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王国の鍵 The Keys of the Kingdom (1944)

1941年に発表された、A・J・クローニンの小説”The Keys of the Kingdom”を基に製作された作品。
困難に立ち向かいながら異国の地である中国で布教活動を続けた神父の苦難の人生を描く、製作、脚本ジョセフ・L・マンキウィッツ、監督ジョン・M・スタール、主演グレゴリー・ペックトーマス・ミッチェルヴィンセント・プライスローズ・ストラドナーロディ・マクドウォールエドマンド・グウェンセドリック・ハードウィック他共演のドラマ。
★★★★

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

グレゴリー・ペック / Gregory Peck / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ジョン・M・スタール
製作:ジョセフ・L・マンキウィッツ
原作:A・J・クローニンThe Keys of the Kingdom
脚本
ジョセフ・L・マンキウィッツ
ナナリー・ジョンソン
撮影:アーサー・C・ミラー
編集:ジェームズ・B・クラーク
音楽:アルフレッド・ニューマン

出演
フランシス・チルゾム神父:グレゴリー・ペック
ウィリー・タロック医師:トーマス・ミッチェル
アセルム”アンガス”・ミレイ:ヴィンセント・プライス
マザー・マリア・ベロニカ:ローズ・ストラドナー
フランシス・チザム(少年期):ロディ・マクドウォール
ハミッシュ・マクナブ司教:エドマンド・グウェン
スリース司祭:セドリック・ハードウィック
アレック・チルゾム:デニス・ホーイ
リスベット・チルゾム:ルース・ネルソン
ポリー・バノン:エディス・バレット
ノラ(少女期):ペギー・アン・ガーナー
ノラ:ジェーン・ボール
ウィルバー・フィスク牧師:ジェームズ・グリーソン
アグネス・フィスク:アン・リヴィア
ジョセフ:ベンソン・フォング
チア:レオナルド・ストロング
パオ:フィリップ・アーン
タラント神父:アーサー・シールズ
シスター・マーサ:サラ・オールグッド
シスター・クロティルド:ルース・フォード
シェン少佐:リチャード・ロー
ホサナ・ウォン:H・T・シャン
フィロメナ・ウォン:チェン・シー=ラン
シスター・マーシー・メアリー:ルース・クリフォード(クレジットなし)
アンナ:ユーニス・スー=フー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1944年製作 136分
公開
北米:1944年12月15日
日本:1946年5月2日
製作費 $3,000,000


アカデミー賞
第18回アカデミー賞
・ノミネート
主演男優賞(グレゴリー・ペック
撮影(白黒)・美術(白黒)・音楽賞(ドラマ・コメディ)


ストーリー
1938年9月、スコットランドツイードサイド、タイネカッスル。
年老いたフランシス・チゾルム神父(グレゴリー・ペック)は、スリース司祭(セドリック・ハードウィック)の訪問を受ける。
スリースは、奔放なチルゾムの人々に対する接し方や教えが気になり、年齢的なこともあり引退を勧める。
チルゾムにその気がないことを確認したスリースは、悩みながら部屋に向かい、そこでチルゾムの日記を見つけて読み始める。
1878年、嵐の夜、暴徒に襲われたカトリック教徒のアレック・チルゾム(デニス・ホーイ)を助けようとした妻リスベット(ルース・ネルソン)は、夫と共に橋で川に落ちて死亡する。
両親を亡くした幼いチルゾム(ロディ・マクドウォール)は、叔母ポリー・バノン(エディス・バレット)に引き取られ、いとこのノラ(ペギー・アン・ガーナー)と共に育つ。
成長したチルゾムは、幼馴染のアセルム”アンガス”・ミレイ(ヴィンセント・プライス)と共に大学に通い、美しく成長したノラ(ジェーン・ボール)と愛し合うようになる。
ノラとの約束を守れず神学校に進学したチルゾムは、恩師ハミッシュ・マクナブ司教(エドマンド・グウェン)から、精神状態が不安定になったノラが婚外子を産んだことを知る。
故郷に戻ったチルゾムは、親友で医師となったウィリー・タロック(トーマス・ミッチェル)から、娘を産んだノラが亡くなったことを知らされる。
神学校に戻ったチルゾムは、マクナブの勧めに従い、宣教師として中国に向かう。
現地に着いたチルゾムは、洪水で教会などすべてあ破壊されたことを知り愕然とする。
再建を目指すチルゾムは、訪ねて来た最初の信者ジョセフ(ベンソン・フォング)と共に、困難に立ち向かいながら布教活動を始めるのだが・・・。


解説 評価 感想

A・J・クローニンの原作”The Keys of the Kingdom”を基に、製作、脚本ジョセフ・L・マンキウィッツ(共同脚本ナナリー・ジョンソン)、監督ジョセフ・L・マンキウィッツ、主演グレゴリー・ペックトーマス・ミッチェルヴィンセント・プライス他共演が話題になった作品。

困難に立ち向かいながら、異国の地である中国で布教活動を続けた神父の苦難の人生を描くドラマ。

グレゴリー・ペックをはじめとした若手の他、ベテランの実力派スターたちの個性を活かしたジョン・M・スタールの繊細な演出、製作を兼ねるジョセフ・L・マンキウィッツナナリー・ジョンソンの脚色による重厚な物語は、親交の下に生き人生を捧げるものたちの人間ドラマとして、見応えある作品に仕上がっている。

第18回アカデミー賞では、主演男優賞(グレゴリー・ペック)、撮影(白黒)、美術(白黒)、音楽賞(ドラマ・コメディ)にノミネートされた。

同年デビューしたグレゴリー・ペックは、2作目にしてファーストクレジットである主人公を演じてオスカーにノミネートされ、苦難と試練の日々を耐え抜き使命を果たす聖職者を見事に演じ、高い評価を得た。

主人公の友人である医師トーマス・ミッチェル、主人公の幼馴染で司教となるヴィンセント・プライス、主人公と距離を置きながら布教活動を続け、やがて信頼関係を築く修道女を好演するローズ・ストラドナー、主人公の少年期ロディ・マクドウォール、主人公の恩師である司教エドマンド・グウェン、主人公に引退を勧めるものの、彼の人生が綴られる日記を読み考えを変える司祭セドリック・ハードウィック、主人公の両親デニス・ホーイルース・ネルソン、主人公を引き取り育てる叔母エディス・バレット、主人公のいとこジェーン・ボール、その少女期ペギー・アン・ガーナー、主人公と同じ地で布教活動をする牧師のジェームズ・グリーソン、その妻アン・リヴィア、主人公と共に生活して支える現地人ベンソン・フォング、主人公を支援する地元の実力者レオナルド・ストロング、その部下フィリップ・アーン、神父のアーサー・シールズ、主人公と共に活動する修道女サラ・オールグッドルース・フォード、軍隊の少佐リチャード・ロー、主人公を憎む現地人H・T・シャン、その妻チェン・シー=ラン、修道女のルース・クリフォード、主人公が引き取る現地の少女ユーニス・スー=フーなどが共演している。


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