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青年医師の挫折と成長を描く、製作、監督スタンリー・クレイマー、主演オリヴィア・デ・ハヴィランド、ロバート・ミッチャム、フランク・シナトラ、グロリア・グレアム、ブロデリック・クロフォード、チャールズ・ビックフォード、ロン・チェイニーJr.、リー・マーヴィン他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:スタンリー・クレイマー
製作:スタンリー・クレイマー
原作:モートン・トンプソン”Not as a Stranger”
脚本
エドナ・アンハルト
エドワード・アンハルト
撮影:フランツ・プラナー
編集:フレデリック・クヌートソン
音楽:ジョージ・アンタイル
出演
クリスティーナ・ヘドヴィグソン:オリヴィア・デ・ハヴィランド(ルーカスと結婚する看護師)
ルーカス・マーシュ医師:ロバート・ミッチャム(クリスティーナと結婚する医師)
アルフレッド・ブーン医師:フランク・シナトラ(ルーカスの友人である医師)
ハリエット・ラング:グロリア・グレアム(ルーカスと関係を持つ富豪の女性)
アーロンズ医師:ブロデリック・クロフォード(ルーカスの恩師)
デイヴ・W・ランクルマン医師:チャールズ・ビックフォード(ルーカスが赴任する病院の医師)
クレム・スナイダー医師:マイロン・マコーミック(ルーカスが赴任する病院の院長)
ジョブ・マーシュ:ロン・チェイニーJr.(ルーカスの父親)
ベン・コスグローブ:ジェシー・ホワイト(ハリエットの男友達である弁護士)
オーリー:ハリー・モーガン(クリスティーナの同居人)
ブルーニ:ヴァージニア・クリスティン(オーリー妻)
ブランデージ:リー・マーヴィン(ルーカスの友人である医学生)
フェリス夫人:イヴ・マクヴェイ(ルーカスの患者)
オデル看護師:メイ・クラーク(ルーカスが赴任する病院の看護師)
ディートリッヒ医師:ウィット・ビッセル(ルーカスが反発する医師)
トンプソン:ジェリー・パリス(クレジットなし)
グリーンビル:ナンシー・カルプ(患者/クレジットなし)
チャーリー:ロバート・ベイリー(患者/クレジットなし)
ペイトン夫人:ガートルード・ホフマン(クレジットなし)
バーク:ポール・ギルフォイル(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1955年製作 135分
公開
北米:1955年6月28日
日本:1955年11月8日
製作費 $1,500,000
■ アカデミー賞 ■
第28回アカデミー賞
・ノミネート
録音賞
■ ストーリー ■
アーロンズ医師(ブロデリック・クロフォード)は、医学生のルーカス・マーシュ(ロバート・ミッチャム)、アルフレッド・ブーン(フランク・シナトラ)、ブランデージ(リー・マーヴィン)らの前で、7時間前まで生きていた人物の死因を特定するために、遺体の解剖を始める。
ルーカスは、幼い頃から医師になることを夢見てきた優秀で真面目な医学生で、母親は亡くなり、アルコール依存症の父親ジョブ(ロン・チェイニーJr.)とは疎遠だった。
看護師のクリスティーナ・ヘドヴィグソン(オリヴィア・デ・ハヴィランド)は、親しくするルーカスが、体格のわりにランチの量がすくないことを気にする。
ルーカスは、母が遺してくれた財産を父ジョブが使ってしまい、学費を払うことに苦労し、度々、金を借りているアルフレッドにも頼めなくなっていた。
400ドルの学費が必要なルーカスは、恩師のアーロンズに泣きつき、75ドルの小切手を受け取る。
会計課に向かったルーカスは、残金を30日以内に払わなければ退学だと言われ、何とかしようとする。
ルーカスとアルフレッドは、クリスティーナに誘われて、彼女の同居人オーリー(ハリー・モーガン)と妻ブルーニ(ヴァージニア・クリスティン)と共に食事をする。
その後、ローンの審査も通らないルーカスは、年上で生活が安定しているクリスティーナをデートに誘い、愛していることを伝える。
何度かクリスティーナとデートしたルーカスは、彼女にプロポーズする。
学費の問題を口にしたルーカスは、援助すると言うクリスティーナの厚意を嬉しく思う。
クリスティーナと結婚することをアルフレッドに話したルーカスは、それに反対する彼から、学費のために結婚するつもりかと訊かれ、その通りだと答える。
クリスティーナを騙すことになると言うアルフレッドから非難されたルーカスだったが、今考えられる方法はそれしかなかった・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Marking Stanley Kramer’s powerful directorial debut, Not as a Stranger presents a compelling medical drama where Robert Mitchum’s coldly ambitious doctor must confront his own human flaws alongside Olivia de Havilland and Frank Sinatra.”
(スタンリー・クレイマーの力強い監督デビュー作となった『見知らぬ人でなく』は、ロバート・ミッチャム演じる冷徹な野心家医師が、オリヴィア・デ・ハヴィランドやフランク・シナトラとの共演のもと、自分自身の人間的な欠陥と向き合わねばならない姿を描いた見応えのある医療ドラマである。)
1954年に発表された、モートン・トンプソン”Not as a Stranger”の小説を基に製作された作品。
「チャンピオン」(1949)、「セールスマンの死」(1951)、「真昼の決闘」(1952)などの製作で知られるスタンリー・クレイマーが製作を兼ねた初監督作品。
主演はオリヴィア・デ・ハヴィランド、ロバート・ミッチャム、フランク・シナトラ、グロリア・グレアム、ブロデリック・クロフォード、チャールズ・ビックフォード、ロン・チェイニーJr.、リー・マーヴィン他共演のドラマ。
医師になることを夢見て理想の人生を歩もうとする青年の、それを達成させるための様々な思惑と共に、人間としての未熟さと成長を描く、社会派らしいリアリズムを追及した、人間の内面を鋭く描くスタンリー・クレイマーの演出手腕が見どころの作品。
第28回アカデミー賞では、録音賞にノミネートされた。
ファーストクレジットは、婚期を逃した看護師を好演するオリヴィア・デ・ハヴィランドではあるが、物語の主人公は、彼女を夢の実現に利用してしまう青年医師を演ずるロバート・ミッチャムであり、医療現場で様々なことを経験しながら、葛藤し成長していく人物を見事に演じている。
ルーカス(ロバート・ミッチャム)の親友である医師のフランク・シナトラ、ルーカスと関係する裕福で魅力的な女性グロリア・グレアム、ルーカスの恩師ブロデリック・クロフォード、ルーカスの赴任先の病院の医師で、人間味あふれる役柄が印象的なチャールズ・ビックフォード、ルーカスの父親ロン・チェイニーJr.、ルーカスの友人である医学生リー・マーヴィンなどが共演している。











