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華麗なる激情 The Agony and the Ecstasy (1965)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

盛期ルネサンス期の彫刻家であり、建築家、画家、詩人でもあるミケランジェロ・ブオナローティが、ローマ教皇ユリウス2世の命を受けシスティーナ礼拝堂に描いた大天井画を完成させるまでの苦悩や情熱を描く、製作、監督キャロル・リード、主演チャールトン・ヘストンレックス・ハリソンダイアン・シレントアドルフォ・チェリハリー・アンドリューストーマス・ミリアン他共演の歴史劇。


ドラマ(歴史劇)


スタッフ キャスト
監督:キャロル・リード
製作:キャロル・リード
原作:アーヴィング・ストーン
脚本:フィリップ・ダン
撮影:レオン・シャムロイ

編集:アミュエル・E・ビートリー
美術・装置
ジョン・デ・キューア

ジャック・マーティン・スミス
ダリノ・シモーニ
衣装デザイン:ヴィットリオ・ニノ・ノヴァリーズ
音楽
アレックス・ノース
ジェリー・ゴールドスミス

出演
チャールトン・ヘストンミケランジェロ・ブオナローティ
レックス・ハリソンユリウス2世
ダイアン・シレント:コンテシーナ・アントニア・ロモラ・デ・メディチ
アドルフォ・チェリジョヴァンニ・デ・メディチ
ハリー・アンドリュースドナント・ブラマンテ
トーマス・ミリアンラファエロ・サンティ

アルバート・ルポ:ウルビーノの伯爵

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1965年製作 138分
公開
北米:1965年10月7日
日本:1966年2月
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $4,000,000


アカデミー賞
第38回アカデミー賞
・ノミネート
撮影・作曲・録音・衣装デザイン・美術賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
16世紀初頭。
ローマ教皇ユリウス2世レックス・ハリソン)は、教皇領を取り戻すことに執着して戦いを続け、ローマに戻ろうとする。

教皇の専任建築家ドナント・ブラマンテハリー・アンドリュース)は、教皇霊廟の彫像を彫ることを依頼されたフィレンツェの彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティチャールトン・ヘストン)に、教皇の勝利を祝うようにと伝える。

彫像だけで40体彫らねばならないミケランジェロは、休んでいる暇などないことをブラマンテに伝える。

運ばれてきた大理石を見て、中にモーゼがいると言うミケランジェロは、ブラマンテと意見が合わない。

ローマに戻った教皇は、今後も戦い続ける考えを変えない。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1508年。
ローマ教皇ユリウス2世は、教皇領を取り戻すことに執着して戦いを続けていた。
霊廟の建造をフィレンツェの彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティに依頼していた教皇は、それを中断して、システィーナ礼拝堂の天井に十二使徒フレスコ画を描くことを命ずる。
画家でないと言うミケランジェロはそれを断ろうとするものの、拒める立場でもなく、苦悩しながら絵を描き始める。
その後ミケランジェロは、教皇の専任建築家ブラマンテと対立しながら、満足できない仕事に嫌気が差し姿を消してしまう。
若い画家のラファエロを採用することを教皇に提案したブラマンテだったが、教皇はミケランジェロの捜索を命ずる。
その頃、石切り場に身を隠していたミケランジェロは、旧約聖書の”創世記”を描く構想が閃き、教皇の元に向かい天井画を変更する許可を得る。
ようやく、情熱を傾けられる仕事を見つけたミケランジェロは、教皇の干渉を無視して寝食を忘れて絵を描き続けるのだが・・・。
__________

1961年に発表された、アーヴィング・ストーンの同名小説”The Agony and the Ecstasy”を基に製作された作品。

原題の通り、単にミケランジェロの偉業を称える作品ではなく、彼の苦悩やユリウス2世との確執と友情を、その人間性を含めてキャロル・リードが繊細に描いている。

第38回アカデミー賞では、撮影、作曲、録音、衣装デザイン、美術賞にノミネートされた。

見事に再現されたシスティーナ礼拝堂や、天井画を発想する幻想的なシーン、さらには当時を再現した美しい衣装など、芸術的作品として見応えのある作品に仕上がっている。

ジェリー・ゴールドスミスアレックス・ノースによる力強い音楽も印象に残る。

主演のチャールトン・ヘストンは、時に弱さも見せながら、激情家で人間味のある主人公のミケランジェロを、極めつけとも言える史劇の大スターらしく見事に演じ、英雄的な天才芸術家としてだけの描き方に終わっていない人物を熱演している。

ルネサンス最盛期をもたらしながら、軍事的政治力を発揮し、教会を守るために奔走する、ローマ教皇ユリウス2世を好演するレックス・ハリソンの演技も素晴らしい。
暴君のようでもあるが人情味もあり、ミケランジェロとの友情がユーモラスに描かれているところも興味深い。

ミケランジェロに愛情を抱き精神的にも支えとなる、メディチ家の一員を印象深く演ずる、当時のショーン・コネリー夫人ダイアン・シレント、その兄で、ユリウス2世の死後に即位し”レオ10世”となるジョヴァンニ・デ・メディチ枢機卿役のアドルフォ・チェリ、建築家ブラマンテハリー・アンドリュースラファエロトーマス・ミリアンなどが共演している。


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