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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT The Fast and the Furious: Tokyo Drift (2006)

大ヒット・アクション「ワイルド・スピード」シリーズ第3作。
父親の監視下で東京で生活することになった問題児の高校生が敵対する者達にレースで立ち向かう姿を描く、監督ジャスティン・リン、主演ルーカス・ブラックバウ・ワウナタリー・ケリーサン・カン他共演のハード・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジャスティン・リン

製作:ニール・H・モリッツ
製作総指揮:クレイトン・タウンゼンド
脚本:クリス・モーガン
撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
編集
フレッド・ラスキン
ケリー・マツモト
音楽:ブライアン・タイラー

出演
ショーン・ボズウェル:ルーカス・ブラック
トゥインキー:バウ・ワウ
ニーラ:ナタリー・ケリー
タカシ/DK:ブライアン・ティー
ハン・ルー:サン・カン
モリモト:レオナルド・ナム
ボズウェル大尉 :ブライアン・グッドマン
レイコ:北川景子
アール:ジェイソン・トビン
オールデン:オールデン・レイ
ボズウェル夫人:リンダ・ボイド
クレイ:ザカリー・タイ・ブライアン
シンディ:ニッキ・グリフィン
カマタ:千葉真一
熊の手の刺青の男:KONISHIKI
ドミニク・トレット:ヴィン・ディーゼル

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2006年製作 104分
公開
北米:2006年6月16日
日本:2006年9月16日
製作費 $85,000,000
北米興行収入 $62,514,420
世界 $158,468,290


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
アリゾナオロ・ヴァレー
17歳の高校生ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック)は、クレイ(ザカリー・タイ・ブライアン)のガールフレンドのシンディ(ニッキ・グリフィン)から声をかけられる。

気軽に答えたショーンはクレイに因縁を付けられ、車をバカにされて、後部ガラスを野球のボールで割られたため、シンディを賭けてレースで決着をつけることになる。

暴走する2台は接触して事故を起こし、ショーンとクレイは警察に補導される。

裕福なクレイとシンディは、迎えに来た両親と共に帰るものの、問題児のショーンは拘置所送り確実だった。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「ワイルド・スピード」(2001)
・「ワイルド・スピードX2」(2003)
・「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」(2006)
・「ワイルド・スピード MAX」(2009)
・「ワイルド・スピード MEGA MAX」(2011)
・「ワイルド・スピード EURO MISSION」(2013)
・「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015)
・「ワイルド・スピード ICE BREAK」(2017)
・「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」(2021)
・「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(2023)

・「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019)

*(簡略ストー リー)
アリゾナ
問題児である17歳の高校生ショーン・ボズウェルは、アメリカ海軍士官の父の監視下で生活することになり、赴任先の東京に向かう。
都立高校に通うことになったショーンは、同じアメリカ人のトゥインキーと親しくなり、立体駐車場で行われているドリフト・バトルを見て驚く。
車好きではあったがドリフトを初めて見たショーンは、クラスメイトのニーラに声をかける。
ドリフト・キングのタカシに因縁をつけられたショーンは、走りで勝負することになる。
完敗したショーンは、タカシの仲間であるハンから借りた車を壊してしまい、その後、彼の指示に従うことになる。
ヤクザの組長カマタの甥だったタカシを上辺だけの男と思っていたハンは、信頼できる男を探していると言って、ショーンにドリフトを教えるのだが・・・。
__________

人気ヒット・シリーズの第三作ではあるが、前二作とは全く雰囲気が異なり、舞台も東京に移した内容になっている。

というのも、シリーズの時系列からいうと本作は6作目の次であり、したがって、7作目の「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015)に主演のルーカス・ブラックバウ・ワウも出演し、そしてサン・カンが死ぬシーンも登場する。

日本人にとっては自国の文化の描写が興味深いところなのだが、こんな高校があるはずはないと思われる学校の様子や若者達など、相変わらず的外れな映像は気になる。

とは言うものの、主人公の父親が住む家などは正に日本風で、主人公が学生服を着たり上履きを履くシーンなどは面白い。

カーチェイスの撮影も凝っていて、明らかにアメリカで撮影されたと思われるレースの様子などもうまく編集されている。

シリーズ中、最も不調に終わった興行成績なのだが、北米で約6300万ドル、全世界では約1億5900万ドルという、並の作品なら十分と言えるヒットとなった。

問題児ではあるが、正義感があり自分の道を突き進む姿も勇ましい高校生ルーカス・ブラック、その友人バウ・ワウ、主人公と親交を深めるクラスメイトのナタリー・ケリー、主人公と敵対するドリフト・キングのブライアン・ティー、主人公を頼れる男として育てるサン・カン、タカシ(ブライアン・ティー)の仲間レオナルド・ナム、主人公の父親ブライアン・グッドマン、ハン(サン・カン)のクルー北川景子、同じくジェイソン・トビン、主人公の母親リンダ・ボイドアリゾナの高校で主人公とレースで争うザカリー・タイ・ブライアン、そのガールフレンドのニッキ・グリフィン、ヤクザの組長の千葉真一、銭湯の巨漢KONISHIKI、そして、ラストでヴィン・ディーゼルが登場する。


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