”DCコミックス”を原作にした”DCエクステンデッド・ユニバース”の第7作品目。 最強のスーパーヒーロー”シャザム”に変身できる少年の活躍を描く、製作ドウェイン・ジョンソン、監督デヴィッド・F・サンドバーグ、主演ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、マーク・ストロング、ジャック・ディラン・グレイザー、アダム・ブロディ、ジャイモン・フンスー他共演のアクション・アドベンチャー。 |
・マーク・ストロング / Mark Strong / Pinterest
・ドウェイン・ジョンソン / Dwayne Johnson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
製作:ピーター・サフラン
製作総指揮
ジェフリー・チャーノフ
クリストファー・ゴドシック
ウォルター・ハマダ
ジェフ・ジョンズ
アダム・シュラグマン
リチャード・ブレナー
デイヴ・ノイスタッター
ダニー・ガルシア
ハイラム・ガルシア
ドウェイン・ジョンソン
原作
キャプテン・マーベル (DCコミックス)
キャラクター創造
ビル・パーカー
C・C・ベック
原案
ヘンリー・ゲイデン
ダーレン・レムケ
脚本:ヘンリー・ゲイデン
撮影:マキシム・アレクサンドル
編集:ミシェル・オーラー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演
シャザム:ザッカリー・リーヴァイ
ビリー・バットソン:アッシャー・エンジェル
サデウス・シヴァナ博士:マーク・ストロング
サデウス・シヴァナ(少年期):イーサン・プギオット
フレデリック”フレディ”フリーマン:ジャック・ディラン・グレイザー
フレデリック”フレディ”フリーマン(スーパーヒーロー):アダム・ブロディ
魔術師シャザム:ジャイモン・フンスー
ダーラ・ダドリー:フェイス・ハーマン
ダーラ・ダドリー(スーパーヒーロー)ミーガン・グッド
メアリー・ブロムフィールド:グレイス・フルトン
メアリー・ブロムフィールド(スーパーヒーロー):ミシェル・ボース
ユージーン・チョイ:イアン・チェン
ユージーン・チョイ(スーパーヒーロー):ロス・バトラー
ペドロ・ペーニャ:ジョヴァン・アルマンド
ペドロ・ペーニャ(スーパーヒーロー):D.J. コトローナ
ローザ・ヴァスケス:マルタ・ミラン
ヴィクター・ヴァスケス:クーパー・アンドリュース
シヴァナ:ジョン・グローヴァー
シド・シヴァナ:ウェイン・ワード
ブレット・ブレイヤー:カーソン・マックコーマック
バーク・ブレイヤー:エヴァン・マーシュ
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2019年製作 132分
公開
北米:2019年4月5日
日本:2019年4月19日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $140,371,660
世界 $365,971,660
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1974年、ニューヨーク州北部。
父(ジョン・グローヴァー)と兄シド(ウェイン・ワード)と共に車に乗っていた少年サデウス・シヴァナ(イーサン・プギオット)は、遊んでいた占い玉の異常に気づく。
突然、1人だけ異次元に向かったサデウスは”永遠の岩”にたどり着き、胸の稲妻が光る魔術師シャザム(ジャイモン・フンスー)から、すべての魔術を授けると言われてテストされる。
放たれた”七つの大罪”から王国を守ると誓ったシャザムは、純粋な心と強い意志の持ち主を探していた。
石像に閉じ込められた罪人たちの声を聞いたサデウスは、”罪の目”に誘惑され、失望したシャザムは彼を追い払う。
車に戻ったサデウスは取り乱し、それを制止しようとした父は、対向車と衝突しそうになりながら停車する。
