同じ展開と主人公で始まる悲恋とハッピーエンドを、劇作家達が討議しながら創作する2つの物語を描く、監督、脚本ウディ・アレン、出演ラダ・ミッチェル、ウィル・フェレル、クロエ・セヴィニー、ジョニー・リー・ミラー、アマンダ・ピート、キウェテル・イジョフォー他共演のラブ・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ウディ・アレン
製作:レッティ・アロンソン
製作総指揮:スティーヴン・テネンバウム
脚本:ウディ・アレン
撮影:ヴィルモス・ジグモンド
編集:アリサ・レプセルター
出演
ラダ・ミッチェル:メリンダ・ロビショー
ウィル・フェレル:ホビー
クロエ・セヴィニー:ローレル
ジョニー・リー・ミラー:リー
アマンダ・ピート:スーザン
キウェテル・イジョフォー:エリス・ムーンソング
ブルック・スミス:キャッシー
クリスティナ・カーク:ジェニファー
ダニエル・サンジャタ:ビリー
デヴィッド・アーロン・ベイカー:スティーヴ
ジョシュ・ブローリン:グレッグ
スティーヴ・カレル:ウォルト
ウォーレス・ショーン:サイ
ヴィネッサ・ショウ:ステイシー
シャロム・ハーロウ:ジョーン
アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2005年製作 100分
公開
北米:2005年3月18日
日本:2005年6月25日
北米興行収入 $3,825,350
世界 $20,085,830
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
あるレストランで、劇作家のサイ(ウォーレス・ショーン)らは、”人生は喜劇か、それとも悲劇か?”について思い思いの意見を交わしながら物語を作り上げようとする。
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●悲劇
ある日、俳優のリー(ジョニー・リー・ミラー)と音楽教師のローレル(クロエ・セヴィニー)夫妻のホーム・パーティーに、メリンダ・ロビショー(ラダ・ミッチェル)が、突然、セントルイスから現れる。
メリンダは、ローレルと居合わせたキャッシー(ブルック・スミス)の学友だったが、リーはメリンダの突然の出現を皮肉り彼女の滞在を煙たがる。
名医と結婚して子供も2人いたメリンダは、医師の妻としての生活に疲れ、カメラマンと浮気した挙句に、自殺未遂を起こして精神病院に入っていたのだった。
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*(簡略ストー リー)
ニューヨーク。
劇作家のサイらは、”人生は喜劇か、それとも悲劇か?”について意見を交わし、物語を作り上げようとする。
・悲劇
ある日、俳優のリーと音楽教師のローレル夫妻のホーム・パーティーに、知人メリンダ・ロビショーが現れる。
メリンダは、ローレルと出席者のキャッシーの学友なのだが、リーは、彼女が突然現れたことを迷惑に思う・・・。
・喜劇
映画監督のスーザンは、売れない俳優の夫ボビーとで、新作の資金集めのためにパーティーを開く。
そこに、同じアパートの住人で、大量の睡眠薬を飲んだメリンダが現れる。
気が落ち着いたメリンダは、夫との離婚後、付き合っていたカメラマンに捨てられた身の上などを話し始める・・・。
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ウディ・アレンのオリジナル脚本による、砕けた大人のラブ・ストーリーを、彼らしい小気味好い演出でさらりと描いた作品。
悲劇・悲恋は、それが、主人公の友人にも影響を及ぼし、喜劇・ハッピーエンドでは、夫婦仲が壊れても、それが全て丸く収まってしまうという、いかにも、劇作家達の歓談の即興劇風のストーリーが、粋な仕上がりになっている。
二つの物語で、精神錯乱状態に陥る悲恋の主人公と、悩みを抱えながらも前向きに生きようとする、ハッピーエンドで終わる二役を熱演するラダ・ミッチェル、冴えない役者&夫がハマリ役の、大柄で厳ついが気のいい男ウィル・フェレル、妻のアマンダ・ピート、悲劇のきっかけを作る主人公の友人クロエ・セヴィニー、夫のジョニー・リー・ミラー、主人公と恋仲になるが、結果的に裏切ってしまう作曲家のキウェテル・イジョフォー、友人ブルック・スミス、他ジョシュ・ブローリンやスティーヴ・カレルなど、大物が脇役で登場する。