ドタキャン・パパ Carpool (1996)

バッキーは、車に乗ったチェルシーの姉ケイラ（レイチェル・リー・クック）に惹かれてしまう。

その頃フランクリンは、銀行を襲うことを考える。

風変わりな少年トラヴィス（ジョーダン・ワーコル）を乗せたダニエルは先を急ぐ。

銀行に押し入ろうとしたフランクリンだったが、警備員がいたためにその場を去る。

クライアントであるチェーン展開をするハマーマン（ロッド・スタイガー）の店に寄ったダニエルは、子供達に朝食を買おうとする。

その場にいたフランクリンがレジを済ますまで待っていたダニエルは、強盗のジェリー（ジョン・テンチ）とニール（イアン・トレーシー）が銃を持って押し入ってきたために驚く。

店員は現金を要求されるが、フランクリンがニールに銃を向ける。

そこに現れたアードマン警部補（キム・コーツ）は、フランクリンに銃を向けるものの、老女エディスが持っていた銃が暴発する。

現金を持っていたフランクリンは、強盗だと間違われる。

強盗ではないと言っても信じてもらえないフランクリンは、ダニエルを人質にとり、アードマンに銃を捨てさせてその場から逃げる。

反撃しようとするエディスの銃を奪ったアードマンは、店に閉じ込められる。

フランクリンと共に自分の車に乗ったダニエルは、子供達が姿を消したことに気づく。

ジェリーが入り口の窓にレジを投げつけ、外に出たアードマンは、自分の車が傷つけられたために、エディスの車を借りてフランクリンらを追う。

アードマンは逃走車のことを署に報告し、自分達の現金を奪われたニールは、店内で拾った財布が逃げたフランクリンのものだと気づく。

スリルを味わったフランクリンは興奮し、ダニエルに挨拶する。

財布を落として運転免許証もないため、罪を犯したくないフランクリンは車を止めて、ダニエルに運転を代わってもらおうとする。

既に罪を犯していると言われたフランクリンは車を出し、プレゼンのことを話すダニエルは焦る。

そんなダニエルは、フランクリンの話を聞きながら、子供達が隠れていたことに気づく。

子供達に驚くフランクリンは、ダニエルから学校に送る予定だったと言われる。

車を止めたフランクリンは、子供達を降ろしダニエルを人質として残す。

アンドリューが残ると言いだし、サイレンが聴こえたフランクリンは、子供達を乗せたままで車を出す。

車に追いついたアードマンは追跡を続けながら、中には子供が乗っていることを署に伝える。

プレゼンが迫り、ダニエルの家に電話をかけた上司のジェフリー（オッバ・ババタンデ）は、誰も出ないために心配し、遅刻したことがないダニエルに何か起きたのではないかと考える。