魔術師の話をし始めたサデウスを叱る父は、ピックアップトラックに衝突されて車外に放り出される。 無事だったシドは瀕死の父に歩み寄り、サデウスのせいだと言って彼を責める。 動揺するサデウスは、占い玉の”われらを見つけろ”という文字を確認する。 現在、フィラデルフィア。 ビリーは、パトカーから警察のシステムにアクセスして、”レイチェル・M・バットソン”の住所を調べる。 母とカーニバルを楽しんでいた幼いビリーは、彼女が的当てでコンパスをとってくれたために喜ぶ。 人ごみでコンパスを落としてしまい母とはぐれたビリーは、警官に保護されるものの母と再会はできなかった。 そのコンパスを手にしたビリーは、母の可能性があるレイチェル・M・バットソンの家に着き、緊張しながら入り口のベルを押す。 対応したのが黒人女性だったために、人違いだったビリーはショックを受ける。 母親を捜し回り、問題ばかり起こし家出を繰り返すビリーは、新しい里親であるヴィクター・ヴァスケス(クーパー・アンドリュース)とローザ(マルタ・ミラン)夫妻のグループ・ホームに向かう。 帰宅したヴィクターとローザは、ゲーマーのユージーン・チョイ(イアン・チェン)、ハグが好きなダーラ・ダドリー(フェイス・ハーマン)、名門”カリフォルニア工科大学”進学を目指すメアリー・ブロムフィールド(グレイス・フルトン)、無口なペドロ・ペーニャ(ジョヴァン・アルマンド)、脚が不自由で松葉杖を使っているフレデリック”フレディ”フリーマン(ジャック・ディラン・グレイザー)を紹介される。 スーパーヒーロー・オタクのフレディは、大事にしている”バットラング”やスーパーマンを撃った9ミリ弾をビリーに見せる。 母を捜すために住所を書き込んでいたノートを捨てたビリーは、食事の前に手を合わせる、仲がいい家族の雰囲気についていけない。 翌日からビリーは、戸惑いながらフレディら義兄弟姉妹と学校に通うことになる。 少年時代に心に傷を負ったシヴァナ(マーク・ストロング)は、父の会社がスポンサーをしている研究所で、集団ヒステリーの調査という名目で、かつての自分と同じ体験をした、シャザムに接触した人物を調べていた。 ある記号に気づき”永遠の岩”に行く方法を見つけたシヴァナは、その場に向かうものの、老いた魔術師シャザムに追い払われそうになる。 ”罪の目”を手に入れたシヴァナは、モンスターたちを解き放つ。 シヴァナの右目に”罪の目”が埋め込まれ、シャザムは、モンスターたちに利用されているだけだと彼に伝える。 純粋な心を持つ者などいないというシヴァナは、シャザムを叩きのめす。 フレディの話についていけないビリーだったが、ブレット・ブレイヤー(カーソン・マックコーマック)とバーク(エヴァン・マーシュ)兄弟のピックアップトラックにぶつかり倒れたフレディを助ける。 ブレイヤー兄弟を痛めつけて逃げたビリーは地下に向かい、車両に乗り2人を振り切る。 車両内で異変が起き、停車した場所で降りたビリーは”永遠の岩”にたどり着く。 魔術師シャザムから、純粋な心の持ち主を探していると言われたビリーは、すべてを託すつもりの彼から、杖を握り名を唱えればパワーが乗り移ることを知らされる。 半信半疑で杖を握り”シャザム”と唱えたビリーは、最強の男シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に姿を変える。 魔術師シャザムは姿を消し、車両に戻ったシャザムは、乗客からスーパーヒーローのコスチューム姿だと間違われる。 家では、いなくなったビリーを家族が捜していた。 キッチンで皿洗いをしていたフレディに窓ら声をかけたシャザムは、彼に助けを求めて呼び出す。 ビリーだと言っても疑うフレディに、盗んだスーパーマンの弾丸を見せたシャザムは、スーパーヒーローとしてのパワーを試すものの、何もできない。 指から稲妻ビームを出せることが分かったシャザムは、瞬間移動もできたため、女性を襲った男を一突きで叩きのめす。 驚いた女性は、興奮するビリーに金を渡してその場を去る。 73ドルも受け取ったことを知ったシャザムは、ビリーと共にビールを買いに行き、現れた強盗に立ち向かおうとする。 発砲されても弾丸をはじいたシャザムの姿を、ビリーは撮影する。 強盗を叩きのめしたシャザムは、ビールを買うもののまずくて飲めなかったために、お菓子と交換して”フィラデルフィア美術館”に向かい、フレディと語り合う。 家に戻ったフレディとシャザムは、心配していたヴィクターとローザに見つかりそうになる。 