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ザ・エージェント Jerry Maguire (1996)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

チームやスポンサーとの契約で、スポーツ選手をマネーゲームの材料に利用し、その家族や周囲の人々を、人間として扱わない世界に嫌気が差した有能なエージェントが、本当の愛や選手との友情、そして信頼を手に入れるまでを描く、製作、監督、脚本キャメロン・クロウトム・クルーズキューバ・グッディングJr.レニー・ゼルウィガー共演によるヒューマン・ドラマの秀作。


ドラマ(ヒューマン)

トム・クルーズ / Tom Cruise 作品一覧
トム・クルーズ / Tom Cruise / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:キャメロン・クロウ
製作
ジェームズ・L・ブルックス
リチャード・サカイ
ローレンス・マーク
キャメロン・クロウ
脚本:キャメロン・クロウ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
編集:ジョー・ハッシング
音楽:ナンシー・ウィルソン

出演
トム・クルーズ:ジェリー・マグワイア
キューバ・グッディングJr.:ロッド・ティドウェル
レニー・ゼルウィガー:ドロシー・ボイド
ジョナサン・リプニッキ:レイ・ボイド
ケリー・プレストン:エイヴリー・ビショップ
ジェリー・オコンネル:フランク・クッシュマン
ジェイ・モーア:ボブ・シュガー
ボニー・ハント:ローレル・ボイド
レジーナ・キング:マーシー・ティドウェル
エリック・ストルツ:イーサン・ヴァルヒアー
ボー・ブリッジス:マット・クッシュマン
ルーシー・リュー:元ガールフレンド
アート・モンク:本人
トロイ・エイクマン:本人
カタリナ・ヴィット:本人
ジャード・ジャシム:ディッキー・フォックス
ジェリー・カントレル:コピー・ショップの店員

アメリカ 映画
配給 トライスター・ピクチャーズ
1996年製作 138分
公開
北米:1996年12月13日
日本:1997年5月17日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $153,620,820
世界 $273,552,590


アカデミー賞 ■
第69回アカデミー賞
・受賞
助演男優賞(キューバ・グッディングJr.)
・ノミネート
作品
主演男優(トム・クルーズ)
脚本・編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
アメリカ、ナンバー1のスポーツ・エージェント会社SMIのエージェント、ジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)は、高額な年棒やスポンサー契約に振り回されていた。

充実感はあるものの、選手の家族やファンを食い物にしている自分に嫌気が差したジェリーは、自らの理念を提案書にして全社員に配布する。

移動の飛行機で、同じ会社の経理部のドロシー・ボイド(レニー・ゼルウィガー)と一緒になったジェリーは、提案書に感激したことを伝えられる。

ドロシーは、提案書の件だけでなく、ジェリーに憧れを抱く女性だった。

上昇志向の恋人エイヴリー・ビショップ(ケリー・プレストン)との一時やバチェラー・パーティーを楽しんだジェリーは、週明けに出社して、同僚社員から提案書の件で”祝福”される。

その直後にジェリーは、クライアントである、NFLプレイヤー、ロッド・ティドウェル(キューバ・グッディングJr.)の妻マーシー(レジーナ・キング)に、契約の件で噛み付かれる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
全てが金と契約で支配されている世界にを見限った、優秀なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、その理念を書面にして全社員に配布した結果、クビになってしまう。
落ち目のプロ・フットボーラー、ロッド以外のクライアントを失ったジェリーは開き直り、彼に同調した同僚ドロシーと独立する。
ロッドはジェリーを信頼するが、彼に気を取られている隙に、ジェリーは大物新人も取り逃がしてしまう。
さらに、ジェリーに好意を抱く、献身的なドロシーの存在も、親密になるほどに、彼には大きな負担になっていく・・・。
__________

クライアントを失ったエージェント、クビになった彼に賛同する女性、そして、契約選手の三人を中心に、それぞれの人生模様や心の動きなどを、脚本を兼ねる監督キャメロン・クロウは繊細に描き切っている。
結ばれて幸せなはずの、ジェリーとドロシーの噛み合わない関係を、荒削りな男だが”愛の達人”であるクライアントのロッドが、やんわりと干渉するあたりの演出は見事だ。

元「ローリング・ストーン」誌の記者だったキャメロン・クロウらしい、ブルース・スプリングスティーンエルヴィス・プレスリーポール・マッカートニーボブ・ディランザ・フーらの曲をちりばめた、全体の音楽構成も素晴しい。

第69回アカデミー賞では、助演男優賞(キューバ・グッディングJr.)を受信した。
・ノミネート
作品
主演男優(トム・クルーズ)
脚本・編集賞

北米興行収入は約1億5400万ドル、全世界では約2億7400万ドルのヒットとなった。

同年の「ミッション:インポッシブル」(1996)で、アクション・スターとしての魅力も見せてくれたトム・クルーズは、演技派としての実力を十分発揮し、アカデミー主演賞にノミネートされる熱演を見せてくれる。
喜びや悲しみなど、全てにおいて円熟の演技を見せるトム・クルーズだが、特に、本意でないプロポーズをするシーンの表情が素晴らしい。

ア・フュー・グッドメン」(1992)や「アウトブレイク」(1995)などで、既にキャリアを積んでいたキューバ・グッディングJr.の出色の熱演は見もので、自信過剰で傲慢だが、家族思いで友情に厚い、人間味溢れるプロ・フットボーラーを演じ、見事にアカデミー助演賞を受賞した。

その受賞の際のスピーチは、作品中の契約が決まったシーンを思い起こさせる興奮で、会場から大喝采を受けた。
http://jp.youtube.com/watch?v=cnCMqr1QRQw
優秀なエージェントとしてモテモテのジェリーだが、本当の愛を知らないのを悟り、説得力ある助言で彼を励ますシーンも印象的だ。

本作をきっかけに、スターへの道を歩み始めるレニー・ゼルウィガーも、5歳の子供を抱え、恋に積極的になれない女性を見事に演じている。
本作で彼女を始めて知り、派手さのない顔立ちと泣き顔に親しみを感じて、ファンになった方は多いはずだ。

”離婚者の会”なる会合を夜な夜な催し、妹の恋を心配するボニー・ハント、ロッド(C・グッディングJr.)を励ます強い妻レジーナ・キング、”負け犬”を嫌う主人公の元恋人ケリー・プレストン、強かな若手エージェント、ジェイ・モーア、彼に寝返り主人公を裏切る有力選手ジェリー・オコンネル、その父親ボー・ブリッジス、主人公の同級生役で一瞬登場するエリック・ストルツ、コピー・ショップ店員ジェリー・カントレル、愛嬌たっぷりの、ドロシー(R・ゼルウィガー)の息子ジョナサン・リプニッキなどが共演している。

プロ・フットボールのスター、アート・モンクトロイ・エイクマン、フィギアスケートの金メダリスト、カタリナ・ヴィット他多数のプロ・スポーツ選手が本人役で出演している。

また、度々登場し、エージェントの教訓を伝授するスポーツ・エージェントの草分け的存在ディッキー・フォックスは、ソニー・ピクチャーズで副社長を務めたジャード・ジャシムが演じた。


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