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D-Tox (2002)

愛する恋人を惨殺され廃人同様になったFBI捜査官が警官のための再生施設”D-Tox”での殺人事件を解決するまでを描く、主演シルヴェスター・スタローンチャールズ・S・ダットンポリー・ウォーカークリス・クリストファーソンジェフリー・ライトトム・ベレンジャースティーヴン・ラングロバート・パトリック他共演、監督ジム・ギレスピーによるサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)

シルヴェスター・スタローン / Sylvester Stallone 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジム・ギレスピー

製作
リック・キドニー
ブライアン・グレイザー

ロン・ハワード
カレン・ケーラ
ケヴィン・キング・テンプルトン
製作総指揮:モーリーン・ペイロット
原作:クリントン・ハワード・スウィンドル”Jitter Joint”
脚本:ロン・L・ブリンカーホフ
撮影:ディーン・セムラー

編集:スティーヴ・マーコヴィッチ
音楽:ジョン・パウエル

出演
ジェイク・マロイ:シルヴェスター・スタローン

チャック・ヘンドリックス:チャールズ・S・ダットン
ジェニー・マンロー:ポリー・ウォーカー
ジョン”ドク”ミッチェル医師:クリス・クリストファーソン
カール・ブランドン:ミフ
フランク・スレイター:クリストファー・フルフォード
ジュウォルスキー:ジェフリー・ライト
ハンク:トム・ベレンジャー
ジャック・ベネット:スティーヴン・ラング
ギルバート:アラン・C・ピーターソン
マニー:ハロスガー・マシューズ
ロペス:アンジェラ・アルバラド

マッケンジー:ロバート・プロスキー
ピーター・ノア:ロバート・パトリック
ウィリー・ジョーンズ:コートニー・B・ヴァンス
コナー:ショーン・パトリック・フラナリー
メアリー:ディナ・メイヤー
ギージー:ランス・ハワード
レッド:ジェームズ・キッドニー

アメリカ 映画
配給 DEJ Productions
2002年製作 96分
公開
北米:2002年9月20日
日本:2002年4月6日
製作費 $55,000,000
北米興行収入 $79,161
世界 $6,416,302


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シアトル
FBI捜査官ジェイク・マロイ(シルヴェスター・スタローン)は、恋人メアリー(ディナ・メイヤー)へのプレゼントの指輪を購入する。

その後マロイは、元同僚の警官達とバーで飲んでいたが、警官ばかりを狙う連続猟奇殺人を解決できないことを旧友のレッド(ジェームズ・キッドニー)に批判される。

捜査が困難を極めていることを説明したマロイは、恋人メアリーが待つ自宅に向かい愛し合う。

マロイとバーにいたレッドは、帰宅後に何者かに襲われて惨殺される。

目覚めたマロイは、レッドの家に向かうようにという連絡を受けて現場に到着する。

その場は同僚のチャック・ヘンドリックス(チャールズ・S・ダットン)が仕切っていたが、そこに犯人からマロイに電話が入る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シアトル
連続猟奇殺人事件を担当するFBI捜査官ジェイク・マロイは、犯人に恋人を殺されて絶望し廃人同然となる。
同僚のヘンドリックスから、警官のための再生施設”D-Tox”に入ることを勧められたマロイはそれを承知する。
施設の設立者”ドク”ミッチェル医師や精神科医マンローに迎えられたマロイは、様々な悩みを抱えた警官らと共にセラピーを受け始める。
その後、施設内では自殺者が連続して発見され、何者かが侵入する事件が起きる。
ドクも殺害されたことで危険を感じ始めたマロイは、患者達の不審な行動を気にしながら警戒するのだが・・・。__________

1999年に発表された、クリントン・ハワード・スウィンドルの小説”Jitter Joint”を基に製作された作品。

恋人を殺され絶望したFBI捜査官が、心の傷を癒せるか疑問に思いつつ向かった再生施設で起きる殺人事件を描く内容と、主演のシルヴェスター・スタローン以下、豪華スター競演が注目の作品。

しかし、多くの登場人物の紹介が説明不足のためか、誰に何が起こったのかが非常に分かり難い。

それを補う脚本も曖昧で、必死に理解することにエネルギーを使うほどの内容でもなく、心理サスペンスとしての面白味もない緊迫感にも欠ける平凡な作品。

これだけのキャストにも拘らず、北米では何とか公開された程度であり、5500万ドルをかけた製作費を回収するどころか、興行収入は全世界でも約642万ドルと惨憺たる結果に終わった。

お金をかけてスターを集めて製作しても、全く受け入れられないこともあるという典型的な作品で、新鮮味や工夫も見られないところが残念だ。

良くも悪くも彼らしいと言えば納得できるかもという感じの、苦難を乗り越えて事件を解決するFBI捜査官を熱演はしているシルヴェスター・スタローン、その同僚チャールズ・S・ダットン、施設の精神科医ポリー・ウォーカー、施設設立者クリス・クリストファーソン、その助手トム・ベレンジャー、看護師スティーヴン・ラング、患者ミフクリストファー・フルフォードジェフリー・ライトアンジェラ・アルバラドロバート・プロスキーロバート・パトリックコートニー・B・ヴァンス、主人公の恋人ディナ・メイヤー、店主ランス・ハワードロン・ハワードの父)などが共演している。


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