ダーラに見られてしまったシャザムは彼女に説明し、魔術師がら”シャザム”と言えと話していたことを思い出す。 その瞬間シャザムはビリーに戻り、ビリーはそれが変身の呪文だと知り、ダーラに秘密を守らせる。 シヴァナ産業。 シヴァナはモンスターを放ち、役員は食い殺される。 魔術師シャザムが勇者を見つけたことを知ったシヴァナは、命乞いをする父を殺すようモンスターに指示する。 登校したブレイヤー兄弟はピックアップトラックを破壊され、その様子を撮影していたフレディは2人に同情する。 フレディと学校を抜け出したビリーは、シャザムに変身してパワーをテストする。 その様子を撮影したフレディは、動画をネット上にUPし、再生回数はは急上昇する。 不動産屋に向かったシャザムとフレディは、隠れ家を探そうとする。 学校でブレイヤー兄弟にからかわれたビリーは、スーパーヒーローの友人がいると自慢してしまい、明日のランチの時間にスーパーマンを連れて来ることを約束してしまう。 ビリーは、そんなフレディの暴走についていけない。 夕食の際、家族で手を合わせる”儀式”にも加わる気になれないビリーは、話題になっているコスプレヒーローの話になり席を外す。 翌日、フレディと別れて学校をサボったビリーは、シャザムに変身して人々と接していた。 よそ見をして道路を渡るメアリーが、車に轢かれそうになったのを助けたシャザムは、”メアリー”と口にしたことを不思議に思う彼女と話をする。 シャザムは、悲しい表情のメアリーから、希望していた大学に合格したものの、家族を思うと辛いという話を聞く。 自分のことだけを考えて、この地を離れるべきだとメアリーに伝えたシャザムは、その場を去る。 ランチタイムになり、ビリーは、スーパーヒーローを連れて来る約束を守らなかったために大恥をかいてしまう。 フィラデルフィア美術館。 それを気にせずにビームを放ったシャザムは、ビームが当たりパンクした路線バスが、高架橋から落ちそうになったために助けに行く。 落下したバスを受け止めたシャザムはヒーローになり、テレビの取材を受けるものの、乗客を殺しかけたと言うフレディに責められる。 脚が悪い自分は誰にも相手にされないと嘆くフレディは、パワーを見せびらかすのはイジメっ子と同じだと言ってその場を去る。 そこに現れたシヴァナは、選ばれし者であるシャザムを叩きのめす。 空中に運ばれ落下させられたシャザムは、体が浮き飛べることに気づき喜ぶ。 シヴァナに攻撃されながら、デパートで追い詰められたシャザムは、ビリーに姿を変えて逃げる。 シヴァナは、ビリーを捜すフレディが、シャザムと一緒にいるニュース映像を確認する。 フレディを捕まえて脅したシヴァナは、ビリーの居場所を聞き出そうとする。 帰宅したビリーは、問題を起こしたことでヴィクターにられる。 フレディーとシャザムが映るニュースを見たメアリーは、ビリーがシャザムだと気づき、ダーラが秘密を話してしまう。 落ち込むビリーにそれを確かめたメアリーらは、彼を気遣う。 捨ててあった住所ノートを拾ったユージーンは、両親を突き止めたことをビリーに伝える。 母は意外にも近くに住み、離婚して旧姓だったために見つけらなかったことを知ったビリーは、家を飛び出す。 ヴィクターとローザはビリーを追い、メアリーらは家で待つことにする。 そこに、フレディを連れたシヴァナが現れる。 二駅先の団地に向かい母に会ったビリーは、勧誘だと思った彼女にコンパスを見せる。 驚く母にビリーは、あの時は逃げてのではないと伝える。 17歳で出産して家を追い出され、夫に捨てられてと言う母が、自分が警官に保護されたことを知りながら見捨てたことを知り涙する。 元気だと言いたかっただけだと母に伝えたビリーは、コンパスを渡してその場を去る。 フレディからの電話を受けたビリーは、電話の声のシヴァナから帰ってこいと言われ、シャザムに変身して空を飛び家に向かう。 家に戻ったシャザムは、かつて魔術師に選ばれなかったと話すシヴァナから、ヒーローになりたければ勇者のパワーを渡すようにと言われ、フレディらのために指示に従おうとする。 記号を書き込み”永遠の岩”への扉を開けたシヴァナは、シャザムと共にその場に向かい、モンスターを放つ。 シャザムから、モンスターらに利用されていると言われたシヴァナは、兄弟姉妹と現れたフレディが投げた”バットラング”を後頭部に受ける。 