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人気テレビ・シリーズ「スパイ大作戦」を基に製作された、トム・クルーズが製作、主演を兼ねる人気シリーズ第7作。 人類を滅ぼす可能性がある新兵器を追うIMFエージェントの活躍を描く、製作、監督、脚本クリストファー・マッカリー、製作、主演トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス他共演のスパイ・アクション。 |
・トム・クルーズ / Tom Cruise 作品一覧
・トム・クルーズ / Tom Cruise / Pinterest
・レベッカ・ファーガソン / Rebecca Ferguson / Pinterest
・ヴァネッサ・カービー / Vanessa Kirby / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:クリストファー・マッカリー
製作
トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
製作総指揮
デヴィッド・エリソン
デイナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー
トミー・ゴームリー
原作:ブルース・ゲラー(キャラクター)
脚本
クリストファー・マッカリー
エリック・ジェンドレセン
撮影:フレイザー・タガート
編集:エディ・ハミルトン
音楽:ローン・バルフ
出演
イーサン・ハント:トム・クルーズ
グレース:ヘイリー・アトウェル
ルーサー・スティッケル:ヴィング・レイムス
ベンジー・ダン:サイモン・ペッグ
イルサ・ファウスト:レベッカ・ファーガソン
ホワイト・ウィドウ/アラナ・ミツォポリス:ヴァネッサ・カービー
ガブリエル:イーサイ・モラレス
パリス:ポム・クレメンティエフ
マリー:マリエラ・ガリガ
ユージーン・キトリッジ:ヘンリー・ツェニー
ジャスパー・ブリッグス:シェー・ウィガム
デンリンガー:ケイリー・エルウィス
テオ・ドガ:グレッグ・ターザン・デイヴィス
ゾラ・ミツォポリス:フレデリック・シュミット
サーリング国防長官:ホルト・マッキャラニー
NRO代表:チャールズ・パーネル
JSOC代表:ロブ・ディレイニー
DIA代表:インディラ・ヴァルマ
NSA代表:マーク・ゲイティス
潜水艦艦長:マルチン・ドロチンスキ
潜水艦副艦長:イヴァン・イヴァシュキン
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2023年製作 163分
公開
北米:2023年7月12日
日本:2023年7月21日
製作費 $291,000,000
北米興行収入 $172,640,980
世界 $571,125,440
■ アカデミー賞 ■
第96回アカデミー賞
・ノミネート
音響・視覚効果賞
■ ストーリー ■
ベーリング海。
ロシアの次世代ステルス潜水艦”セヴァストポリ”は、推測航法(デッドレコニング/Dead Reckoning)による新航行システムに必要な、高度なAI”エンティティ”システムを搭載して試験的な航海を行う。
潜行中にエンティティは、乗組員を欺き暴走し、魚雷の自爆攻撃を仕掛ける。
魚雷の爆破により乗組員全員が死亡し、セヴァストポリは沈没する。
アムステルダム。
IMF(Impossible Mission Force)エージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、元IMF監査官である現CIA長官ユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)からの指令を受ける。
イーサンの任務は、ある鍵を奪った元MI6エージェントのイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)から、それを手に入れることだった。
アラビア砂漠、イエメン国境付近。
イルサの元に向かったイーサンは、彼女にかけられた賞金を狙う者たちに襲撃される。
イルサと共に敵を倒したイーサンだったが、彼女は銃弾に倒れる。
国家情報長官デンリンガー(ケイリー・エルウィス)は、米国情報機関のブリーフィングを行いキトリッジらを呼び、各国の防衛システムや金融インフラに侵入したエンティティの脅威に対処しようとする。
各国は、エンティティを制御する、2つを組み合わせると十字架になる特殊な鍵を手に入れるために競い合っていた。
鍵の1つを持つイルサが殺されたという説明をキトリッジから聞いたデンリンガーは、IMFの存在を知り、送り込んだエージェントとは連絡が取れないという報告を受ける。