鎮静剤で眠っていた妻は、ジェフリーの電話とハマーマンの店で起きた強盗事件のニュースに気づかない。

目撃者としてインタビューを受けたエディスは、犯人はいい人だが人質は最悪であり、逃走車には子供がいたことを伝える。

ダニエルが、焦っている状況をフランクリンに分かってもらおうとするため、子供達は人質になることを志願する。

何でも渡すと言うダニエルに、フランクリンは、目的地に着いたら解放することを約束する。

フランクリンの家に向かったニールとジェリーは、その場に押し入るものの母親に放り出される。

パトカーとアードマンに追われたフランクリンは、駐車場に逃げ込む。

そこから出る車の後を追うフランクリンはゲートを通過し、それが閉まったためにアードマンらは衝突してしまう。

牽引される車を強引に借りたアードマンは、フランクリンを追う。

アンドリューがトイレに行きたいと言うために車を止めたフランクリンは、美容院でトイレを借りる。

髪の毛用のカラースプレーを買ったフランクリンは、車を塗るよう子供達に指示する。

ジェフリーに電話をしたダニエルは、ハマーマンがプレゼンを数時間も待っていると言われ、フランクリンも母に電話をする。

駐車取締官のマーサ（リー・パールマン）に駐車違反を注意されたフランクリンは、ニュースで自分が犯人だと店内の客が気づいたために逃げる。

フランクリンが誘拐犯だと知ったマーサは、逃げた車を追う。

アードマンは、女性の駐車取締官がフランクリンを追っていることを無線で知らされる。

検問で止められたフランクリンは、ゲイに扮して警官と話したために、疑われることはなかった。

アードマンに見つかったフランクリンは、冷凍食品メーカーのトラックの荷台に車を入れる。

子供達と誕生日の息子のことや苦しい生活についてなどを話したフランクリンは、同情される。

トラックが止まり、荷台から出たフランクリンは、そこがショッピングモール内だったために驚く。

フランクリンの車がモール内を暴走していることを知ったアードマンとマーサは、現場に急行する。

モールに着いたマーサは、フランクリンの車を止めて水中銃を向けて、降りるよう指示する。

そこにアードマンも現れ、自分が逮捕すると言うマーサに銃を向けられる。

その隙に車を運転して逃げたダニエルだったが、子供達がフランクリンを乗せてしまう。

マーサは水中銃を車に発射して引きずられ、アードマンはそれを追う。

車に飛び乗るものの垂れ幕にぶつかり落下したマーサは、追ってきたアードマンの車に乗る。

追い詰められたダニーはガラスの壁を突き破って外に飛び出し、モールを離れて逃走する。

それを報告したアードマンは、ヘリコプターと援軍を要請する。

意識が朦朧とするミラー夫人は、事件のニュースを見ても何も気づかない。

フランクリンや子供達と今回の逃走劇を楽しむようになったダニエルだったが、車がパンクしてしまう。

パンクを修理したダニエルは、自分達を連れ回したフランクリンが、ライターの銃で脅していたことを知り激怒し、彼を置いて去ろうとする。

アンドリューから約束は守るべきだと言われたダニエルは、バッキーらも残ろうとするために戸惑う。

約束は守ると言ってフランクリンらを乗せたダニエルは、ある倉庫に向かう。

車を降りるフランクリンは、寂しくなると子供達に伝える。

子供達はトイレに行きたいと言いだし、ダニエルらを倉庫に招き入れたフランクリンは、カーニバルの用具を見せて驚かせる。

そこがカーニバルの保管庫だとダニエルに伝えたフランクリンは、子供達に遊ばせる。

そこに現れたニールとジェリーに銃を向けられたフランクリンは、銃を奪われて現金の袋を渡そうとする。

それでニールを殴り倒したフランクリンは、ジェリーに銃を向けられるものの、それがライターだと分かった彼を叩きのめす。

観覧車の装置がショートして止まらなくなり、フランクリンとダニエルは、乗っていたアンドリューを助けようとする。

ギヤにプレゼンのバッグを噛ませて観覧車を止めたフランクリンは、ダニエルにアンドリューを助けに行かせる。

落ちそうになったアンドリューを助けたダニエルは、フランクリンから、アンドリューを受け止めると言われる。

飛び降りたアンドリューをフランクリンが受け止め、ダニエルもテント小屋に飛び降りる。

ニールとジェリーを観覧車に閉じ込めたフランクリンは、プレゼンの資料が台無しになったことをダニエルに謝罪する。

どうせ間に合わないので構わないと言うダニエルだったが、フランクリンは諦めなかった。

待ちくたびれて帰ろうとしたハマーマンは、現れたダニエルを相手にしない。

ハマーマンは、店で起きた強盗人質事件により、企業イメージが落ちたことの対策で忙しいとダニエルに伝える。

そこにフランクリンと子供達が現れ、ダニエルからチャンスを与えてほしいと言われたハマーマンは、仕方なく話を聞く。

店は子供に嫌われていると率直に話すダニエルに、ターゲットが違うと伝えたハマーマンは、フランクリンや子供達から、ドーナッツの販売など気にいられる方法を提案される。

キャッチコピーを考えるようダニエルに伝えたハマーマンはそれが気に入り、正式なプレゼンはいつできるか尋ねる。

週明けの月曜にはできると言うジェフリーだったが、ダニエルは、週末は家族と過ごしたいと伝える。

これからは働き過ぎず家族を大切にすることを考えるダニエルは、ジェフリーから無理だと言われるものの、会社を辞めるつもりだった。

ジェフリーから代役はいると言われたハマーマンは、ダニエルらと仕事をすることを伝える。

子供達に免じて500時間の奉仕活動で許すことをフランクリンに伝えたハマーマンは、ドーナツの販売も決める。

その後フランクリンは、ダニエルと組んでカーニバルを復活させる。

ハマーマンは、カーニバル内の店舗でドーナツ販売をして楽しむ。

カープールのアトラクションも作ったフランクリンは、ダニエルの妻から、夫を変えてくれたことで感謝される。

母とランチの約束をしていたたことを思い出したハマーマンは、焦って叫び声を上げる。

その頃フランクリンの母は、”シズラー”で警官隊を相手に大暴れをしていた。