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ハムレット Hamlet (1948)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

1599~1601年に書かれたとされる、ウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇のうちの同名戯曲の映画化。
イギリス、そして20世紀を代表する名優でありシェイクスピア役者のローレンス・オリヴィエが、自らの製作、監督、主演で映画化した、ジーン・シモンズアイリーン・ハーリーベイジル・シドニーアンソニー・クエイルピーター・カッシングジョン・ギールグッドクリストファー・リー共演による、映画史上に残る文芸ドラマの傑作。


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:ローレンス・オリヴィエ
製作総指揮:ローレンス・オリヴィエ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
撮影:デズモンド・ディキンソン
編集:ヘルガ・クランストン
美術
ロジャー・K・ファース

カーメン・ディロン
衣裳:エリザベス・ヘニングス
音楽:ウィリアム・ウォルトン

出演
ハムレット:ローレンス・オリヴィエ

オフィーリア:ジーン・シモンズ
ガートルード:アイリーン・ハーリー
クローディアス:ベイジル・シドニー
ホレイショー:ノーマン・ウーランド
ポローニアス:フェリックス・エイルマー
レアティーズ:テレンス・モーガン
フランシスコ:ジョン・ローリー
バーナード:エスモンド・ナイト
マーセラス:アンソニー・クエイル
オズリック:ピーター・カッシング
亡霊の声:ジョン・ギールグッド
墓掘り人:スタンリー・ホロウェイ
兵士:クリストファー・リー

イギリス 映画
配給 Rank Film Distributors Ltd.

1948年製作 155分
公開
イギリス:1948年5月4日
北米:1948年9月29日
日本:1949年9月27日
製作費 £500,000


アカデミー賞 ■
第21回アカデミー賞
・受賞
作品
主演男優(ローレンス・オリヴィエ)
美術(白黒)・衣装デザイン(白黒)
・ノミネート
監督
助演女優(ジーン・シモンズ)
音楽賞(ドラマ・コメディ)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
デンマークエルシノア
王子ハムレット(ローレンス・オリヴィエ)の友人ホレイショー(ノーマン・ウーランド)は、兵士のフランシスコ(ジョン・ローリー)と見張りを交代したバーナード(エスモンド・ナイト)とマーセラス(アンソニー・クエイル)と共に、城壁に現れるという、亡くなった先王の亡霊を確認しようとする。

そこに、その夜も亡霊は現れ、質問を始めたホレイショーだったが、亡霊は姿を消す。

ホレイショーは、この件をハムレットに報告しようとする。

城の大ホールでは、蛇に噛まれて死亡した先王ハムレットの弟クローディアス(ベイジル・シドニー)と、ガートルード前王妃(アイリーン・ハーリー)との、結婚の祝いが行われていた。

一人憂鬱な表情のハムレットだったが、クローディアスは、嘆き悲しむ彼に自分を父と思い、右腕として仕えるよう、ガートルード共に彼を説得する。
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解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
デンマークエルシノア
毒蛇に噛まれて亡くなった、父王の死を悲しむ王子ハムレットは、現王の叔父クローディアスが、前王妃で母のガートルードと、先王の死から一月で結婚したことを、おぞましい行ないだと考えて憂鬱な日々を送る。
そんなハムレットは、城壁に現れるという父王の亡霊を、友人ホレイショーと確認して、父が弟クローディアスに毒殺されたことを告げられ復讐を誓う。
侍従長ポローニアスは、娘のオフィーリアへのハムレットからの恋文を読み、彼が狂気の末にした行動であることを王と王妃に告げる。
それを盗み聞きしていたハムレットは、狂気を装い、自分に探りを入れることをポローニアスから命ぜられたオフィーリアを無下に扱う。
その後ハムレットは、父王暗殺の証拠をつかむために、現れた旅役者一座に芝居をさせて、クローディアスの企みを暴こうとする・・・。
__________

多くのシェイクスピア作品、または映画化作の中でも、最高峰と言える金字塔的な作品でもある。

ローレンス・オリヴィエにとっては「ヘンリィ五世」(1944)に次ぐシェイクスピア作品で、おとぎ話のような総天然色の美しい映像が印象的だった同作とは違い、落ち着いた雰囲気のモノクロ映像は、重々しい内容の悲劇を格調高く映し出す見事なものとなっている。

オリヴィエ自身の、全編に渡る力強い演技や演出は秀逸で、上記の映像を生かした、各シークエンスをつなぐシーンの斬新なカメラワーク、舞台となるエルシノアのセット、衣装なども素晴らしい。

第21回アカデミー賞では、作品、主演男優(ローレンス・オリヴィエ)、美術(白黒)、衣装デザイン(白黒)を受賞した。
・ノミネート
監督
助演女優(ジーン・シモンズ)
音楽賞(ドラマ・コメディ)

40歳にして、既に最高の演技者と認められる存在であったローレンス・オリヴィエは、全身全霊を捧げる渾身の演技で他を圧倒し、その存在感は、人間を超越しているようにも思えるほどだ。

悲劇のヒロイン、オフィーリアを演ずる、既に出演作はあったものの初々しさを感じる、撮影当時まだ10代のジーン・シモンズ、主人公の母親ガートルード役ではあるが、実はローレンス・オリヴィエよりも10歳以上若い(29歳)、それ故に美しさが際立つアイリーン・ハーリー、先王の暗殺者現王クローディアスのベイジル・シドニー、主人公の友人であるホレイショーのノーマン・ウーランド、侍従長ポローニアスのフェリックス・エイルマー、その息子レアティーズのテレンス・モーガン、兵士ジョン・ローリーエスモンド・ナイトアンソニー・クエイルクリストファー・リー、伝達人ピーター・カッシング、亡霊の声のジョン・ギールグッド、墓掘り人のスタンリー・ホロウェイなど、イギリス映画界の当時の名優、または、その後に活躍する役者が揃えているところも注目だ。


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