーマン・キャロル
スタン・リー
アヴィ・アラッド
マット・トルマック
原作
スパイダーマン
スタン・リー
スティーヴ・ディッコ
脚本
クリス・マッケナ
エリック・ソマーズ
撮影:マシュー・J・ロイド
編集
ダン・レーベンタール
リー・フォルソム=ボイド
音楽:マイケル・ジアッキーノ

出演
ピーター・パーカー/スパイダーマン:トム・ホランド
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
クエンティン・ベック/ミステリオ:ジェイク・ジレンホール
メイ・パーカー:マリサ・トメイ
ハロルド”ハッピー”ホーガン:ジョン・ファヴロー
ミシェル・ジョーンズ:ゼンデイヤ
ネッド・リーズ:ジェイコブ・バタロン
ユージーン”フラッシュ”トンプソン:トニー・レヴォロリ
ベティ・ブラント:アンガーリー・ライス
ブラッド・デイヴィス:レミー・ハイ
ロジャー・ハリントン:マーティン・スター
ジュリアス・デル:J・B・スムーヴ
ジェイソン・イオネッロ:ジョージ・レンデボーグJr.
マリア・ヒル:コビー・スマルダーズ
ディミトリ:ヌーマン・アチャル
J・ジョナ・ジェイムソン:J・K・シモンズ
タロス:ベン・メンデルソーン(クレジットなし)
ザック:ザック・バラック
E.D.I.T.H.(イーディス):ドーン・ミッチェル・キング
ウィリアム・ギンター・リヴァ:ピーター・ビリングスリー
グーテス・グートマン:ニコラス・グリーヴス
ヴィクトリア・スノー:クレア・ダン
ジャニス・リンカーン:クレア・ラッシュブルック
裁縫師:トニ・ガーン
フーリガン:イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ
ソレン:シャロン・ブリン

アメリカ 映画
配給 ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
2019年製作 129分
公開
北米:2019年7月2日
日本:2019年6月28日
製作費 $160,000,000
北米興行収入 $390,532,090
世界 $1,131,928,000


ストーリー
メキシコイクステンコ
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とマリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)は、不自然な嵐が起きた町を調査する。
土の巨大モンスター”エレメンタル”が出現し、そこにクエンティン・ベック(ジェイク・ジレンホール)が現れ、フューリーとヒルを救い2人スカウトされる。
ニューヨーク、ミッドタウン・ハイ・スクール。
サノスとの戦いから8ヶ月、ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)は、トニー・スタークの死を悲しんでいた。
ハロルド”ハッピー”ホーガン(ジョン・ファヴロー)は、フューリーから何度も連絡を受けていることをピーターに伝える。
ピーターは、学校のヨーロッパ研修旅行に参加するよていであり、心を寄せるミシェル・ジョーンズ(ゼンデイヤ)に告白しバカンスを楽しむために、フューリーからの連絡を無視する。
世話を焼く叔母メイ(マリサ・トメイ)と旅の準備をしたピーターは、スパイダーマン・スーツを持参せずに、友人ネッド・リーズ(ジェイコブ・バタロン)らと共にヴェネツィアに旅立つ。
そんなピーターは、ブラッド・デイヴィス(レミー・ハイ)とMJの関係が気になる。
現地に到着したピーターは、メイが荷物にスパイダーマン・スーツを入れておいてくれたことに気づく。
その後ピーターは、出現した水のエレメンタルに襲われる。
スパイダーマン・スーツをホテルに置いてきてしまったピーターは、思うように戦えない。
そこにベックが現れ、エレメンタルを倒す。
現地に着いたフューリーはパーカーに会い、彼をトニー・スターク/アイアンマンの後継者に指名し、人工知能”E.D.I.T.H.”(イーディス)が組み込まれた眼鏡を手渡す。
ピーターは、ベックから、土・水・火・風の4体のエレメンタルの侵略を知らされ、フューリーからは戦いに加わるよう要請されるものの、それを断りクラスメイトとの旅行に戻るのだが・・・。


解説 評価 感想

参考:
・「スパイダーマン」(2002)
・「スパイダーマン2」(2004)
・「スパイダーマン3」(2007)

・「アメイジング・スパイダーマン」(2012)
・「アメイジング・スパイダーマン2」(2014)

・「スパイダーマン:ホームカミング」(2017)
・「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)
・「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021)

スタン・リースティーヴ・ディッコによる”マーベル・コミック”の人気キャラクター”スパイダーマン”が活躍する実写映画の7作目。
スパイダーマン:ホームカミング」(2017)の続編であり、”マーベル・シネマティック・ユニバース/MCU”の23作目。

アイアンマンを師と仰ぐ高校生ピーター・パーカー/スパイダーマンが、ニック・フューリーの下で新たな脅威に立ち向かう姿を描くアクション大作。

北米興行収入は約3億9000万ドル、シリーズ初となる10億ドルを超す全世界で約11億ドルのメガヒットとなった。

当然ながら前作を継承する物語であり、トニー・スターク/アイアンマンの後継者として遺品(A.I.搭載眼鏡)を受け取ったピーター・パーカーが、土・水・火・風の4体のエレメンタルズと戦いながら、クエンティン・ベック/ミステリオ(ホログラムのスペシャリスト)の陰謀に巻き込まれる姿が興味深く描かれている。

全編お馴染みの、スピード感のある激しいアクションが繰り広げられ、マンネリ化しているかと思いきや、斬新なイデアで飽きさせない内容は流石だ。

主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンを演ずるトム・ホランドは、新たな敵と戦いながら、思いを寄せるMJとの関係を深める役柄を熱演し、彼を騙すクエンティン・ベック/ミステリオ役のジェイク・ジレンホールの怪演も見ものだ。

主人公を見守るニック・フューリー役を貫禄で演じ、作品に厚みを加えるサミュエル・L・ジャクソン、彼と行動を共にするマリア・ヒルのコビー・スマルダーズ、主人公の叔母マリサ・トメイ、彼女と惹かれ合う仲になる主人公の監視役ハロルド“ハッピー”ホーガンのジョン・ファヴロー、主人公との関係が進展するミシェル・ジョーンズのゼンデイヤ、主人公の親友ネッド・リーズのジェイコブ・バタロン、彼と親密になるベティ・ブラントのアンガーリー・ライス、主人公を嫌うクラスメイトのユージーン“フラッシュ”トンプソン役トニー・レヴォロリ、MJに迫るレミー・ハイ、主人公たちの引率教師マーティン・スターJ・B・スムーヴ、高校のニュースチャンネルのパーソナリティ、ジョージ・レンデボーグJr.、フューリーの部下ヌーマン・アチャル、デイリー・ビューグルの名物ニュースキャスター、J・ジョナ・ジェイムソンのJ・K・シモンズ、スクラル人の将軍タロスのベン・メンデルソーン、ミステリオのクルー、ピーター・ビリングスリーニコラス・グリーヴス、クレア・ダン、クレア・ラッシュブルックなどが共演している。


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