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フィフス・エレメント The Fifth Element (1997)

リュック・ベッソン(原案、監督、脚本)が16歳の時に発想した物語の映画化。
主演ブルース・ウィリスミラ・ジョヴォヴィッチゲイリー・オールドマンイアン・ホルムクリス・タッカー他共演のSFアクション大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ブルース・ウィリス / Bruce Willis 作品一覧
ゲイリー・オールドマン / Gary Oldman / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:リュック・ベッソン

製作:パトリス・ルドゥー
原案:リュック・ベッソン
脚本
リュック・ベッソン

ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ティエリー・アルボガスト
編集:シルヴィア・ランドラ
衣装デザイン:ジャン=ポール・ゴルチエ
音楽:エリック・セラ

出演
コーベン・ダラス:ブルース・ウィリス

リールー:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ゾーグ:ゲイリー・オールドマン
コーネリアス神父:イアン・ホルム
ルビー・ロッド:クリス・タッカー
デヴィッド:チャーリー・クリード=マイルズ
マンロー将軍:ブライオン・ジェームズ
リンドバーグ大統領:タイニー・リスターJr.
パコリ教授:ジョン・ブルサル
ビリー:ルーク・ペリー
ステダード将軍:ジョン・ネヴィル
ディーヴァ/プラヴァラグナ:マイウェン
声:ジャン・レノ

アメリカ/フランス 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

1997年製作 126分
公開
北米:1997年5月9日
フランス:1997年5月7日
日本:1997年9月13日
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $63,540,000
世界 $263,920,200


アカデミー賞 ■
第70回アカデミー賞
・ノミネート
音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1914年、エジプト
古代遺跡の寺院で、壁面に描かれた文字を解読していた考古学者パコリ教授(ジョン・ブルサル)は、人間と”生”の4つの要素”火・水・土・風”そして”第5の要素”(フィフス・エレメント)の謎を解き明かそうとしていた。

それを知った神父が、彼らを抹殺しようとした時、突如、空から降り立った巨大な宇宙船から、異様な生物が現れる。

危険な地球に、その石を置いておけないというその生物は、300年後に再び現れるといい残し、隠されていた石柱を持ち去り姿を消す。
__________

300年後。
正体不明の物体が迫る中、統一宇宙連邦のリンドバーグ大統領(タイニー・リスターJr.)は、天文現象の専門家であるコーネリアス神父(イアン・ホルム)の意見を聞く。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1914年、エジプト
古代遺跡の寺院で、壁面に描かた文字が発見され、人間と”生”の4つの要素”火・水・土・風”そして”第5の要素”(フィフス・エレメント)の謎が解き明かされようとしていた。
その時、空から降り立った巨大宇宙船から現れた生物は、300年後に現れると言い残し、隠されていた石柱を持ち去り姿を消す。
300年後、5000年に一度、地球に現れるモンドシャワンの宇宙船は、武器商人ゾーグと、彼と手を組むマンガロワ人に撃墜される。
ニューヨーク
その後、船内から救出された生命体は再生され、完璧な女性の姿に生まれ変わる。
女性はその場を脱出し、元統一宇宙連邦軍少佐で、現在はタクシー運転手のコーベン・ダラスに救われる。
そしてダラスは、女性が会うことを希望するコーネリアス神父の元に、彼女を連れて行くのだが・・・。
__________

リュック・ベッソン(原案、監督、脚本)が16歳の時に発想した物語だったが、膨大な予算がかかることで実現されず、ハリウッドの資本により製作費9000万ドルをかけてようやく映画化された。

前作「レオン」(1994)の成功で、自分の構想を好きなように描けることとなったリュック・ベッソン自身の脚本は、自由奔放にして荒唐無稽とも言えるが、ほぼ全編コメディとも言える物語なので、それほど大袈裟に細部にこだわる必要のない娯楽作品。
撮影、編集、音楽共に「レオン」のスタッフで固めている。

衣装はジャン=ポール・ゴルチエが担当した。

ふんだんに使われるSFX、原色を多用した美しい映像、スター、名優の競演など話題は多く、北米では伸び悩むものの、全世界の興行収入は、2億6400万ドルのヒットとなった。

第70回アカデミー賞では、音響編集賞にノミネートされた。

1990年代に入り、大スターの地位を手に入れたブルース・ウィリスの、彼らしい、気だるさを感じさせながらも頼りになるタフガイぶりは板にはまっている。

苦労して役を手に入れたらしいミラ・ジョヴォヴィッチだが、容姿だけではトップ・スターにはなれない典型のような美形女優で、若いと言ってしまえばそれまでだが、「ロッキー4」(1985)のドルフ・ラングレンを思い起こす、悪く言えば”デクノボウ”のような感じを受ける。

神父のイアン・ホルムと共にユーモアをまじえた怪演を見せてくれるゲイリー・オールドマンら、2人の名優の演技も興味深い。

見事な”はしゃぎ過ぎ”な演技を見せるDJ役のクリス・タッカー、神父(I・ホルム)の助手役チャーリー・クリード=マイルズ、主人公ダラスの元上官役ブライオン・ジェームズ、大統領タイニー・リスターJr.C・タッカーの登場場面でジャン・レノだけの出演をする。


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