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コードネーム U.N.C.L.E. The Man from U.N.C.L.E. (2015)

1960年代に放映された人気テレビ・ドラマ”0011ナポレオン・ソロ”を基に製作された作品。
東西冷戦下、米ソのスパイが協力した核開発阻止作戦を描く、製作、原案、脚本、監督ガイ・リッチー、主演ヘンリー・カヴィルアーミー・ハマーアリシア・ヴィキャンデルエリザベス・デビッキルカ・カルヴァーニジャレッド・ハリスヒュー・グラント他共演のスパイ・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ガイ・リッチー

製作
ジョン・デイヴィス
スティーブ・クラーク=ホール
ライオネル・ウィグラム
ガイ・リッチー
製作総指揮:デヴィッド・ドブキン
原作
0011ナポレオン・ソロ
サム・ロルフ
ノーマン・フェルトン
原案
ジェフ・クリーマン
デヴィッド・C・ウィルソン
ガイ・リッチー
ライオネル・ウィグラム
脚本
ガイ・リッチー
ライオネル・ウィグラム
撮影:ジョン・マシソン
編集:ジェームズ・ハーバート
音楽:ダニエル・ペンバートン

出演
ナポレオン・ソロ:ヘンリー・カヴィル
イリヤ・クリヤキン:アーミー・ハマー
ギャビー・テラー:アリシア・ヴィキャンデル
ヴィクトリア・ヴィンチグエラ:エリザベス・デビッキ
アレグザンダー・ヴィンチグエラ:ルカ・カルヴァーニ
エイドリアン・サンダース:ジャレッド・ハリス
アレキサンダー・ウェーヴァリー:ヒュー・グラント
ルディ:シルヴェスター・グロート
ジョーンズ:デビッド・メンキン
伯爵夫人:シモーナ・カパルリーニ
ウド・テラー:クリスチャン・ベルケル
オレグ:ミシャ・クズネツォフ
映写技師:デヴィッド・ベッカム

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2015年製作 116分
公開
北米:2015年8月14日
日本:2015年11月14日
製作費 $75,000,000
北米興行収入 $45,445,110
世界 $109,845,110


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1963年、東西冷戦下、ベルリン、国境検問所。
CIA工作員のナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)は、東ベルリンに向かう。

ある整備工場を訪ねたソロは、整備士のギャビー・テラー(アリシア・ヴィキャンデル)に会い、ナチのロケット開発の科学者である彼女の父ウド・テラー博士(クリスチャン・ベルケル)の話をする。

戦後アメリカの核計画に協力したテラーが、2年前に姿を消したことを話すソロは、検問所で荷物の中に入れられてと思われる発信機を見つける。

テラーが2週間前にローマに現れたことを伝えたソロは、彼が敵側に捕らえられれば、世界の破滅にもつながりかねないとギャビーに話す。

ギャビーの伯父ルディ(シルヴェスター・グロート)がテラーの行方を知ると言うソロは、彼女に協力を求める。

西ベルリンに向かう提案をしながら、検問所からつけて来た男(アーミー・ハマー)に見張られていることをギャビーに伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1963年、東西冷戦下、ベルリン
アメリカの核開発に貢献したナチの元ロケット開発者テラー博士が失踪し、彼の捜索と開発データの確保作戦が実行される。
CIAKGBが手を組むことになり、それぞれの工作員ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンは、テラーの娘ギャビーに接触する。
テラーに関係していると思われる、国際犯罪組織であるイタリアの海運企業”ヴィンチグエラ”を調べるため、ソロとクリヤキンは、ギャビーと共にローマに向かうのだが・・・。
__________

1960年代に放映された人気テレビ・ドラマ”0011ナポレオン・ソロ”の映画化。

製作、原案、脚本を兼ねるガイ・リッチーの監督作品であり、豪華スター競演によるファン待望のスパイ・アクション大作。

主演のヘンリー・カヴィルは、犯罪者でプレイボーイでもある主人公のCIA工作員ナポレオン・ソロを演じ、ソ連側のKGB工作員イリヤ・クリヤキンのアーミー・ハマーと共に、重量級のスケール感ある熱演が見どころの作品ではあるが、”0011ナポレオン・ソロ”の雰囲気を期待したファンには違和感しか感じない内容は残念だ。

いかにもガイ・リッチー作品らしい展開で進むものの、注目のスターを起用したキャストのバランスが悪く、スタイリッシュな映像にこだわり過ぎなことも気になる。

北米興行収入は約4500万ドルに終わり、全世界では何とか1億ドルを超えるものの、評価も低く期待外れに終わった作品でもある。

荒唐無稽な内容であるため細かいことはいいたくないが、当初から唯の整備士には思えない雰囲気である、イギリス側のスパイだったアリシア・ヴィキャンデル、国際犯罪組織の事実上の支配者エリザベス・デビッキ、その夫である世界的な海運会社の御曹司ルカ・カルヴァーニ、ナポレオン・ソロの上司であるCIAジャレッド・ハリスイギリス海軍情報部、そして”U.N.C.L.E.”の指揮官となるアレキサンダー・ウェーバリーのヒュー・グラント、ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)の伯父であるナチの残党シルヴェスター・グロート、ソロのサポートをするCIA工作員デビッド・メンキン、伯爵夫人のシモーナ・カパルリーニ、核弾頭を完成させる科学者であるギャビーの父親クリスチャン・ベルケル、クリヤキンの上司であるKGBのミシャ・クズネツォフ、そして映写技師役でデヴィッド・ベッカムがカメオ出演している。


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