トイレに行ったフィルは、ゴーストフェイスにナイフで顔を刺されて死亡する。
ケイシーが殺されるシーンで戻ってきたゴーストフェイスをフィルだと思ったモーリーンは、隣の席に座っていた男の血に気づく。
映画でケイシーが襲われるシーンと同時に、モーリーンはゴーストフェイスに腹部を刺される。
その後も何度も刺されたモーリーンは、ステージに上がり息絶えるが、観客は演出だと思い驚かない。
ウィンザー・カレッジ。
大学生になっていたシドニー・プレスコット(ネーブ・キャンベル)は、今でもかかってくる不審者を装ういたずら電話をナンバーディスプレーで撃退していた。
母親殺しの容疑者だった釈放されたコットン・ウェアリー(リーヴ・シュレイバー)のインタビュー番組を見たシドニーは、それを気にする。
ルームメイトのハリー(エリゼ・ニール)から”デムタラムダー友愛会”のパーティーに誘われたシドニーは、それを断るものの、殻に閉じこもるのはやめるようハリーから助言される。
事件が起きたことを知ったシドニーとハリーは、学生のフィルとモーリーンが、”スタブ”が上映された映画館で殺されたことを伝えるニュースを見る。
寮を出たシドニーは、早速、報道陣に追われる。
事件を映画クラスで話し合うシーシー・クーパー(サラ・ミシェル・ゲラー)、ミッキー(ティモシー・オリファント)、そして、ゴーストフェイス事件の当事者のランディ・ミークス(ジェイミー・ケネディ)は、今回の事件の犯人が映画を真似しているという意見で盛り上がる。
ランディと話したシドニーは、300人の観客が殺人を宣伝だと思うなど信じられないと言って、また始まったと考える。
それをランディに否定されたシドニーは、現れたボーイフレンドで医学生のデレク(ジェリー・オコンネル)に心配してもらう。
支局から派遣されたカメラマンのジョエル(デュアン・マーティン)に指示を与えたゲイルは、地方紙の記者デビー・ソルト(ローリー・メトカーフ)から声をかけられるものの相手にしない。
他の記者からも質問を受けるゲイルは答えようとせず、警察署長ハートリー(ルイス・アークエット)の会見が始り質問をする。
ランディはゲイルに気づき、それをシドニーに知らせる。
そこにデムタラムダー友愛会のメンバー、マーフィ(ポーシャ・デ・ロッシ)とロイス(レベッカ・ゲイハート)が現れ、事件に関係あるシドニーに同情し、夜のパーティーに誘う。
それを断ろうとしたシドニーだったが、連れて行くとハリーに言われてしまう。
ウッズボローの事件で犯人に刺され、後遺症は残るものの一命を取り留めた、保安官補のドュワイト”デューイ”ライリー(デヴィッド・アークエット)の姿に気づいたシドニーは、彼に駆け寄り再会を喜ぶ。
事件を知り心配になったために来たとデューイから知らされたシドニーは、犯人は身近にいる知り合いだろうと言われる。
誰とも付き合わずに身を潜めているのは無理だと言うシドニーに、とにかく注意するようにと伝えたデューイは、地元警察に話しをして暫く滞在することを伝えてその場を去る。
デレクから誰かと訊かれたシドニーは旧友だと答え、久し振りだったランディもデューイに会いに行く。
そこに、コットンを連れたゲイルが現れたために驚くシドニーは、インタビューを始めたために憤慨する。
過去のことは水に流そうと冷静に話すコットンだったが、シドニーはゲイルを殴り、デレクに制止されてその場を去る。
シドニーに了解を取らずにインタビューをしようとしたことを知ったコットンは驚き、苛立つゲイルから、シドニーを捕まえれば全国放送の枠を与えると言われる。
その様子を見ていたデューイに再会したゲイルは、シドニーに付きまとうことを批判される。
著書の中で自分を侮辱するような表現をしたと言って不満を訴えるデューイは、ゲイルから謝罪されるものの、素直に受け入れる気にはなれなかった。
