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スティング The Sting (1973)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

明日に向って撃て!」(1969)のジョージ・ロイ・ヒルと主演者ポール・ニューマンロバート・レッドフォードが再び組んだ作品。
1930年代のアメリカを舞台に、巧みに仕組まれた、詐欺師達のギャングへの復讐劇を、ユーモアをまじえて描いた、コメディ・ドラマの傑作。
ロバート・ショウチャールズ・ダーニングレイ・ウォルストンアイリーン・ブレナン他共演。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
脚本:デイヴィッド・ S・ウォード
製作
リチャード・D・ザナック
トニー・ビル
マイケル・フィリップス
ジュリア・フィリップス
撮影:ロバート・サーティース
美術:ヘンリー・バムステッド
装置:ジェームス・W・ペイン
衣装デザイン:イデス・ヘッド
編集:ウィリアム・H・レイノルズ
特殊効果:アルバート・ホイットロック
音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
ピアノ演奏:スコット・ジョプリンエンターテイナー

出演
ヘンリー”ショー”ゴンドルフ:ポール・ニューマン
ジョニー”ケリー”フッカー:ロバート・レッドフォード
ドイル・ロネガン:ロバート・ショウ
ウィリアム・スナイダー:チャールズ・ダーニング
J.J.シングルトン:レイ・ウォルストン
ビリー:アイリーン・ブレナン
キッド・トゥイスト:ハロルド・グールド
ポーク(FBI):ダナ・エルカー
ジョー・エリー:ジャック・キーホー
ルーサー・コールマン:ロバート・R・ジョーンズ
ロレッタ・サリーノ:ディミトラ・アーリス
フロイド:チャールズ・ディアコップ
ライリー:ジョン・クウェイド

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1973年製作 129分
公開
北米:1973年12月25日
日本:1974年6月1日
製作費 $5,500,000
北米興行収入 $156,000,000


アカデミー賞 ■
第46回アカデミー賞
・受賞
作品・監督・脚本・編集・音楽
美術・衣装デザイン賞
・ノミネート
主演男優(ロバート・レッドフォード)
撮影・録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1936年9月、イリノイ州ジョリエット
詐欺師ジョニー”ケリー”フッカー(ロバート・レッドフォード)、ルーサー・コールマン(ロバート・R・ジョーンズ)、ジョー・エリー(ジャック・キーホー)の3人は、 ギャングの賭博の売上金1万1000ドルを騙し取ってしまう。

若いフッカーは、その大金を見て浮かれてしまい、3人で山分けする前に自分の取り分を使い込んでしまう。

賭博の元締めで、ギャングの大物ドイル・ロネガン(ロバート・ショウ)は、金を奪った詐欺師達の抹殺を命ずる。

自分の取り分を一晩ですってしまった、腕はいいが無鉄砲なフッカーを戒めたルーサーは、足を洗う決心を伝える。

ルーサーは、フッカーをシカゴの旧友ヘンリー”ショー”ゴンドルフ(ポール・ニューマン)に預けることにする。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ギャングの金を奪ってしまった詐欺師のジョニー”ケリー”フッカーフッカーは、恩師ルーサーを殺され、シカゴの大物詐欺師ゴンドルフの元に向かう。人望厚かったルーサーのために、若いフッカーを仕込むことを決めたゴンドルフは、仲間達を集め、ギャングのボス、ロネガンに復讐する計画を練る。
ゴンドルフは、イカサマ・ポーカーと巧妙に仕組まれた偽賭博で、ロネガンを罠にはめようとする。
そしてゴンドルフは、未熟なフッカーを仕込みながらの、詐欺計画を実行する・・・。
__________

2005年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

多彩な出演陣の個性を丹念に描き、それを見事に生かした、ジョージ・ロイ・ヒルの切れ味のよい演出で、7つのシークエンに分かれる物語に引きこまれる。
観ている観客が、完全に騙されるという結末(脚本)も圧巻だ。

北米で約1億5600万ドルという、当時としては驚異的な興行収入を記録した。

第46回アカデミー賞では10部門にノミネートされ、作品、監督、脚本、編集、音楽、衣装デザイン、美術賞を受賞した。
・ノミネート
主演男優(ロバート・レッドフォード)
撮影、録音賞

アカデミー賞の常連イデス・ヘッド(本作でも受賞)の衣装、1930年代の雰囲気を見事に再現したセットや美術、街並みの特殊効果も素晴らしい。

同じくオスカーを受賞した、全編に流れるマーヴィン・ハムリッシュの音楽と、随所に挿入されるスコット・ジョプリンのテーマ曲”エンターテイナー”のメロディはドラマを大いに盛り上げる。

ポール・ニューマンロバート・レッドフォードの、師弟関係を越えた、計算し尽くされた絶妙の”騙し合い”(実は観客も騙される)や、共演者、詐欺師達の個性溢れる演技は見物だ。

当時どうも好きになれなかったロバート・レッドフォードの好感度が、私の中で一気に上がった作品でもある。

先に劇場に行った友人が、話が解りにくくてつまらないと言うので、全く期待していなかったにも拘わらず、自分自身は、その面白さを堪能したのを思い出す。
(当時、中学生)

貫禄十分な、まだ40代のポール・ニューマンや、競馬の実況担当レイ・ウォルストン、賭博場の裏を仕切る
ハロルド・グールド達の、全く胡散臭さを感じさせない、スマートなプロの詐欺師振りは見ていて痛快でもある。

結局は騙される、ギャングのボス、ロバート・ショウと悪徳警官チャールズ・ダーニングの、悪人でありながらどこかユーモラスで憎めないキャラクターや、詐欺師一味の紅一点アイリーン・ブレナンの、強かで気だるい演技も印象に残る。

結局は詐欺師だったFBI捜査官役のダナ・エルカー、フッカー(R・レッドフォード)の相棒ジャック・キーホーと師匠のロバート・R・ジョーンズ、こちらも観客は完全に騙されてしまう、女殺し屋ディミトラ・アーリスなどが共演している。


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