バットラングを拾ったシャザムはシヴァナの肩を刺し、彼を投げ飛ばす。 帰宅したヴィクターとローザは、子供たちがいないことに気づく。 奥に進んだシャザムらは、無数のドアがある場所に着き、以前、出た時には地下鉄のことを考えたのを思い出す。 ある場所のことを考えたシャザムは、ストリップバーに向かうことに成功する。 シヴァナに追われたシャザムらは、カーニバルに逃げ込む。 人々に注目されてしまったシャザムは、ビリーに姿を変える。 シヴァナが空から現れたために、その場はパニックになる。 シヴァナは観覧車を攻撃し、それに乗っていたブレイヤー兄弟は焦る。 家族を救わなければヒーローじゃないと、制止するフレディに伝えたビリーは、シャザムに変身してシヴァナに立ち向かう。 フレディらを捕らえるため、シヴァナはモンスターを放つ。 モンスターに襲われたシャザムは、逃げるためにビリーに戻るが、池の氷を割られて落ちそうになる。 シヴァナに捕まったビリーは、顔を水に沈められたためにシャザムと言えない。 メアリーが放った射的用の弾丸をシヴァナが受け止めた隙に、ビリーはシャザムに変身する。 フレディらはモンスターに捕らえられ、シヴァナの右目を狙えと言われたシャザムは、兄弟姉妹を救うために跪く。 シヴァナから杖を握れと言われたシャザムは、魔術師の言葉を思い出す。 シヴァナから杖を奪ったシャザムは、フレディらにそれを握らせて、魔術師から授かったパワーを使い”シャザム”と唱えさせる。 フレディ(アダム・ブロディ)、メアリー(ミシェル・ボース)、ユージーン(ロス・バトラー)、ペドロ(D.J. コトローナ)、そしてダーラ(ミーガン・グッド)はスーパーヒーローに変身し、杖を折ったシャザムは、シヴァナとモンスターに立ち向かう。 フレディらはモンスターと戦い、シヴァナは飛び去ったシャザムを追う。 観覧車は傾き、ダーラは落下した女性をキャッチし、ペドロは折れた支柱を支え、フレディはモンスターに襲われた2人を救う。 ペドロを叩きのめしたモンスターは観覧車を倒し、フレディはブレイヤー兄弟を助ける。 シヴァナに残っていた最後の罪”羨望”を引き出したシャザムは、彼のパワーを弱める。 ビルの屋上から落下したシヴァナを、シャザムは地上寸前で捕らえ、右目から”罪の目”摘出する。 モンスターは”罪の目”に吸い込まれ、シャザムとフレディらは、カーニバルの人々にヒーローとして称えられる。 ”罪の目”を”永遠の岩”に戻したシャザムは、モンスターも石像に戻ったその場を、自分たちの隠れ家にする。 その後、家族は食卓を囲み、ビリーは自ら手を合わせ、今日という日と家族に感謝し、幸せを感じる。 翌日のランチの時間、皆から軽蔑の眼差しで見られたフレディは、ブレイヤー兄弟にバカにされるものの、兄弟姉妹がテーブルに集まったので驚く。 そこに、友人のフレディの名を呼びながらシャザムが現れる。 驚く生徒たちに、フレディの自慢をしながら世界一の親友だと伝えたシャザムは、友だちを呼んだことを知らせる。 ランチのトレーを持ったスーパーマンが現れ、その場は騒然となり、フレディは驚く。 投獄されていたシヴァナは、壁に意味不明な記号を書き続ける。 取り乱しそうになったシヴァナは、そこに現れた芋虫から、同盟を結ぶことを提案されて近づく。 フレディと金魚と会話する映像を撮影していたシャザムは、できるわけないと伝える。 何が目的かとフレディに尋ねたシャザムは、海底王国の大軍隊を率いることができると言われるものの、イマイチだとつぶやく。
...全てを見る(結末あり)
質屋から強盗の通報をした14歳のビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)は、警官を店内に閉じ込める。
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役員会に押し入ったシヴァナは、父に事故の夜のことを話し、自分を見下し続けていた兄シドを窓に叩きつけて突き落とす。
人々にパワーを見せて大道芸をしていたシャザムは、現れたビリーから非難される。
参考:
・「マン・オブ・スティール」(2013)
