バイオハザード: ザ・ファイナル Resident Evil: The Final Chapter (2016)

その後、アリスは地下の部屋で、モニターに現れたAIのレッドクイーン（エヴァー・アンダーソン）から、48時間以内に人類は滅びるのだが、自分は人類を救いたいと言われて戸惑う。

背後から迫るアンデッドのことを知らされたアリスは、それを殺してレッドクイーンの話を聞く。

T-ウイルスに感染した者を抹消できる抗ウイルス剤をアンブレラが開発し、それはラクーンシティの地下のハイブの中にあり、その場に行けば答えがあると言うレッドクイーンを、アリスは信じることができない。

望むものを与えると言うレッドクイーンは、ハイブにいる、裏切ったウェスカーに復讐できるとアリスに伝える。

アリスの時計をリセットしたレッドクイーンは、10年前にハイブで失敗したことを話し、今回は失敗しないようにと伝える。

車でラクーンシティに向かうアリスは進路を妨害され、現れた者たちに襲われるものの難なく倒す。

しかし、アイザックスに捕らえられたアリスは、殺したのはクローンだったことを知る。

ロープでつながれたアリスは護送車の後を走り、無数のアンデッド軍団に追われる。

アリスの姿をアイザックスから映像で見せられたウェスカーは、任務が完了していなかった件を非難され、抗ウイルス剤のことを彼女が知っていると言われ、警備レベルを最大にするよう指示される。

護送車に飛び乗ったアリスは監視の男を倒し、襲いかかってきたアイザックスと格闘になる。

アイザックスの手首を切り落としたアリスは、バイクを奪い逃走する。

手当てを受けたアイザックスは、部下のチュウ司令官（イ・ジュンギ）から、アリスが逃げたことを知らされる。

レッドクイーンから、アリスが近づいていることを知らされたウェスカーは、警戒体勢に入る。

ラクーンシティ。
アリスは、生存者グループ、ドク（オーエン・マッケン）、アビゲイル（ルビー・ローズ）、クリスチャン（ウィリアム・レビー）、コバルト（ローラ）、レイザー（フレイザー・ジェームズ）に待ち伏せされる。

痛めつけられそうになったアリスだったが、それを制止したクレア・レッドフィールド（アリ・ラーター）と再会する。

クレアは、アルカディアで捕らえられ、護送途中にパイロットを殺してこの場に墜落し、ドクらに救われたことをアリスに話す。

アイザックスが迫り、アリスは、ハイブに行くことをクレアに伝えて生存者を避難させるよう指示する。

ドクの治療を受けたアリスは、恋人同士の彼とクレアの関係に気づき、ハイブに散布用の抗ウイルス剤があることを伝える。

それがレッドクイーンの情報だと知ったクレアは信じることができず、T-ウイルスに感染しているアリスに自分自身も死んでしまうと伝える。

アリスが覚悟を決めていることを知ったクレアは、アイザックスの攻撃を阻止し、皆と共にハイブに向かう考えをアリスに伝える。

武器は少ないがガソリンは十分にあることを知ったアリスは、裏切り者がいる可能性がある仲間に用心するようクレアに伝えて、アイザックスらを迎え撃つ準備を始める。

ウェスカーは、生存者の中にスパイを潜入させていることをアイザックスに伝える。

アリスらは大量のガソリンを準備して、近づくアイザックスに攻撃を仕掛ける。

激しい戦いは始まり、コバルトはアンデットに殺される。

アリスらは屋上からガソリンを流し火を放ち、地上を火の海にしてアイザックすらを撤退させる。

地上に向かったアリスは護送車に飛び乗り、一騎打ちになったチュウを銃撃し、アンデッドの餌食にする。

アリスは、他の生存者も加えて地下にあるハイブに向かう。

ウェスカーは、防御対策の自動制御を解除し、自分が対応することをレッドクイーンに伝えて、生物兵器ケルベロスを放つ。

ケルベロスに襲われたアリスらは、クリスチャンらを失いながらも前進し、封鎖される寸前でハイブに入る。

アリスは、武器と残り少ない弾を確認し、そこにレッドクイーンが現れる。

レッドクイーンはアンブレラを裏切る理由を話し、T-ウイルスが漏れた後、極秘ファイルである最高幹部会議の録画がアップされたと伝え、ウイルス流出の17か月前の映像を見せる。

滅亡する運命のこの世界を終焉させ、選ばれた者は地下に避難し、地上が浄化された後に、理想の地球を創ると計画の説明をするアイザックスは、それにT-ウイルスを使うことを幹部に伝える。

アイザックスがT-ウイルスをわざと流出したことを知ったアリスは、アンブレラに仕えると同時に、人の命も大切にしなければならないというプログラムが矛盾していることに気づいた、レッドクイーンの考えを聞く。

