”DCコミックス”の”アクアマン”を原作にした”DCエクステンデッド・ユニバース”の第6作品目。 地上の征服を狙う海底王国アトランティスに立ち向かう王国の血を引くアクアマンの活躍を描く、監督ジェームズ・ワン、主演ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ニコール・キッドマン、テムエラ・モリソン他共演のアクション・アドベンチャー。 |
・アンバー・ハード / Amber Heard / Pinterest
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■ スタッフ キャスト ■
監督:ジェームズ・ワン
製作
ピーター・サフラン
ロブ・コーワン
製作総指揮
デボラ・スナイダー
ザック・スナイダー
ジョン・バーグ
ジェフ・ジョンズ
ウォルター・ハマダ
原作:( DCコミックス/キャラクター)
ポール・ノリス
モート・ワイジンガー
原案
ジェフ・ジョンズ
ジェームズ・ワン
ウィル・ビール
脚本
デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
ウィル・ビール
撮影:ドン・バージェス
編集:カーク・モッリ
音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
出演
アーサー・カリー/アクアマン:ジェイソン・モモア
アーサー・カリー(3歳):タイヌ/テイモア・カークウッド
アーサー・カリー(9歳):カーン・グールダー
アーサー・カリー(13歳):オーティス・ダンジ
アーサー・カリー(16歳):ケコア・ケクマ
メラ・ゼベラ・チャラ王女:アンバー・ハード
ヌイディス・バルコ:ウィレム・デフォー
オーム・マリウス王/オーシャンマスター:パトリック・ウィルソン
ネレウス王:ドルフ・ラングレン
デヴィッド・ケイン/ブラックマンタ:ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
マーク大佐:ルーディ・リン
トーマス・カリー:テムエラ・モリソン
アトランナ:ニコール・キッドマン
スティーヴン・シン博士:ランドール・パーク
アトラン王:グレアム・マクタヴィッシュ
ジェシー・ケイン:マイケル・ビーチ
カーゴ・パイロット:リー・ワネル
カラゼン:ジュリー・アンドリュース(声)
ブライン王:ジョン・リス=デイヴィス(声)
リクー王:ジャイモン・フンスー(声)
バイカー:ルーク・オーウェン
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2018年製作 143分
公開
北米:2018年12月21日
日本:2019年2月8日
製作費 $160,000,000
北米興行収入 $335,061,810
世界 $1,148,485,890
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1985年、メイン州。
灯台守のトーマス・カリー(テムエラ・モリソン)は、嵐の中、岸に打ち上げられた女性(ニコール・キッドマン)を助ける。
女性を家に運んだトーマスは、意識が戻った彼女に襲われ、助けた理由を話す。
脇腹に傷を負っていた女性は、再び意識を失う。
ソファで目覚めた女性は目の前の金魚を食べてしまい、優しくしてくれるトーマスから誰なのかと訊かれ、海底王国アトランティスの女王アトランナだ答える。
政略結婚から逃げて来たアトランナはトーマスと愛し合うようになり、2人に男の子が産まれ、アーサーと名付ける。
3歳になったアーサー(タイヌ/テイモア・カークウッド)にアトランティスや矛の話を聞かせていたアトランナは、襲撃に遭う。
壁を破壊して現れたアトランティスの兵士から、王の命令により連行すると言われたアトランナは、アーサーをトーマスに任せて、矛を手にして戦う。
兵士を倒したアトランナは、再び襲われるとトーマスに話し、アーサーを守るために海に戻ろうとする。
平和が訪れたら日の出の時に必ず戻るとトーマスに伝えたアトランナは、桟橋から海に飛び込む。
マサチューセッツ州、ボストン水族館。
学校の課外学習に参加した9歳になったアーサー(カーン・グールダー)は、魚と会話をしたために、他の生徒にからかわれる。
その様子を見たサメは、水槽のガラスに衝突する。
集まってきた魚たちはアーサーに敬意を払い、その場にいた人々は彼を見て驚く。
現在。
海賊のデヴィッド・ケイン/ブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)は、リーダーの父ジェシー(マイケル・ビーチ)らと共にロシアの”アクラ型原子力潜水艦”を襲い艦長らを殺し、魚雷室に他の乗組員が閉じこもっていることを知る。