その夜、ハリーと共にパーティー会場に向かったシドニーは、マーフィとロイスに歓迎される。
その頃、女子寮”オメガ・ベータ・ゼーダ”で一人で過ごしていたシーシーは、不審者(ロジャー・L・ジャクソン/声)からの電話を受け、警備に電話をするものの、電波状況が悪くて通じない。
現れたドウニー(マリソル・ニコルズ)に脅かされたシーシーは、ボーイフレンドからの電話を受ける。
ドウニーはパーティーに向かい、電話に出たシーシーは、相手が不審者だと知り受話器を置きセキュリティーのセットをする。
再びかかってきた電話に出たシーシーは、忍び込んでいたゴーストフェイスに襲われる。
バルコニーで背中を刺されたシーシーは、突き落とされる。
オメガ・ベータ・ゼーダで何かがあったことを知ったマーフィとロイスは、皆と共にその場に向かう。
警官が駆けつけ、取材をしたデビーから被害者が寮生だと聞いたゲイルは、その場にいたデューイに、期待通りになったと嫌みを言われる。
寮まで送るとデレクから言われたシドニーは、かかってきた電話を気にしながらジャケットを取りに行く。
電話に出たシドニーは”覚えているか”と言われて驚き、現れたゴーストフェイスに襲われる。
それに気づいたデレクはシドニーを助けようとするものの、入り口を締められていたために裏口に向かう。
出てきたシドニーをその場に残したデレクは、建物の中を調べる。
そこに現れたデューイは、ナイフで腕を切られたデレクを見つけて手当てをする。
二人の様子を見つめるシドニーは動揺する。
デレクの治療のため病院に付き添ったシドニーは、その場に駆け付けたミッキーから、彼がなぜ寮に入ったのか疑問に思うと言われる。
デレクの怪我は怪しいと考えたデューイだったが、シドニーが襲われて犯人が消えた直後に現れたことを疑問に思われる。
翌日、ハートリー署長と共に犠牲者の名前を確認していたデューイは、シーシーの本名の”ケイシー”に注目する、その場にいたゲイルの話を聞く。
映画館の犠牲者は”フィル・スティーヴンスとモーリーン・エバンス”で、ウッズボローの最初の犠牲者”ケイシー”のボーイフレンドが”スティーヴ”で、シドニーの母親は”モーリーン”だとゲイルは話す。
犯人は模倣犯だと確信したデューイは、シドニーの警備体制をハートリーに確認する。
二人の刑事が常に付添うことになったシドニーは、自分からできるだけ距離を置くことが危険を避ける方法だとデレクに伝える。
心配をしてくれてはいるが信頼されていないと言うデレクは、危険な目に遭わせたくないだけだと考えるシドニーに、身を案じていると伝える。
デューイから、名声のためだけに仕事をしていると思われているゲイルは苛立つ。
デューイとの関係を気にするデビーから、その件を訊かれたゲイルは、彼はいい人だと言い残してその場を去る。
ウッズボローの事件を繰り返しているので、犯人がそこの出身者でないかと考えただけだと、デビーは記者仲間に話す。
ランチタイムにデレクは、歌いながらシドニーに派手に愛を伝え、皆に祝福される。
ランディと共に犯人について考えたデューイは、自分達を含めて皆がその可能性があると言う話になる。
ゲイルが一番怪しいと言うランディは、次の本のヒットも狙う彼女の犯行ではないかと考える。
人殺しまでするとは思わないデューイは、ゲイルが犯人ではないと確信し、納得したランディから、それならば彼女も標的だと言われる。
ゲイルの著書を読んだジョエルは怖くなり、仕事を辞めようとするものの、彼女はそれを許さない。
演劇学科のシドニーは、担当教授のガス・ゴールド(デビッド・ワーナー)から主役に抜擢されていたのだが、現状では舞台に立てそうにないことを伝える。
ゴールドに励まされて説得されたシドニーは、演じることを決めてリハーサルを始める。