・「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)
・「スーサイド・スクワッド」(2016)
・「ワンダーウーマン」(2017)
・「ジャスティス・リーグ」(2017)
・「アクアマン」(2018)
・「シャザム!」(2019)
・「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」(2020)
・「ワンダーウーマン 1984」(2020)
・「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」(2021)
・「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」(2021)
・「ブラックアダム」(2022)
・「シャザム!〜神々の怒り〜」(2023)
・「ザ・フラッシュ」(2023)
・「ブルービートル」(2023)
・「アクアマン/失われた王国」(2023)
*(簡略ストー リー)
フィラデルフィア。
14歳のビリー・バットソンは、里親の元を転々としながら母親を捜していた。
新しい里親ヴァスケス夫妻のグループ・ホームで暮らすことになったビリーは、スーパーヒーロー・オタクのフレディらとの生活を始める。
ある日、異次元に移動したビリーは、魔術師シャザムからパワーを授けられ、最強のスーパーヒーロー”シャザム”に変身できるようになる。
それをフレディに知らせたシャザムは、様々なパワーのテストを始める。
同じ頃、かつて魔術師からパワーを授けられなかったシヴァナ博士は、それを手に入れることに成功し、シャザムの存在を知り彼のパワーも奪おうとするのだが・・・。
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”DCコミックス”を原作にした”DCエクステンデッド・ユニバース”の第7作品目。
体は大人で中身は子供の最強のスーパーヒーロー”シャザム”に変身できる少年の活躍を描く、アクション・アドベンチャー。
製作にはドウェイン・ジョンソンが参加し、短編映画やドキュメンタリー作家として活躍していたデヴィッド・F・サンドバーグが、ヒット作「ライト/オフ」(2016)、「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)に続き監督したことで注目された作品。
各登場人物の個性を丁寧に描くデヴィッド・F・サンドバーグの細やかな演出、家族愛や悪に立ち向かう勇気なども描かれた物語であり、あらゆる年齢層が楽しめる作品に仕上がっている。
子供が大人の姿のスーパーヒーローに変身するために、ユーモアが倍増しているところがポイントで、完全無敵のヒーローの、ややナンセンな言動は実に愉快だ。
批評家、一般から好評価を得た本作は、北米興行収入は約1億4000万ドル、全世界では約3億6600万ドルのヒットとなった。
逞しい長身のスーパーヒーローなのだが、上記のように中身が子供なので大いに笑わせてくれる主人公”シャザム”を熱演するザッカリー・リーヴァイ、シャザムに変身する少年ビリー・バットソンのアッシャー・エンジェル、シャザムのパワーを奪おうとするサデウス・シヴァナ博士のマーク・ストロング、その少年期イーサン・プギオット、主人公にパワーを授ける魔術師シャザムのジャイモン・フンスー、ビリーと同じグループ・ホームに住むスーパーヒーロー・オタクのフレデリック”フレディ”フリーマン役ジャック・ディラン・グレイザー、そのスーパーヒーロー役アダム・ブロディ、その義妹ダーラ・ダドリーのフェイス・ハーマン、そのスーパーヒーロー役ミーガン・グッド、その義姉メアリー・ブロムフィールドのグレイス・フルトン、そのスーパーヒーロー役ミシェル・ボース、その義弟ユージーン・チョイのイアン・チェン、そのスーパーヒーロー役ロス・バトラー、その義兄ペドロ・ペーニャのジョヴァン・アルマンド、そのスーパーヒーロー役D.J. コトローナ、彼らの里親ローザ・ヴァスケスのマルタ・ミラン、夫ヴィクターのクーパー・アンドリュース、シヴァナの父親ジョン・グローヴァー、その息子ウェイン・ワード、イジメっ子兄弟カーソン・マックコーマックとエヴァン・マーシュなどが共演している。