バレンタインデーに愛を求める男女の恋愛模様を描く、監督ゲイリー・マーシャル、出演ジェシカ・アルバ、アシュトン・カッチャー、パトリック・デンプシー、ジェニファー・ガーナー、ブラッドレイ・クーパー、ジュリア・ロバーツ、ジェイミー・フォックス他豪華スター競演によるロマンチック・コメディ。 |
・シャーリー・マクレーン / Shirley MacLaine / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ゲイリー・マーシャル
製作総指揮
トビー・エメリッヒ
サミュエル・J・ブラウン
マイケル・ディスコ
ダイアナ・ポコーニイ
製作
マイク・カーツ
ウェイン・アラン・ライス
原案
キャサリン・ファゲイト
アビー・コーン
マーク・シルヴァースタイン
脚本:キャサリン・ファゲイト
撮影:チャールズ・ミンスキー
編集:ブルース・グリーン
音楽:ジョン・デブニー
出演
モーリー・クラークソン:ジェシカ・アルバ
リード・ベネット:アシュトン・カッチャー
ハリソン・コープランド:パトリック・デンプシー
ジュリア・フィッツパトリック:ジェニファー・ガーナー
パメラ・コープランド:キャサリン・ラ・ナサ
ホールデン・ウィルソン:ブラッドレイ・クーパー
ケイト・ヘイゼルタイン:ジュリア・ロバーツ
ショーン・ジャクソン:エリック・デイン
ケルヴィン・ムーア:ジェイミー・フォックス
カーラ・モナハン:ジェシカ・ビール
ジェイソン・モリス:トファー・グレイス
リズ・カラン:アン・ハサウェイ
エドガー・パディントン:ヘクター・エリゾンド
エステル・パディントン:シャーリー・マクレーン
アレックス・フランクリン:カーター・ジェンキンス
グレイス・スマート:エマ・ロバーツ
ポーラ・トーマス:クイーン・ラティファ
ウィリー・ハリントン:テイラー・ロートナー
フェリシア・ミラー:テイラー・スウィフト
スーザン・モラレス:キャシー・ベイツ
アルフォンソ・ロドリゲス:ジョージ・ロペス
エディソン・ヘイゼルタイン:ブライス・ロビンソン
レイニー:ミーガン・スリ
怒ったドライバー:ジョー・マンティーニャ
アメリカ 映画
配給
ワーナー・ブラザーズ
ニュー・ライン・シ ネマ
2010年製作 124分
公開
北米:2010年2月12日
日本:2010年2月12日
製作費 $52,000,000
北米興行収入 $110,476,780
世界 $216,485,650
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ロサンゼルス。
バレンタインデーの朝、生花店”シエナ・ブーケ”を経営するリード・ベネット(アシュトン・カッチャー)は、恋人のモーリー・クラークソン(ジェシカ・アルバ)にプロポーズして、それを受け入れられる。
リードは、それを親友のジュリア・フィッツパトリック(ジェニファー・ガーナー)と店で働くアルフォンソ・ロドリゲス(ジョージ・ロペス)に知らせ祝福されて花市場に向かう。
プロデューサーのスーザン・モラレス(キャシー・ベイツ)に、路上インタビューを命ぜられ市場を取材中のTVのスポーツ・リポーターのケルヴィン・ムーア(ジェイミー・フォックス)は、その場に居合わせたリードにインタビューする。
小学校教師ジュリアは、恋人で医師のハリソン・コープランド(パトリック・デンプシー)からプレゼントを貰う。
結婚51年目の老夫婦エドガー・パディントン(ヘクター・エリゾンド)とエステル(シャーリー・マクレーン)は、もう贈らないと約束していたにも拘らず、それを破りプレゼントを交換する。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
2月14日、ロサンゼルス。
生花店を営む青年リードは、恋人のモーリーにプロポーズし、彼女はそれを受け入れる・・・。
小学校教師ジュリアは、恋人ハリソンが出張したことを親友リードに伝える。
ジュリアは、リードの助言でハリソンを追うことにする・・・。
50年以上連れ添った老夫婦エドガーとエステル、飛行機で知り合ったホールデンと陸軍大尉ケイト、テレフォン・セックスのバイトをするエージェントの受付係リズとメールボーイのジェイソン、テレビ・リーターのケルヴィンと、プロ・フットボーラーの広報担当カーラ、高校生カップルのアレックスとグレイス、同じくウィリーとフェリシア、そして担任教師ジュリアに思いを寄せる少年エディソンは、それぞれのバレンタインデーを迎えるのだが・・・。
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殆どがトラブルとなり、何らかの関係でつながっている、8組+αのカップルの群像劇であり、豪華スター競演ということもあり大いに話題になった作品。
目まぐるしい展開で繰り広げられる、とにかく”忙しい”ストーリーで、70代も半ばを迎えたゲイリー・マーシャルにとっては苦心の作品
でもある。
北米興行収入は約1億1000万ドル、全世界では約2億1600万ドルのヒットとなった。
次々とビッグネームが登場する展開は面白味はあるのだが、人物描写が単調なせいかややくどい感じがする。
シャーリー・マクレーンが、52年前の自身の出演作”Hot Spell”の上映スクリーンの前で、自分の出演シーンに合わせて、夫ヘクター・エリゾンドに愛を語るシーンなども、ファンとしては嬉しいのだが押し付けがましい気もする。
エンドロールで、ジュリア・ロバーツがリムジンの運転手に、”ロデオドライブで嫌な目に遭った”というギャグは、ゲイリー・マーシャル作品「プリティ・ウーマン」(1990)の一シーンのことを差しているイタズラである。