監督ロブ・コーエン、ポール・ウォーカー主演で予想外の大ヒットとなり、準主役として登場するヴィン・ディーゼルがアクション・スターとしてブレイクした人気カー・アクション・シリーズの第1作。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロブ・コーエン
製作総指揮
ダグ・クレイボーン
ジョン・ポーグ
製作:ニール・H・モーリッツ
原作:ゲイリー・スコット・トンプソン
脚本
ゲイリー・スコット・トンプソン
エリック・バーグクィスト
デヴィッド・エアー
撮影:エリクソン・コア
編集:ピーター・ホーネス
音楽:BT
出演
ブライアン・オコナー:ポール・ウォーカー
ドミニク・トレット:ヴィン・ディーゼル
レティ・オルティス:ミシェル・ロドリゲス
ミア・トレット:ジョーダナ・ブリュースター
ジョニー・トラン:リック・ユーン
ジェシー:チャド・リンドバーグ
レオン:ジョニー・ストロング
ヴィンセント:マット・シュルツ
タナー巡査部長:テッド・レヴィン
エドウィン:ジャ・ルール
ビルキンス捜査官:トム・バリー
ヘクター:ノエル・グーリーエミー
ハリー:ヴィト・ルギニス
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2001年製作 106分
公開
北米:2001年6月18日
日本:2001年10月20日
製作費 $38,000,000
北米興行収入 $144,512,310
世界 $207,283,930
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ロサンゼルス。
高価な積荷のトラックが、ブラックボディの”シビック”に強奪されるという事件が相次いでおきる。
パーツ・ショップの店員ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)は、ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)のカフェに通いつめる。
ある日、ブライアンは、カフェでミアの兄ドミニク(ヴィン・ディーゼル)の仲間ヴィンセント(マット・シュルツ)に絡まれてトラブルを起こす。
ブライアンのショップの上客だったドミニクは、オーナーのハリー(ヴィト・ルギニス)に連絡を入れて苦情を言う。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「ワイルド・スピード」(2001)
・「ワイルド・スピードX2」(2003)
・「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」(2006)
・「ワイルド・スピード MAX」(2009)
・「ワイルド・スピード MEGA MAX」(2011)
・「ワイルド・スピード EURO MISSION」(2013)
・「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015)
・「ワイルド・スピード ICE BREAK」(2017)
・「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」(2021)
・「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(2023)
・「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019)
*(簡略ストー リー)
潜入捜査官ブライアン・オコナーは、トラック強奪犯として目を付けていたストリートカー・レースのカリスマであるドミニク・トレットに接近する。
ドミニクと対立する中国系のトランや、他の関係者も犯人の疑いがかかる。
しかし、結局は犯人がドミニクのグループだとわかったブライアンは、友情が芽生え始めた彼の犯行を阻止しようとするのだが・・・。
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その後の続編と比べると、次第にエスカレートしていくカー・アクションが、やや大人しいようにも思えるが、犯罪映画にも拘らず、清潔感すら感じる映像と、男気や正義感が全編に漂う痛快作に仕上がっている。
CGを使っていると言われているが、そのスピード感と生身のアクションは、迫力満点だ。
改造されたモンスター・マシン”ダッヂ・チャージャー”なども登場するのだが、小型のFF車を極限まで改造した”スポーツコンパクト”に魅了される若者達の世界を描いている。
また、カーマニアでなくでも十分に楽しめる作風は、幅広い層で人気を得て、北米のみで約1億4500万ドル、全世界では2億ドルを超すヒットとなった。
囮捜査官としての役目を果たすものの、友情や愛を裏切れず、最後まで男らしさを貫き通すナイスガイ、ポール・ウォーカー、助演というかたちで彼をサポートするが、圧倒的な存在感を示すストリートカー・レースのカリスマ、ヴィン・ディーゼル、その恋人ミシェル・ロドリゲス、妹のジョーダナ・ブリュースター、メカニックのチャド・リンドバーグ、仲間のジョニー・ストロングとマット・シュルツ、対立グループのリーダー、リック・ユーン、囮捜査を指揮する警部テッド・レヴィンとFBI捜査官役のトム・バリー、レース仲間のジャ・ルール、ノエル・グーリーエミー、パーツ・ショップのオーナー、ヴィト・ルギニスなどが共演している。