潜水艦を占拠したデヴィッドは、ジェシーから、父から受け継いだ剣を渡される。
衝撃と共に襲撃を確認したデヴィッドらは、それが人間であることを知る。
潜水艦を海面に浮上させたアクアマン/アーサー(ジェイソン・モモア)は、海賊を次々と倒し、隠れていた乗組員を助ける。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「マン・オブ・スティール」(2013)
・「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)
・「スーサイド・スクワッド」(2016)
・「ワンダーウーマン」(2017)
・「ジャスティス・リーグ」(2017)
・「アクアマン」(2018)
・「シャザム!」(2019)
・「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」(2020)
・「ワンダーウーマン 1984」(2020)
・「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」(2021)
・「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」(2021)
・「ブラックアダム」(2022)
・「シャザム!〜神々の怒り〜」(2023)
・「ザ・フラッシュ」(2023)
・「ブルービートル」(2023)
・「アクアマン/失われた王国」(2023)
*(簡略ストー リー)
1985年、メイン州。
灯台守のトーマスは、政略結婚から逃げて来た底王国アトランティスの女王アトランナを助ける。
愛が芽生えた2人には息子が産まれ、アーサーと名付けられる。
アトランティスの兵士に襲われたアトランナは撃退するものの、トーマスとアーサーを守るために王国に戻る。
成長して人々を助けるアクアマンとなったアーサーは、海底国ゼベルの王女メラから、アトランティスの王で異父弟オームが地上を征服しようとする考えを知らされる。
母を奪ったアトランティスの王になることを拒むアーサーは、メラに説得され、オームの謀略に立ち向かおうとするのだが・・・。
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”DCコミックス”の”アクアマン”を原作にした”DCエクステンデッド・ユニバース”の第6作品目。
主にホラー作品を手掛けているジェームズ・ワンが、「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015)に続きアクションに挑戦して話題になった作品。
地上と海底を行き交う主人公の冒険と、生きる世界が違う親子、兄弟も絡んだ複雑な関係が描かれているドラマでもある。
斬新で美しく迫力ある海中の映像は見もので、ファンタジックでもある古風な物語とSF的な物語のマッチングも興味深い。
製作費に1億6000万ドルかけた超大作であり、北米興行収入は約3億3500万ドル、全世界では約11億4900万ドルという、予想をはるかに上回るメガヒットとなった。
主演のジェイソン・モモアは、自慢の巨体を生かして野性味ある主人公アーサー・カリー/アクアマンを見事に演じ、彼をサポートして愛も芽生える、海底国ゼベルのメラ王女を演ずるアンバー・ハードの熱演も見ものだ。
アーサー・カリー(3歳)のタイヌ/テイモア・カークウッド、9歳のカーン・グールダー、13歳オーティス・ダンジ、16歳のケコア・ケクマ、アーサーを信頼するアトランティス王の参謀ヌイディス・バルコのウィレム・デフォー、異父兄アーサーを倒し地上を征服しようとするアトランティス王オーム・マリウス/オーシャンマスターのパトリック・ウィルソン、彼に協力するメラの父で海底国ゼベルのネレウス王役ドルフ・ラングレン、アクアマンに父(マイケル・ビーチ)を殺されたと思い復讐を誓う海賊デヴィッド・ケイン/ブラックマンタのヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、アトランティスの軍司令官マーク大佐のルーディ・リン、主人公の父親で灯台守のトーマス・カリー役テムエラ・モリソン、その妻となるアトランティスの女王アトランナ役ニコール・キッドマン、アトランティスの存在を信じる科学者スティーヴン・シン博士のランドール・パーク、アトランティスの初代王アトランのグレアム・マクタヴィッシュ、ジェームズ・ワンの盟友であるカーゴ・パイロット役のリー・ワネル、アトランティスの伝説の怪物カラゼン(声)のジュリー・アンドリュース、甲殻王国のブライン王(声)ジョン・リス=デイヴィス、魚人王国のリクー王(声)ジャイモン・フンスーなどが共演している。