アイ・アム・レジェンド I Am Legend (2007)

ネヴィルは、一人生き残った今でも、地下の研究室で、感染を防ぐ血清を作ろうとしていた。

そんなネヴィルは、孤独感を紛らすために、マネキンに語りかけたりしていた。

ある日ネヴィルは、建物に入り込んだサムを追った際に、クリピン博士が開発したウィルスに感染して、凶暴化してしまった”ダーク・シーカー”(闇の住人)に襲われる。

ネヴィルは窓から道路に落下して、ダーク・シーカーは光を浴びて息絶える。

ダーク・シーカーの女性を捕らえ他ネヴィルは、自分が作った、マウスに効果が見られたワクチンを投与してみるが、人間には効かなかった。

ネヴィル自身は、依然としてどの感染にも免疫があり、犬は空気感染にしか免疫がないため、彼はサムのことが心配だった。

感染者に免疫を持たせることは未だに不可能であり、ネヴィルは、ウィルスの手強さを痛感する。
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3年前。
ネヴィルは、ゾーイとマーリーを脱出させるために、二人をヘリコプターに乗せて別れを告げ、サムと共にその場に残る。
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毎日同じ行動をとるネヴィルは、AMラジオの全周波数を使い、自分がこの場で生存していることを知らせ、住まいや食料、そして安全を保障することを伝える。

そんな時ネヴィルは、グランド・セントラル駅前で、自分の設置したマネキンが、その場に移動していることに気づき動揺する。

それは”ダーク・シーカー”の罠で、ネヴィルは宙吊りになり、気絶して日が暮れてしまう。

その後ネヴィルは意識を取り戻し、何とか罠から逃れるものの、手にしていたナイフを足に刺してしまう。

日没と共に、日の光を避ける感染した犬が現れてネヴィルを襲い、愛犬サムは噛まれてしまう。

ネヴィルはサムを連れて帰り、未開発のワクチンを投与するものの、既に感染の症状が進み、彼は已む無くサムを絞め殺す。

唯一の家族サムを失ったネヴィルは、夜の街を車で走り、”ダーク・シーカー”を退治しようとするものの、逆に襲われて殺されそうになる。

その時、閃光が輝き、ネヴィルは、生存者らしき者に助けられる。
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3年前。
ゾーイとマーリーを見送ったネヴィルだったが、戦闘機の攻撃が始り、制御を失った他のヘルが、妻子の乗ったヘリに激突する。
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自宅で目覚めたネヴィルは、傷が手当てしてあることを確認し、自分を助けれくれたアナ(アリシー・ブラガ)と少年イーサン(チャリー・ターハーン)と食事をする。

アナは、ネヴィルの放送を聞いてメリーランドから来たのだった。

バーモントのベセルにある、生存者のいる村に向かうのがアナの目的だった。

しかし、ネヴィルは、そんな村があることを信じようとせず、混乱して興奮し、独りになると言って２階に向かってしまう。

落ち着いたネヴィルは、傷の手当のことでアナに感謝し、彼女がサンパウロから来たことを知る。

その後、ベセルに向かう準備をするアナだったが、科学者としての使命感から、ネヴィルは感染者を救う方法を探るために、その場に残ることを伝える。

アナは、ラジオを聴きここに来たことや、ネヴィルを助けたのが、神の導きだと伝えて彼をベセル行きに誘う。

ネヴィルはそれを一切否定して、神の存在も信じなかった。

その時、秘密だったネヴィルの家が”ダーク・シーカー”に襲われ、彼は、用意していたサーチライトや爆薬で対抗する。

”ダーク・シーカー”は、家の中に侵入してネヴィルに襲いかかるが、彼は敵を倒す。

しかし、”ダーク・シーカー”の大群が現れたため、ネヴィルは、アナとイーサンを連れて地下の研究室に避難する。

ところが驚くことに、捕らえていた”ダーク・シーカー”の女性に投与したワクチンが効き始め、襲ってきた敵に対し、ネヴィルは治療法が見つかったことを知らせようとする。

”ダーク・シーカー”はそれを聞き入れようとず、諦めかけたネヴィルは、マーリーの”蝶よ”という声を聞き、アナの首筋の蝶のタトゥーに気づく。

紙の導きを感じたネヴィルは、女性から採取した血清をアナに託し、彼女に、石炭のシュートに隠れているよう伝える。

覚悟を決めたネヴィルは、”M67破片手榴弾”で敵もろとも自爆する。

そして、アナとイーサンは感染を免れ、無事に隔離された村にたどり着く。

治療薬を発見したロバート・ネヴィルは、自ら犠牲となり、アナとイーサンに遺志を託して、彼は”伝説となった。