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G.I.ジョー G.I. Joe: The Rise of Cobra (2009)

1964年にアメリカのハズブロ社が発売したミリタリー・フィギュア”G.I.ジョー”から派生した、1985~1986年にアメリカで放映されたテレビ・アニメシリーズ「地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー」を基にした実写版映画。
製作、監督スティーヴン・ソマーズ、主演チャニング・テイタムデニス・クエイドブレンダン・フレイザージョゼフ・ゴードン=レヴィットジョナサン・プライス他共演のアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:スティーヴン・ソマーズ

製作総指揮
スティーヴン・ソマーズ

デヴィッド・ウォマーク
イリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
エリク・ハウサム
製作
ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ

ブライアン・ゴールドナー
ボブ・ダクセイ
原案:ラリー・ハマ
脚本
スチュアート・ビーティー

デヴィッド・エリオット
ポール・ラヴェット
撮影:ミッチェル・アムンドセン
編集
ボブ・ダクセイ

ジム・メイ
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
・G.I.ジョー
チャニング・テイタム:コンラッド・S・ハウザー/デューク
デニス・クエイド:クレイトン・アバナシー/ホーク
レイチェル・ニコルズ:シャナ・M・オハラ/スカーレット
レイ・パーク:スネーク・アイズ
マーロン・ウェイアンズ:ウォレス・ウィームズ/リップコード
アドウェール・アキノエ=アグバエ:ハーシー・ダルトン/ヘビー・ デューティー
サイード・タグマウイ:アビー・シャツ/ブレーカー
カロリナ・クルコヴァ:コートニー・クリーガー/カバーガール
ブレンダン・フレイザー:ジェフリー・ストーン/ストーン

・コブラ
クリストファー・エクルストン:ジェームズ・マッカラン/デストロ
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット:レックス・ルイス/ザ・ドクター/コブラ・ コマンダー
シエナ・ミラー:アナ・ルイス/アナスタシア・ドゥコブレイ/バロネス
イ・ビョンホン:トーマス・アラシカゲ/ストーム・シャドウ
アーノルド・ヴォスルー:ザルタン
ケヴィン・J・オコナー:Dr.マインドベンダー
・・・
ジョナサン・プライス:アメリカ合衆国大統領

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2009年製作 118分
公開
北米:2009年8月7日
日本:2009年8月7日
製作費 $175,000,000
北米興行収入 $150,010,210
世界 $302,469,020


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
近い未来。
全世界で70%のシェアを持つ武器メーカー”MARS”のCEO、ジェームズ・マッカラン(クリストファー・エクルストン)は、あらゆる金属を食べ破壊させてしまう”ナノマイト”の開発に成功する。

MARSは、ナノマイトが注入された4つの弾頭をNATOに売り、アメリカ陸軍がそれを届ける任務を受ける。

コンラッド・S・ハウザー中尉/デューク(チャニング・テイタム)は、同僚のウォレス・ウィームズ/リップコード(マーロン・ウェイアンズ)らとその任務に就くが、途中、武装した一団に襲われる。

負傷したリップコードを助けたデュークは、敵のリーダーが自分の元フィアンセであるアナ・ルイス/バロネス(シエナ・ミラー)だと気づく。

ナノマイトを奪ったバロネスをデュークは追い、スカーレット(レイチェル・ニコルズ)、スネーク・アイズ(レイ・パーク)ら別の一団が現れ、デュークらを救いナノマイトを取り戻す。

デュークの前に、元NATO軍司令官クレイトン・アバナシー/ホーク(デニス・クエイド)がバーチャル映像で現れ、彼らを北アフリカの秘密指令基地に向かわせる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「G.I.ジョー」(2009)
・「G.I.ジョー バック2リベンジ」(2013)
・「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」(2021)

*(簡略ストー リー)
全世界の武器市場を支配するマッカランは、あらゆる金属を破壊する”ナノマイト”の開発に成功する。
NATOの資金でそれを完成させたマッカランは、世界征服を企むテロ組織”コブラ”と手を組みナノマイトを奪おうとする。
ナノマイト輸送の任務を受けたアメリカ陸軍大尉デュークは、コブラに襲われるが、それに対抗した秘密組織”G.I.ジョー”に救われる。
コブラの一員だった元恋人アンの全てを知るデュークは、G.I.ジョーの指揮官ホーク将軍に認められ、同僚のリップコードと共に悪に立ち向かうことになるが、ナノマイトはコブラに奪われてしまう・・・。
__________

我々世代には、憧れの玩具だった”G.I.ジョー”の映画化かと期待していたのだが、現代風の”ドタバタ”アクションに尽きる内容で、アニメ版の魅力を知らない者にはやや退屈な作品。

”進め、行くぞ、G.I.ジョーG.I.ジョー~~”のテーマ曲に乗った、フィギュアのCMを懐かしく思う方には理解していただけると思う・・・。

1億7500万ドルの製作費をかけた、映像迫力は期待通りだったが、批評家からは酷評されているのも事実だ。

しかし、北米興行収入は約1億5000万ドル、全世界では、3億ドルを超す大ヒットとなった。

全編通してのVFXや大掛かりな仕掛け、スタイリッシュなアクションなどは、いかにもスティーヴン・ソマーズ作品らしく見応えはあるが、それほど新鮮味があるわけでもなく、敵対するチームを構成する俳優人とそのキャラクターが、魅力に欠けるところも気になる。

アラン・シルヴェストリの軽快な音楽は、いつもながら耳に残る仕上がりとなっている。

デニス・クエイドアーノルド・ヴォスルーブレンダン・フレイザージョナサン・プライスら、お馴染みの俳優が要所要所に登場して、それなりに作品を引き締めてくれるのでホッとする。

戦友を失い、恋人から遠ざかる過去を持つ逞しい青年将校チャニング・テイタム、”G.I.ジョー”指揮官デニス・クエイド、メンバーのレイチェル・ニコルズレイ・パークマーロン・ウェイアンズアドウェール・アキノエ=アグバエサイード・タグマウイカロリナ・クルコヴァ、教官ブレンダン・フレイザー、それに対する”コブラ”側の軍需企業CEOクリストファー・エクルストン、リーダーとなるジョゼフ・ゴードン=レヴィット、その姉シエナ・ミラーイ・ビョンホンアーノルド・ヴォスルー、ナノマイト開発者ケヴィン・J・オコナー、そして、アメリカ大統領でジョナサン・プライスが共演している。


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