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轟く天地 The Thundering Herd (1933)

狩猟隊と行動を共にする恋人を救おうとする男の戦いを描く、監督ヘンリー・ハサウェイ、主演ランドルフ・スコットジュディス・アレンバスター・クラッブノア・ビアリーSr.ハリー・ケリー他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ヘンリー・ハサウェイ
製作:ハロルド・ハーレイ
原作:ゼイン・グレイ”The Thundering Herd”
脚本
ジャック・カニンガム
メリー・フラナリー
撮影:ベン・レイノルズ
音楽:カール・ハヨス

出演
トム・ドーン:ランドルフ・スコット
ミリー・フェア:ジュディス・アレン
ビル・ハッチ:バスター・クラッブ
ランドール・ジェット:ノア・ビアリーSr.
ジュード・ピルチュク:レイモンド・ハットン
ジェーン・ジェット:ブランシュ・フリデリシ
クラーク・スプラーグ:ハリー・ケリー
スマイリー:モンテ・ブルー
プルーイット:バートン・マクレーン

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1933年製作 62分
公開
北米:1933年3月1日
日本:1934年3月


ストーリー
1874年。
交易所を運営するクラーク・スプラーグ(ハリー・ケリー)に雇われているトム・ドーン(ランドルフ・スコット)は、新人のビル・ハッチ(バスター・クラッブ)に仕事を教えていた。
トムは、馬車が横転してた同僚のジュード・ピルチュク(レイモンド・ハットン)を助けるために、ビルに後を任せて馬車を降りる。
ジュードは、先住民に扮した白人に襲われ、バッファローの皮を奪われたことをトムに話す。
恋人のトムに用があり馬車を追い飛び乗ったミリー・フェア(ジュディス・アレン)は、彼が乗っていないことを知り、ビルから、義父宛の手紙を受け取りその場で降りる。
狩猟隊の責任者ランドール・ジェット(ノア・ビアリーSr.)の妻ジェーン(ブランシュ・フリデリシ)は、男たちに厳しく接して出発の準備をする。
そこに戻ったミリーは、義父のランドールに預かった手紙を渡す。
手紙を読んだランドールは、セントルイスで皮が1枚3ドルで売れたことを知り、自分の財産の半分を渡すことをミリーに伝える。
ジュードを襲ったのはランドールで、プルーイット(バートン・マクレーン)にそれを任せたのだった。
そこにプルーイットが戻り、ランドールは、襲撃の証拠となるものを燃やして処分させる。
ジュードはランドールの犯行だと疑い、トムは、結婚するつもりのミリーを救い出すことを考える。
ミリーに会ったトムは、結婚することを約束して夜、会うことになり、結婚することをスプラーグとジュードに伝える。
ランドールは、ミリーを幌馬車に閉じ込めて出発する。
牧師を連れてその場に向かったトムは、ランドールらがミリーを連れて出発したことを知り、彼女を救うために狩猟隊を追うのだが・・・。


解説 評価 感想
1925年に発表された、ゼイン・グレイの小説”The Thundering Herd”を基に製作された作品。

狩猟隊と行動を共にする恋人を救おうとする男の戦いを描く西部劇。

トーキー映画黎明期にして、バッファローの暴走や先住民との戦いが迫力ある映像で描かれた、完成度の高い作品であり、ヘンリー・ハサウェイの力強い演出が見どころの作品。

主演のランドルフ・スコットは、恋人を救い出すために、悪党に敢然と立ち向かう青年を熱演している。

主人公と愛し合うヒロインのジュディス・アレン、主人公の同僚バスター・クラッブ、狩猟隊のリーダーで悪党のノア・ビアリーSr.、その妻ブランシュ・フリデリシ、主人公の同僚レイモンド・ハットン、主人公らを雇う交易所の運営者ハリー・ケリー、その友人で同業者のモンテ・ブルー、狩猟隊の悪党バートン・マクレーンなどが共演している。


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