4219 Movies

巴里のアメリカ人 An American in Paris (1951)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

パリへの想いをこめた、ジョージ・ガーシュウィン作曲の同名曲をメインに、数多くの彼の名曲を随所に使い、それまでのミュージカルの常識を覆すモダン・バレエを取り入れた斬新さなど、製作アーサー・フリード、監督ヴィンセント・ミネリ、振付、主演ジーン・ケリーレスリー・キャロンオスカー・レヴァントニナ・フォックジョルジュ・ゲタリー共演による、ハリウッド映画史上に残るミュージカルの金字塔。


ミュージカル

ジーン・ケリー / Gene Kelly / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ヴィンセント・ミネリ
製作:アーサー・フリード

脚本:アラン・ジェイ・ラーナー
撮影
アルフレッド・ギルクス

ジョン・アルトン(バレエ)
編集:エイロリアン・フェイザン

美術・装置
セドリック・ギボンズ
E・プレストン・エイムズ
エドウィン・B・ウィリス
F・キーオー・グレーソン
衣装デザイン
オリー=ケリー

ウォルター・プランケット
アイリーン・シャラフ
音楽
ソウル・チャップリン
ジョニー・グリーン

作曲:ジョージ・ガーシュウィン
作詞:アイラ・ガーシュウィン

振付:ジーン・ケリー

出演
ジェリー・マリガン:ジーン・ケリー
リズ・ブーヴィエ:レスリー・キャロン
アダム・クック:オスカー・レヴァント
ミロ・ロバーツ:ニナ・フォック
アンリ・ボーレル:ジョルジュ・ゲタリー
トミー・ボールドウィン:ハイデン・ローク

アメリカ 映画
配給 MGM
1951年製作 113分
公開
北米:1951年10月4日
日本:1952年5月17日
製作費 $2,723,903
北米興行収入 $4,500,000


アカデミー賞 ■
第24回アカデミー賞
・受賞
作品・脚本・撮影(カラー)・作曲(ミュージカル)
美術(カラー)・衣装デザイン賞(カラー)
・ノミネート
監督・編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
第二次世界大戦後、ヨーロッパに駐留していたアメリカ兵ジェリー・モリガン(ジーン・ケリー)は、画家として成功することを夢見てパリに残り暮らしていた。

安アパートに住むジェリーは、上の階の、リサイタルを開いたこともない売れない、ピアニスト、アダム・クック(オスカー・レヴァント)と親交を深めていた。

アダムの友人アンリ・ボーレル(ジョルジュ・ゲタリー)は、ステージ歌手として大成功している、気立てのよい青年だった。

アンリは、香水店で働く若い恋人リズ・ブーヴィエ(レスリー・キャロン)をアダムに自慢する。

アパートの階下のカフェで、ジェリーはアダムにアンリを紹介され、意気投合する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
第二次世界大戦後、ヨーロッパに駐留していたアメリカ兵ジェリー・モリガンは、画家として成功することを夢見てパリに滞在していた。
ジェリーは、同じアパートに住む、売れないピアニストのアダムと親交を深めていた。
ジェリーは、ステージ歌手として成功し、香水店で働く恋人リズとの幸せを手にしている、アダムの友人アンリを紹介される。
その後、いつものようにモンマルトルで絵を広げていたジェリーは、アメリカ人富豪婦人ミロに絵を気に入られ、パーティーに招待される。
しかし、ジェリーは、ミロが自分を誘っていることに気づき、絵の代金を返して立ち去ろうとする。
ミロは、ジェリーの作品と才能に惹かれ、援助したいことを正直に伝え、彼もそれを理解する。
その後ジェリーは、ミロと共に向かったカフェで、ある若い女性リズに心を奪われてしまう・・・。
__________

抑えた色彩デザインの背景、また美術セットとダンスが、スクリーンの中で効果的に一体化する、斬新なヴィンセント・ミネリの演出は、まるで芸術作品のような素晴らしさだ。

市民の抵抗により、東京やベルリンのような戦争での破壊を免れた、パリ市内のロケも実に美しい。

1993年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

第24回アカデミー賞では、作品賞をはじめ8部門にノミネートされ、作品、脚本、撮影(カラー)、作曲(ミュージカル)、美術(カラー)、衣装デザイン賞(カラー)の6部門を受賞した。
・ノミネート
監督・編集賞

製作者のアーサー・フリードアーヴィング・タルバーグ賞を、ジーン・ケリーが名誉賞を、それぞれ長年の功績を称えられて受賞した。

本作において贈られたわけではないが、多大な功績によりアカデミー名誉賞を受賞し、振付を担当したジーン・ケリーの、見事なダンスは秀逸だ。

特に、
画家である主人公が、デュフィルノワールユトリロロートレック等の名画をバックにして、悲しく物思いにふける、ラストの17分弱の幻想シーンのバレエは圧巻だ。

美人ではないが、バレリーナとしての公演中にジーン・ケリーに見出されたレスリー・キャロンの、バレエをふんだんに取り入れた、しなやかなダンスも美しい。

ジョージ・ガーシュウィンの親友で、にがむしを噛み潰したような表情も印象的な、オスカー・レヴァントの怪演も光る。

売れないピアニストのレヴァントが、一人で何役もこなす成功を思い描くシーンは実に楽しい。
彼の親友であった、ジョージ・ガーシュウィンへの敬意も込めているとも言える。

十戒」(1956)でエジプト王女、「スパルタカス」(1960)ではローマ貴族を演じ、貴婦人役がよく似合う、まだ20代とは思えない大人の魅力を感じさせるニナ・フォックのパトロンぶりや、気のいいステージ歌手ジョルジュ・ゲタリーの爽やかな演技も注目だ。


Translate / 翻訳
Scroll Up
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2020