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内部告発の代理人と企業との攻防を描く、製作、監督デヴィッド・マッケンジー、主演リズ・アーメッド、リリー・ジェームズ、サム・ワーシントン、ウィラ・フィッツジェラルド他共演のスリラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・マッケンジー
製作
ジリアン・バーリー
ベイジル・イヴァニク
テディ・シュウォーツマン
デヴィッド・マッケンジー
脚本:ジャスティン・パイアセッキ
撮影:ジャイルズ・ナットゲンズ
編集:マット・メイヤー
音楽:トニー・ドゥーガン
出演
アッシュ:リズ・アーメッド(内部告発の代理人)
サラ・グラント:リリー・ジェームズ(アッシュに代理人を依頼する告発者)
スティーヴ・ドーソン:サム・ワーシントン(告発文書を回収しようとするグループ)
ロゼッティ:ウィラ・フィッツジェラルド(ドーソンの仲間)
ライアン:ジャレッド・エイブラハムソン(ドーソンの仲間)
リー:パン・バンドゥ(ドーソンの仲間)
ウォッシュ:エイサ・デイヴィス(アッシュと親しくなるアルコール依存症の警官)
ホフマン:マシュー・マーハー(アッシュに代理人を依頼する告発者)
モレル:セス・バリッシュ(弁護士)
マクヴィー:ヴィクター・ガーバー(ホフマンの件でアッシュと交渉する企業のCEO)
アメリカ 映画
配給 Bleecker Street
2024年製作 112分
公開
北米:2025年8月22日
日本:未公開
北米興行収入 $3,164,480
世界 $4,657,820
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
オプティモ社の元従業員ホフマン(マシュー・マーハー)は、同社を不利な立場に追い込む報告書を所持していた。
カフェでオプティモのCEOマクヴィー(ヴィクター・ガーバー)に会ったホフマンは、その報告書を手元に置きながら、代理人がコピーを保管しているので、尾行や襲われた場合はそれが当局に渡ることを伝える。
報告書を受け取りチェックしたマクヴィーは、その場を去る。
作業員に扮してその場に居たホフマンの代理人アッシュ(リズ・アーメッド)は、ホフマンを尾行して、彼が無事に列車に乗るのを確認する。
その後アッシュは、ニューアークの倉庫に、ホフマンの報告書のコピーを保管し、彼からの連絡を受け、報酬が所定の場所に送られたことを知る。
サイボ・セメンティス・リサーチ社の科学者サラ・グラント(リリー・ジェームズ)は、研究所から持ち出した文書の件を弁護士のモレル(セス・バリッシュ)に相談する。
その文書は、サイボ・セメンティスが、小麦の遺伝子組み換えに似た、健康被害の懸念を証明するものだった。
上司にその件を相談したサラは結局、解雇され、嫌がらせを受ける日々が続いていた。
コピーを持ち出したことを話すサラは、今回のような件は扱っていないと言う弁護士に、内部告発ではなく、それを返却し口外しないと約束し、人生をやり直したいと伝えて助けを求める。
モレルは、面識はなく性別も不明だという人物に連絡することを提案し、サラにメモを渡す。
サラからのメッセージを聴いたアッシュは、彼女のことを調べ経歴などを知る。
準備を整えたアッシュは、聴覚障害者用の通信リレーサービスを使い、身元を明かさずにサラと連絡を取るのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Powered by Riz Ahmed’s intensely restrained performance, Relay is a razor-sharp, tension-filled corporate thriller that ingeniously utilizes a specialized telecommunications service as a cloak for high-stakes whistleblowing.”
(リズ・アーメッドの圧倒的に抑え込まれた静かな熱演によって推進される『リレー:声なき仲介者』は、企業の内部告発をめぐる高リスクな駆け引きの隠れみのとして特殊な電話通話サービスを巧みに利用した、剃刀のように鋭く緊張感に満ちたサスペンス・スリラーである。)
「アサイラム/閉鎖病棟」(2005)、「名もなき塀の中の王」(2013)などのデヴィッド・マッケンジーが製作を兼ねて監督し、主演はリズ・アーメッド、リリー・ジェームズ、サム・ワーシントン、ウィラ・フィッツジェラルド他共演のスリラー。
自らのアイデンティティを隠し徹底したシステム化により闇に暗躍する、主人公の生き様が映し出される序盤が実に興味深く、ドラマに引き込まれる。
聴覚障害者用の通信リレーサービスを巧みに使う主人公が、中盤まで一言もセリフを発しないまま、ドラマが急展開していくスリリングな内容と、デヴィッド・マッケンジーの無駄のないシャープな演出が冴える。
終盤にかけて、まったく隙のなかった主人公に焦りが見える展開は捻りが合って面白いが、主人公が不利な立場となって終わるような気はしないので、クライマックスのどんでん返しはやや余計な演出だったようにも思える。
主演のリズ・アーメッドは、正体を隠しながら企業告発の代理人として闇に生きる男を見事に演じている。
主人公に代理人を依頼するものの・・・実は意外な人物だと分かるリリー・ジェームズ、告発文書を回収しようとするグループのサム・ワーシントン、その仲間ウィラ・フィッツジェラルドなどが共演している。











