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再婚当日に前妻が帰還! 焦った夫が巻き起こす騒動を描く傑作スクリューボール・コメディ! 製作、原案レオ・マッケリー、監督ガーソン・ケニン、主演アイリーン・ダン、ケーリー・グラント、ランドルフ・スコット、ゲイル・パトリック他共演。 |
・ケイリー・グラント / Cary Grant / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ガーソン・ケニン
製作:レオ・マッケリー
原案
レオ・マッケリー
ベラ・スピワック
サミュエル・スピワック
脚本
ベラ・スピワック
サミュエル・スピワック
撮影:ルドルフ・マテ
編集:ロバート・ワイズ
音楽:ロイ・ウェッブ
出演
エレン・ワグスタッフ・アーデン:アイリーン・ダン(7年間失踪していた女性)
ニック・アーデン:ケーリー・グラント(エレンの夫である弁護士)
スティーヴン・バーケット:ランドルフ・スコット(エレンと孤島で7年間過ごした男性)
ビアンカ・ベイツ:ゲイル・パトリック(ニックの再婚相手)
ニックの母親:アン・シューメーカー
ティム・アーデン:スコティ・ベケット(アーデン夫妻の息子)
チンチ・アーデン:メリー・ルー・ハリントン(アーデン夫妻の娘)
ホテルの従業員:ドナルド・マクブライド
ジョンソン:ヒュー・オコンネル(保険査定員)
ウォルター・ブライソン判事:グランヴィル・ベイツ
コールマー医師:ペドロ・デ・コルドバ(精神科医)
靴のセールスマン:チェスター・クルート(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 RKO
1940年製作 88分
公開
北米:1940年5月17日
日本:未公開
製作費 $921,000
■ アカデミー賞 ■
第13回アカデミー賞
・ノミネート
原案・作曲・美術(白黒)
■ ストーリー ■
ロサンゼルス郡。
弁護士のニック・アーデン(ケーリー・グラント)は、7年前に人類学調査隊に写真家として参加し、船が遭難して行方不明になった妻のエレン(アイリーン・ダン)が法的に死亡したことを、ウォルター・ブライソン判事(グランヴィル・ベイツ)に認めてもらう。
ニックは、その場で待っていた恋人ビアンカ・ベイツ(ゲイル・パトリック)との結婚も、ブライソン判事に認めてもらう。
その頃、実は難破した後に無人島で生き残ったエレンは、救助されて自宅に戻る。
エレンは、プールで遊んでいた、幼い頃に別れた息子ティム(スコティ・ベケット)と娘チンチ(メリー・ルー・ハリントン)に再会するが、2人は母親に気づかない。
ティムは、母親が海で亡くなったことをエレンに話す。
その場に現れた飼い犬のコーキーは、エレンに気づいて抱きつく。
家に向かったエレンは、自分を見て驚く義母(アン・シューメーカー)から、ニックが再婚したことを知らされる。
エレンは、ニックの結婚相手が、自分を捜す旅の途中で出会った女性だということも知る。
エレンは、ニックが新婚旅行でヨセミテに向かったことを知り、彼らより先に到着しようとする。
空路ヨセミテに向かったエレンは、現地のホテルに到着し、ニックがチェックインしていないことを確認する。
そこにニックとビアンカが現れ、チャックインした2人は、エレベーターでスイートCに向かう。
ニックの注意を引こうとしたエレンは、エレベーターに乗った彼が、自分に気づいたことを知る。
動揺するニックは、あり得ないと思いながら部屋に向かうが、そこに”友人”からワインが届く。
焦ったニックは、髭を剃る必要があると意味不明な理由をつけてロビーに向かう。
ロビーでエレンと再会したニックは、部屋がないと言う彼女のために、かつて、自分たちの新婚旅行で泊まったスイートAをとるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A delightfully sophisticated and masterfully synchronized 1940 screwball comedy, where Garson Kanin drives a high-octane battle of the sexes, fueled by Cary Grant’s peerlessly frantic comic timing and Irene Dunne’s vibrantly sharp, luxury-soaked screen specs.”
(実に洗練され、見事なまでに同調された1940年のスクルーボール・コメディ。ガルソン・カニン監督は、ケーリー・グラントの比類なきほど慌てふためくコメディ・タイミングと、アイリーン・ダンの鮮やかで鋭く、ラグジュアリーに浸りきったスクリーン・スペックを原動力に、高オクターブな男女の戦いを巧みにステアリングしている。)
製作、原案レオ・マッケリー、「ママは独身」(1939)などのガーソン・ケニンが監督し、主演はアイリーン・ダン、ケーリー・グラント、ランドルフ・スコット、ゲイル・パトリック他共演のスクリューボール・コメディ。
1864年に発表された、アルフレッド・テニスンの物語詩”Enoch Arden”を翻案に製作された作品。
「新婚道中記」(1937)で組んだレオ・マッケリー(製作、原案)、アイリーン・ダン、ケーリー・グラント主演による傑作スクリューボール・コメディであり、編集技師として活躍していたロバート・ワイズが編集を担当している。
裁判所で、前妻の死亡を認めてもらった弁護士が、直後にその場で結婚する冒頭の衝撃シーンから、すべてが丸く収まるラストまで、猛ダッシュで一気に駆け抜ける軽快なストーリーが楽しめる快作に仕上がっている。
遭難から無事に帰還した妻を演ずるアイリーン・ダンと、彼女の死を認めてもらい再婚したものの、現れた妻に翻弄されるケーリー・グラントの軽妙な演技、2人の複雑な思いと家族の微妙な反応や関係を繊細に描きながら、抜群のユーモアセンスでまとめるガーソン・ケニンの演出手腕が見どころの作品。
第13回アカデミー賞では、原案、作曲、美術(白黒)にノミネートされた。
ヒロインと孤島で7年間過ごし、ニック(ケーリー・グラント)を嫉妬させる完璧な男性ランドルフ・スコット、ニックの再婚相手ゲイル・パトリックなどが共演している。
*この時期、ケーリー・グラントとランドルフ・スコットは、12年間(1932年~)断続的に共同生活をしていた。











