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ベスト・キッド4 The Next Karate Kid (1994)

空手の奥義を極める老人と戦友の反抗的な孫娘の交流を描く、主演ノリユキ・パット・モリタヒラリー・スワンクマイケル・アイアンサイドコンスタンス・タワーズ他共演、監督クリストファー・ケインによる人気シリーズ第4弾。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:クリストファー・ケイン

製作:ジェリー・ワイントローブ
脚本:マーク・リー
撮影:ラズロ・コヴァックス

編集:ロナルド・ローズ
音楽:ビル・コンティ

出演
ケースケ・ミヤギ:ノリユキ・パット・モリタ

ジュリー・ピアース:ヒラリー・スワンク
デューガン大佐:マイケル・アイアンサイド
エリック・マクガウエン:クリス・コンラッド
ルイーザ・ピアース:コンスタンス・タワーズ
ネッド:マイケル・カヴァリエリ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1994年製作 107分
公開
北米:1994年8月12日
日本:1995年2月25日
北米興行収入 $8,751,230
世界 $15,826,980


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ワシントンD.C.
第二次大戦中の”第442連隊戦闘団”の戦功に対する式典が開かれる。

部隊に加わったケースケ・ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)と、戦友の未亡人ルイーザ・ピアース(コンスタンス・タワーズ)が、その代表として壇上に上がる。

ボストン
ルイーザの家に招待されたミヤギは、彼女が、両親を事故で亡くし、自分に反抗する孫娘ジュリー(ヒラリー・スワンク)のことで悩んでいることを知る。

ミヤギは、戦友の妻ルイーザのためを思い、ロサンゼルスの自分の家に彼女を向かわせ、ジュリーとの共同生活を始める。

そんなジュリーは、反抗的な反面、彼女が通う高校の屋上で密かに飼っている、傷ついた鷹の世話をしていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ベスト・キッド」(1984)
・「ベスト・キッド2」(1986)
・「ベスト・キッド3」(1989)
・「ベスト・キッド4」(1994)
・「ベスト・キッド」(2010)

*(簡略ストー リー)
戦友の未亡人ルイーズと再会したミヤギは、彼女が、両親を事故で亡くして心を閉ざし反抗的な孫娘ジュリーに手を焼いていることを知る。
ルイーズを、ロサンゼルスの自分の家に向かわせたミヤギは、ジュリーの世話をすることになる。
ミヤギも、高校生のジュリーの扱いに苦労するが、彼女が並外れた運動能力の持ち主だと気づく。
ジュリーは、父親から空手を習っていたことをミヤギに伝え、それが実は、彼から代々伝わったことを知る。
それをきっかけに、ミヤギは彼流の手法で、ジュリーに空手の稽古をつけることになる。
その後、学校の屋上で、密かに鷹を飼っていたジュリーは補導されて、彼女は二週間の停学処分を受けてしまう。
ミヤギは、ジュリーに精神的な修行をさせるために、彼女を連れて人里はなれた寺院に向かう。
そこでジュリーは、心の安らぎを得て空手の稽古にも励み、成長して再び高校に戻る。
しかしジュリーは、校内の秩序を守るの目的で組織された自警団を率いる、軍人上がりのデューガン大佐の嫌がらせに遭ってしまう・・・。
__________

主人公が少年から少女に代わり、空手の達人ミヤギ老人と、新たな師弟関係が生まれる、シリーズのイメージを一新させた内容になっている。

しかし、評価は悪く興行的にも失敗してしまい、結局このシリーズは本作で終了することになる。

主演のノリユキ・パット・モリタは、相変わらず淡々とした演技を貫き、彼らしさを見せている。

公開当時とは違って、今見ると、どうしても、その後、若くしてハリウッドを代表する演技派女優になる、ヒラリー・スワンクばかりを注目してしまう。

彼女にとっては初めての大役で、撮影当時19歳、実際に運動神経抜群である彼女の才能を生かした作品ではあるが、贔屓目に見ても、この時点では、それほど光るものは感じない。
逆に言えば、彼女の人生からは、どこにでも転がっているチャンスを掴める可能性を感じとれる。

日本では考えられない、高校内の自警団を率いるマイケル・アイアンサイド、その一員ながら、彼に反抗するヒロインのボーイフレンド、クリス・コンラッド、二枚目俳優のジョン・ギャビン夫人であり、かつてジョン・フォード作品などでその美しさを見せてくれたヒロインの祖母役コンスタンス・タワーズ、自警団のメンバー、マイケル・カヴァリエリなどが共演している


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