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ファンタスティック・フォー:銀河の危機 Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer (2007)

スタン・リージャック・カービーにより創作されたマーベル・コミックの人気シリーズの映画化である「ファンタスティック・フォー」(2005)の続編。
コミックシリーズの人気キャラクターである”シルバーサーファー”が登場し、前作で冷却保存されたDr.ドゥームも復活シルバーサーファーのパワーを盗み地球を危機に陥れる敵と戦う”ファンタスティック・フォー”の活躍を描くアクション超大作。
主演ヨアン・グリフィズジェシカ・アルバクリス・エヴァンスマイケル・チクリスジュリアン・マクマホンケリー・ワシントン他共演、監督ティム・ストーリー

■ アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ティム・ストーリー

製作総指揮
スタン・リー
クリス・コロンバス
マイケル・バーナサン
製作
ベルント・アイヒンガー
アヴィ・アラド
ラルフ・ウィンター
原案
ジョン・ターマン
マーク・フロスト
脚本
マーク・フロスト
ドン・ペイン
撮影:ラリー・ブランフォード
編集
ウィリアム・ホイ
ピーター・S・エリオット
音楽:ジョン・オットマン

出演
ヨアン・グリフィズ:リード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック
ジェシカ・アルバ:スーザン・ストーム/インヴィジブル・ウーマン
クリス・エヴァンス:ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ
マイケル・チクリス:ベン・グリム/ザ・シング
ジュリアン・マクマホン:ヴィクター・ヴァン・ドゥーム/Dr.ドゥーム
ケリー・ワシントン:アリシア・マスターズ
アンドレ・ブラウアー:ヘイガー将軍
ダグ・ジョーンズ/ローレンス・フィッシュバーン(声):シルバーサーファー/ノリン・ラッド
ボウ・ギャレット:フランキー・レイ大尉
スタン・リー:本人

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2007年製作 92分
公開
北米:2007年6月15日
日本:2007年9月21日
製作費 $130,000,000
北米興行収入 $131,920,330
世界 $289,047,760


ストーリー ■
地球に飛来する物体の影響で、世界各地で異常現象が起きる。
宇宙線を浴びた影響で、超能力パワーを得た4人”ファンタスティック・フォー”(F4)のリーダーで、天才科学者リード・リチャーズ(ヨアン・グリフィズ)は、メンバーのスーザン(ジェシカ・アルバ)とついに結婚することになる。
しかし、地球に現れた謎の飛行生命体”シルバーサーファー”の出現で式は中止となってしまう。
政府及び軍から、異常現象調査と”シルバーサーファー”捕獲を依頼されたリードは、F4のスーザン、ベン(マイケル・チクリス)、ジョニー(クリス・エヴァンス)そして、邪悪な道に走って冷凍保存されていたが、シルバーサーファーとの接触で人間に戻ったヴィクター(ジュリアン・マクマホン)と共に、地球の危機を救おうとするのだが・・・。


解説 評価 感想 ■

参考:
ファンタスティック・フォー」(2005)

前作を上回る1億3000万ドルの製作費をかけたものの、興行収入は10%以上ダウンしてしまった。
それでも、全世界トータルは約2億8900万ドルのヒットとなった。
北米興行収入 $131,920,330

主人公4人の役割配分などが前作よりも明確に描かれ、まとまりのあるストーリーとユーモラスな展開で飽きずに一気に観れる。

シルバーサーファーのCG映像も見事で、ロンドンのシーンも迫力十分。

日本人の目で見ると、冒頭の駿河湾凍結は斬新な感じはするのだが、クライマックスの主人公の結婚式は、上海にいたはずの4人が、どう見ても日本でおかしな式を挙げているようにしか見えず、お決まりの、全く日本の文化を理解していない映像は残念でならない。
とにかく、東洋的な雰囲気が出ていれば、どうでもよいのだろう。
(冒頭でも、日本の漁船、漁師には見えない・・・。)

結婚式を控え、ついつい正義感に燃えてしまうヨアン・グリフィズは、軍の圧制に屈せずに、啖呵を切って将軍を屈服させるような勇ましさも見せる。

前作同様に、ラジー賞にノミネートされたジェシカ・アルバだが、大人のムードを漂わせ、少し違ったイメージで登場する。

姉を殺され(生き返る)、2人のパワーを合わせて敵に立ち向かうクリス・エヴァンスは、前作よりも無鉄砲さを抑え大活躍する。

前作よりやや控えめになったように思えるマイケル・チクリスだが、そのキャラクターで注目度はNo.1だ。

復活したDr.ドゥーム、ジュリアン・マクマホン、今回は出番が多い、ベン(M・チクリス)の恋人を魅力的に演ずるケリー・ワシントン、まるで敵のような傲慢な将軍アンドレ・ブラウアー、その部下で、全く軍人に見えないボウ・ギャレット、途中から地球側に寝返るシルバーサーファーのダグ・ジョーンズ、(声:ローレンス・フィッシュバーン)の再登場を予感させるラストも注目だ。

原作者で製作総指揮も兼ねるスタン・リーが、主人公の結婚式会場から追い出される本人役で登場する。


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