自分は阻止できないがアリスならできると言うレッドクイーンは、あと37分で最後の人間居留地が壊滅するために、その前に抗ウイルス剤を散布する必要があると伝える。

レッドクイーンからイヤホンをつけるよう指示されたアリスは、アンブレラがスパイを送り込み、この場にいる可能性が高いことを知る。

作動していない通気口を通り抜けたアリスらは、ウェスカーがタービンを逆回転させたために、吸い込まれる可能性がありその場から離れようとする。

アビゲイルが吸い込まれ、タービンは停止する。

その後、向かった通路で一人が死に、アリスとレイザーがある部屋に落下する。

生物兵器ブラッドショットに襲われたレイザーは殺され、立ち向かったアリスはブラッドショットを倒し、現れたドクと共にその場から移動する。

ウェスカーは、ある人物を起こすようレッドクイーンに指示する。

武器を手に入れたアリスは爆破装置をセットし、ドクと共に最下層に向かう。

アリスは、目の前の何千もの低温貯蔵器に、アンブレラの幹部が眠っていることをドクに知らせる。

本物のアイザックスは眠りから覚め、ドクと共に現れたアリスを迎える。

アリスはアイザックスから抗ウイルス剤を見せられ、武器を置くよう指示され、スパイだったドクに銃を向けられる。

起爆装置を置くようドクに指示されたアリスは、クレアも捕らえられたことを知る。

アリスは、その場にあるものでアイザックスを殺すことを考える。

それに気づいたアイザックスは、格闘予測プログラムでアリスを倒せるために余裕を見せる。

自分は本物だと言うアイザックスは、途中で会ったのは、本人と思い込むクローンだとアリスに伝える。

その場に老化したアリシア・マーカス（ミラ・ジョヴォヴィッチ）が現れ、アリスは、自分が彼女のクローンだとアイザックスから知らされて動揺する。

アリスは、レッドクイーンもアリシアの記憶などを利用して作られたことを知らされる。

アリシアは、すべてを支配しようとアイザックスに抵抗し、解雇されたウェスカーは痛めつけられる。

銃が空だと気づいたドクはアリスに叩きのめされ、最後まで生き残ったことでスパイだと分かったと言われ、クレアに殺される。

瀕死のウェスカーに起爆装置を渡したアリスは、握り続ければアンブレラの野望は続くと伝える。

逃げたアイザックスを追おうとするアリスは、アリシアから、抗ウイルス剤を散布すれば、T-ウイルスに感染したすべての生物は死ぬと言われ、それが自分の死も意味することを理解する。

残り4分半、覚悟を決めたアリスはクレアと共に地上に向かう。

アリシアは、システムと神経リンクを接続できるコンタクトレンズをつけて、子供時代の記憶をダウンロードして、自分たちは死ぬとウェスカーに伝える。

アイザックスは全機能を管理下に置こうとするが、シャットダウンするレッドクイーンからこの場で死ぬと言われ、現れたアリスとクレアを迎え撃つ。

格闘になったアイザックスはクレアを叩きのめし、レーザー回廊を通り抜けたアリスを痛めつける。

レーザーで指を切断されたアリスは苦しむが、アイザックスに手榴弾のピンを見せる。

揉み合った間にピンを抜かれたアイザックスは、それが爆発して倒れる。

抗ウイルス剤を奪ったアリスは、傷ついたクレアから地上に向かうようにと言われその場を去る。

アイザックは再起動して地上に向かい、アリスから抗ウイルス剤を奪う。

そこにクローンのアイザックスが現れ、自分が本物だと信じてアイザックスに襲い掛かるが、アンデッドに食い殺される。

ウェスカーは力尽き起爆装置を離したために、アリシアと共に爆死する。

地上に着いたアリスは、抗ウイルス剤を地面にたたきつけ、襲いかかってきたアンデッドは全滅する。

アリスもその場に倒れ込む。

翌朝、クレアに声をかけられたアリスは生きていることに気づく。

レッドクイーンから、アイザックスの死でシステムに戻り攻撃を止めたと言われたアリスは、抗ウイルス剤はT-ウイルスのみに作用し、健康な細胞は攻撃しないことを知らされる。

自分とアリシアがウソをついたのは、他人のために命を犠牲にできるか確かめたからだと言われたアリスは、自分もアンブレラの仲間だったとレッドクイーンに伝える。

人間より人間らしくなったと言うレッドクイーンは、アリシアが残した、欠けていた子供時代の記憶をアリスにインプットする。

マンハッタン。
アリスは、抗ウイルス剤は風で運ばれ、拡散には数年かかるだろうと考えながら、戦いが続くことを覚悟する。

背後から迫るポポカリムに気づいたアリスは、街の中心部に向かう。