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2012 (2009)

マヤ人が2012年に人類が滅亡すると予測した伝説を基に製作された作品。
主要国首脳の決断で極秘に進められていた”人類生存計画”を知った作家が家族を守るために命を懸ける姿を描く、製作総指揮、監督、脚本ローランド・エメリッヒ、主演ジョン・キューザックアマンダ・ピートキウェテル・イジョフォーダニー・グローヴァータンディ・ニュートン他共演のスペクタクル・パニック超大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ローランド・エメリッヒ

製作総指揮
ローランド・エメリッヒ

ウテ・エメリッヒ
製作
マーク・ゴードン

ハラルド・クローサー
ラリー・フランコ
脚本
ローランド・エメリッヒ

ハラルド・クローサー
撮影:ディーン・セムラー
編集
デヴィッド・ブレナー

ピーター・S・エリオット
音楽
ハラルド・クローサー

トマス・ワンダー

出演
ジャクソン・カーティス:ジョン・キューザック

ケイト・カーティス:アマンダ・ピート
エイドリアン・ヘルムズリー:キウェテル・イジョフォー
トーマス・ウィルソン大統領:ダニー・グローヴァー
ローラ・ウィルソン:タンディ・ニュートン
カール・アンハイザー:オリヴァー・プラット
ユーリ・カルポフ:ズラッコ・ブリッチ
タマラ:ベアトリス・ローセン
ゴードン・シルバーマン:トム・マッカーシー
チャーリー・フロスト:ウディ・ハレルソン
トニー・デルガット:ジョージ・シーガル
ハリー・ヘルムズリー:ブルー・マンクーマ
フレデリック・ウエスト教授:ジョン・ビリングズリー
サトナム・ツルターニ:ジミ・ミストリー
サーシャ:ヨハン・アーブ
ノア・カーティス:リーアム・ジェームズ
リリー・カーティス:モーガン・リリー
テンジン:チン・ハン
ニーマ:オスリク・チャウ
本人:マイケル・バッファー

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2009年製作 131分
公開
北米:2009年11月13日
日本:2009年11月20日
製作費 $200,000,000
北米興行収入 $166,112,170
世界 $769,679,470


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
2009年。
アメリカ人地質学者のエイドリアン・ヘルムズリー(キウェテル・イジョフォー)は、友人の宇宙物理学者サトナム・ツルターニ(ジミ・ミストリー)に会うためにインドに到着する。

エイドリアンは、巨大な太陽フレアが、地球のコアに影響を与えるだろうということをサトナムから知らされる。

急遽帰国して、ワシントンD.C.に向かったエイドリアンは、大統領主席補佐官カール・アンハイザー(オリヴァー・プラット)にそれを伝える。

エイドリアンは、アンハイザーと共にホワイトハウスに向かい、大統領トーマス・ウィルソン(ダニー・グローヴァー)に、世界の終わりに至る地球の危機を知らせる。

2010年、G8(サミット)
ウィルソン大統領は、各国首脳に対し、科学的調査の結果、世界が終焉することを伝える。

2012年。
一般の人々も、異常な太陽活動が地球に影響を与えることを知り始め、古代マヤ人の、2012年12月21日に人類が滅亡するという、言い伝えを信じ自殺する者まで現れる。

ロサンゼルス
売れない作家ジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、アルバイトでリムジン・ドライバーをしていた。

...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
2009年。
太陽フレアの活発化による地球のコアの異常で、人類は死滅の危機を迎える。
地質学者ヘルムズリーは、3年後に世界が滅びると予測する。
それがアメリカ大統領ウィルソンに知らされ、世界各国の首脳に伝えられる。
2012年。
一般の人々も太陽活動の異常に気づき始め、古代マヤ人の、2012年12月21日に人類が滅亡するという言い伝えを信じ、自殺する者まで現れる。
売れない作家ジャクソン・カーティスは、別居中の妻ケイトから子供を預かり、イエローストーン国立公園にキャンプに向かう。
ジャクソンはそこで、国家陰謀説を唱える男チャーリーに出会い、世界の終焉を予言され、”秘密の宇宙船”プロジェクトを知らされる。
その頃、ロサンゼルスのケイトは地割れに襲われ、それを知ったジャクソンは、彼女の元に向かう。
近づいた人類滅亡を前に、主要国は、人類生存のためのある計画を進めていた・・・。
__________

製作費2億ドルを3日間で回収し、全世界で約7億7000万ドルの大ヒットとなった作品。
北米興行収入 $166,112,167

良くも悪くも、いかにもローランド・エメリッヒらしい、とてつもないスケールの作品で、各地を襲う大惨事の凄まじい映像は、信じ難いほどの迫力で恐ろしささえ感じる。

突然始る大惨事は、地響きと共に劇場内も揺れるほどで、映画館で見ないと、その価値は半減してしまう。

ストーリー自体に、それほど新鮮味があるわけでもないが、家族のために命を懸ける主人公と、一人でも多くの人命を救おうとする科学者の真摯な姿は心を打つ。

結局は宇宙に逃れるのではなく、愛する地球を見捨てないことを印象付ける、古風な生存計画で終わっている。
現時点を描いているストーリーだけに、技術的に人類の宇宙脱出計画は不可能なため、現実味のある展開でもある。

また、主人公の売れない作家の著書を、桁外れの読書家の科学者が読み、共感していたという筋立ても、ご都合主義の極みと言えばそれまでだが、物語事態が荒唐無稽に近いので、あまり深く考える必要もなし。

家族を救うために奔走する主人公を熱演するジョン・キューザック、妻アマンダ・ピート、もう一人の主人公で、正義感溢れる実直な科学者役を好演するキウェテル・イジョフォー、国民との死を選ぶアメリカ大統領ダニー・グローヴァー、その娘タンディ・ニュートン、利己的な主席補佐官オリヴァー・プラット、人間味があり豪快なロシアの富豪のズラッコ・ブリッチ、その愛人ベアトリス・ローセン、主人公の元妻の恋人で形成外科医のトム・マッカーシー、世界の終末を予言する男の怪演が見もののウディ・ハレルソン、客船のバンドマン役でベテランのジョージ・シーガルブルー・マンクーマ、科学者ジョン・ビリングズリーロシア人パイロット、ヨハン・アーブ、そして、”ノア”という名前が思わせ振りな主人公の息子リーアム・ジェームズと娘役のモーガン・リリーインド人の宇宙物理学者ジミ・ミストリーなどが共演している。


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