キトリッジの補佐に扮しその場に侵入していたイーサンは、キトリッジ以外の者を眠らせて、イルサに賞金をかけたことを彼に認めさせて、今回の事情を聞く。
イルサの死を偽装したイーサンは、手に入れた鍵をキトリッジに見せて、エンティティを必ず見つけて破壊することを伝える。
キトリッジの警告を無視したイーサンは、彼に変装してその場から脱出する。
アル・ダフラ空軍基地、アラブ首長国連邦。
アメリカの諜報員ジャスパー・ブリッグス(シェー・ウィガム)は、テオ・ドガ(グレッグ・ターザン・デイヴィス)らと共にイーサンを追い、鍵を手に入れようとする。
イーサンは、チームのベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)とルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)と合流し、2つ目の鍵を手に入れるためにアブダビに向かう。
ザイード国際空港。
バイヤーと接触しようとしたイーサンは、ある女(ヘイリー・アトウェル)がそれを奪ったことに気づき、彼女を追う。
ベンジーとルーサーは、イーサンが搭乗する予定の便に爆弾が仕掛けられることに気づき、荷物のバッグを探す。
イーサンは、鍵を奪った泥棒のグレースから鍵を取り戻すが、それが偽物と分かる。
グレースと共にバイヤーの元に向かおうとしたイーサンは、空の爆弾に気を取られている隙に、姿を消したグレースに鍵を奪われる。
グレースを捜すイーサンは、その場に、因縁のある暗殺者ガブリエル(イーサイ・モラレス)がいることを知る。
危険を察したイーサンは、作戦を中止するようバンジーとルーサーに指示し、グレースを追うのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
参考
・「ミッション:インポッシブル」(1996)
・「ミッション:インポッシブル2」(2000)
・「ミッション:インポッシブル3/M:i:III」(2006)
・「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)
・「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015)
・「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)
・「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」(2023)
・「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」(2025)
お馴染みのメンバーに加えて、新たに加わる新キャラクターの個性を活かし、スタイリッシュで軽快な、製作、脚本を兼ねるクリストファー・マッカリーのダイナミックな演出は見ものだ。
アップが多い主演のトム・クルーズは、さすがに年齢を感じさせるものの、渋みも増してより魅力的であり、激しいアクションも難なくこなして、衰えを感じさせない熱演を見せる。
主人公イーサンに協力することになる泥棒を演ずる、ヘイリー・アトウェルの好演も見逃せない。
第96回アカデミー賞では、音響・視覚効果賞にノミネートされた。
製作費は3億ドルに迫り、シリーズ最高となった前作には及ばんかったものの、北米興行収入は約1億7300万ドル、全世界では約5億7100万ドルのヒットとなった。
イーサンと共の行動するIMFのコンピューターエンジニア、ルーサー・スティッケルのヴィング・レイムス、技術現場エージェント、ベンジー・ダンのサイモン・ペッグ、イーサンに協力するものの命を落とす、元MI6のイルサ・ファウスト役レベッカ・ファーガソン、闇社会の武器商人ホワイト・ウィドウ/アラナ・ミツォポリスを魅力的に演ずるヴァネッサ・カービー、イーサンと因縁がある暗殺者イーサイ・モラレス、彼に雇われるフランス人の暗殺者ポム・クレメンティエフ、過去にイーサンとガブリエル(イーサイ・モラレス)に関係した女性マリエラ・ガリガ、元IMFであるCIA長官ユージーン・キトリッジのヘンリー・ツェニー、イーサンらを追跡する諜報員シェー・ウィガム、その同僚グレッグ・ターザン・デイヴィス、国家情報長官のケイリー・エルウィス、アラナ(ヴァネッサ・カービー)の兄フレデリック・シュミット、国防長官のホルト・マッキャラニー、NRO代表のチャールズ・パーネル、JSOC代表のロブ・ディレイニー、DIA代表のインディラ・ヴァルマ、NSA代表のマーク・ゲイティス、潜水艦セヴァストポリ艦長のマルチン・ドロチンスキ、副艦長のイヴァン・イヴァシュキンなどが共演している。