![]() |
偽の色男が大騒動を巻き起こす極上コメディ! 監督ノーマン・Z・マクロード、主演ボブ・ホープ、ジョーン・フォンテイン、オードリー・ダルトン、ベイジル・ラスボーン、ヒュー・マーロウ、ジョン・キャラダイン、ロン・チェイニーJr.、レイモンド・バー、ヴィンセント・プライス他共演。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ノーマン・Z・マクロード
製作:ポール・ジョーンズ
原案:オーブリー・ウィスバーグ
脚本
ハル・カンター
エドマンド・ハートマン
撮影:ライオネル・リンドン
編集:エルスワース・ホーグランド
音楽:リン・マーレイ
出演
ピッポ・ポポリーノ:ボブ・ホープ(カサノヴァに成りすます仕立屋の弟子)
フランチェスカ・ブルーニ:ジョーン・フォンテイン(ピッポが惹かれる未亡人)
ドナ・エレナ・ディ・ガンベッタ:オードリー・ダルトン(ピッポが近づくヴェネツィアの貴族の娘)
ルシオ/ナレーター:ベイジル・ラスボーン(カサノヴァの従者)
ステファノ・ディ・ガンベッタ:ヒュー・マーロウ(ドナ・エレナの兄)
ヴェネツィアの総督:アーノルド・モス
フォレッシ:ジョン・キャラダイン(総督の側近)
マジョリーン:ジョン・ホイト(クレモナのワイン商人)
カステルベッロ公爵夫人:ホープ・エマーソン(カサノヴァにドナ・エレナの調査を依頼する貴婦人)
カステルベッロ公ラファエル:ロバート・ハットン(ドナ・エレナの婚約者)
エモ:ロン・チェイニーJr.(殺人犯である囚人)
ブラガディン:レイモンド・バー(総督の側近)
シニョーラ・ディ・ガンベッタ:フリーダ・イネスコート(ドナ・エレナの母親)
コルファ:プリモ・カルネラ(ドナ・エレナの護衛)
カラバッチョ:フランク・プーリア(カサノヴァの債権者)
アルベルト・ディ・ガンベッタ卿:ポール・カヴァナー(ドナ・エレナの父親)
ジョヴァンニ:ロモ・ヴィンセント(カサノヴァの債権者)
ルジェロ大尉:ヘンリー・ブランドン(総督の部下)
シニョーラ・フォレッシ:ナタリー・シェイファー
囚人:ダグラス・フォウリー
ニョッキ:ネストール・ペイヴァ
囚人:ルシアン・リトルフィールド
カサノヴァ:ヴィンセント・プライス(カメオ出演)
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1954年製作 86分
公開
北米:1954年4月17日
日本:1954年8月2日
北米興行収入 $7,630,000
■ ストーリー ■
1757年、パルマ公国、パルマ。
ヨーロッパ最高の剣士であり悪名高き愛の遍歴者カサノヴァは、妻を誘惑されたクレモナのワイン商人マジョリーン(ジョン・ホイト)に剣を向けられる。
しかし、カサノヴァに扮していたのは、仕立て屋の弟子ピッポ・ポポリーノ(ボブ・ホープ)で、魅力的な未亡人フランチェスカ・ブルーニ(ジョーン・フォンテイン)の心を捉えるために、カサノヴァに成りすましたことをマジョリーンに伝える。
マジョリーンに許してもらったピッポは、懲りずに、マスクをしてカサノヴァに扮し、フランチェスカの元に向かう。
カサノヴァを招き入れたフランチェスカは強引にキスされ、そこに本物のカサノヴァ(ヴィンセント・プライス)が現れる。
ピッポは正体がバレてしまい、今度成りすましたら殺すとカサノヴァに脅され、部屋から放り出される。
翌日、カサノヴァの債権者フランチェスカらは彼の屋敷に向かい、カサノヴァの従者ルシオ(ベイジル・ラスボーン)に迎えられる。
フランチェスカらに同行していたピッポは、外で馬車の番をして待つ。
そこに、カサノヴァが裏口から現れ、ピッポと服を交換してその場から逃げようとする。
ジェノヴァのカステルベッロ公爵夫人(ホープ・エマーソン)と息子ラファエル(ロバート・ハットン)が、カサノヴァに会うために屋敷を訪れ、カサノヴァにあることを依頼し、1万ダカットの報酬を支払うことを、対応したルシオに伝える。
ルシオは、債権者から逃れるために旅立つというカサノヴァのメモを見つけて、公爵夫人の件をフランチェスカらに伝える。
フランチェスカは、それで自分たちの借金を清算できると考え、公爵夫人が本人を知らないために、誰かをカサノヴァにしようとする。
公爵夫人は、ラファエルの婚約者ドナ・エレナ・ディ・ガンベッタ(オードリー・ダルトン)の貞操を試すことを、カサノヴァに依頼しようとしていた。
そこに現れたピッポは、公爵夫人とラファエルにカサノヴァと名乗る。
それを一応信じた公爵夫人とラファエルは、ピッポに、ラファエルの婚約者で、ヴェネツィアのガンベッタ家のドナ・エレナの調査に、1万ダカット支払うことを伝えるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A brilliantly high-spirited and lavishly upholstered 1954 costume comedy framework, where Bob Hope masterfully delivers his signature high-octane wit, perfectly flipping the script on historical romance by turning the legendary lover’s chassis into aまっとうな (legitimate) vehicle for timeless, frantic slapstick and sublime cinematic parody.”
(見事なまでに陽気で、贅沢にデコレーションされた1954年のコスチューム・コメディの骨組み。ボブ・ホープが彼の代名詞である高オクターブな機知(ユーモア)を遺憾なく発揮し、伝説の恋人のシャーシ(金型)を時代を超越したドタバタ劇と至高の映画パロディのためのまっとうな装置へと変えるこで、歴史ロマンスの設計図を完璧にひっくり返している。)
「腰抜け二挺拳銃」(1948)などコメディを得意とするノーマン・Z・マクロードが監督し、主演はボブ・ホープ、ジョーン・フォンテイン、オードリー・ダルトン、ベイジル・ラスボーン、ヒュー・マーロウ、ジョン・キャラダイン、ロン・チェイニーJr.、レイモンド・バー、ヴィンセント・プライス他共演のコメディ。
仕立屋の弟子である平凡な男にも拘わらず、愛の遍歴者カサノヴァに扮してしまうというハチャメチャな設定がなんとも愉快な作品であり、主人公を演ずるボブ・ホープの、計算しつくされたギャグ(というか自然・・・)は、いつもながら心が豊かになる思いだ。
主人公が惹かれる未亡人で、鮮やかなテクニカラーに映えるジョーン・フォンテイン美しさが強調されるだけの物語かと思いきや、借金を取り戻すための計画を実行するリーダー的な”泥臭い”役柄は、捻りが効いていて面白い。
カサノヴァを演じてもおかしくないほどの名優ベイジル・ラスボーンが、カサノヴァの従者を愉快に演ずる”贅沢”な配役も注目だ。
主人公が”調査”するオードリー・ダルトンの美しさも際立ち、悪事を企む総督アーノルド・モス、その側近ジョン・キャラダインとジョン・キャラダイン、囚人のロン・チェイニーJr.、カサノヴァ役ヴィンセント・プライスなど豪華な共演陣も見逃せない。
一方、ドナ・エレナ(オードリー・ダルトン)の兄役ヒュー・マーロウの出演場面が少なかったのは残念。