舞台に立つ配役の中にゴーストフェイスがいたように思えたシドニーは、動揺して演技を止めてしまう。
舞台裏に向かったシドニーは、護衛だと言って現れたデレクを拒んでしまい、再び距離を置きたいと伝える。
理解するしかないと考えたデレクは、納得してその場を去る。
デューイとゲイルと共に事件について話し合っていたランディは、犯人からの電話を受けて、自分達が監視されていることを二人に伝える。
ランディに話しを続けさせたデューイは、ゲイルと共に犯人を捜す。
三人は、携帯電話をかけている者達を調べるが、ランディが、中継車の中にいたゴーストフェイスに車内に引きずり込まれて刺殺される。
デューイとゲイルは、中継車の中で血まみれで死んでいるランディと、脱ぎ捨てられていたゴーストフェイスのマスクを発見し、その場に戻ってきたジョエルは気を失う。
図書館でコンピュータを操作していたシドニーは、”お前は今夜、死ぬ”というメッセージを受けとる。
この場に犯人がいると刑事に伝えたシドニーは、彼らが調べる様子を見守る。
現れたコットンに謝罪したシドニーは、ゲイルのことは忘れるようにと言われる。
著名なジャーナリスト”ダイアン・ソイヤー”の番組に出演して対談することをコットンから提案されたシドニーはそれを断り、しつこく言い寄る彼は刑事に取り押さえられる。
警察署に連行されたコットンは、ハートリー署長の尋問を受ける。
図書館で興奮しただけだと言うコットンだったが、4件の殺人容疑がかけられていることをハートリーから指摘される。
ランディの死を自分の責任と考えるシドニーは苦悩し、気を遣うデューイの言葉も慰めにならない。
証拠がないために釈放されるコットンは、冤罪の証明に協力したゲイルに、今更、自分の人格を疑うなと伝えて、シドニーに名刺を渡してその場を去る。
コットンを犯人と断定できないために怯えるシドニーに、必ず犯人を捕まえるとデューイは伝える。
付きまとうデビーを追い払ったゲイルは苛立ち、中継車を没収されたジョエルも去ってしまい、流石に落ち込んでしまう。
それをいつものパフォーマンスだと皮肉ったデューイだったが、彼女が本気で犯人を捕まえたいことを知り考えを変える。
ジョエルが置いていった機材の中にある、キャンパス内を撮影したテープに、犯人が映っている可能性があると言うゲイルは、デューイと共にそれを調べようとする。
映画学科に向かう二人は惹かれ合っていることに気づきながら、ビデオデッキを見つけて映像をチェックする。
今までのことを謝罪した二人はその場で愛し合おうとするが、ゲイルは、写っている映像が自分のテープでないことに気づく。
その場も撮影され、映写室のゴーストフェイスを目撃したデューイはそこに向かう。
デューイは誰もいないことをゲイルに伝えるが、彼女はゴーストフェイスに襲われる。
スタジオに逃げ込んだゲイルは、デューイがゴーストフェイスに襲われるのを、防音ガラス越しに見ているしかなかった。
ゲイルは、襲い掛かかってくるゴーストフェイスから逃れようとする。
ハリーと共に寮を出ることになったシドンニーは、デレクに別れを告げる。
その直後にデレクは、デムタラムダーのパーティーに連れて行かれてしまう。
信号待ちする車の刑事二人に襲い掛かったゴーストフェイスは、一人を殺して車を奪う。
事故を起こし、ボンネットにしがみついていたもう一人の刑事も死に、運転席のゴーストフェイスが気を失っていることを確認したゲイルとハリーは、後部座席から出ることができない。
座席間のネットを壊して助手席に移動したシドニーは、ゴーストフェイスのマスクを外そうとするものの、クラクションを鳴らしてしまう。
運転席の窓から出たシドニーとハリーは、その場から離れようとする。
犯人の顔を確認したいと言って車に戻ったシドニーは、その場に誰もいないことに気づき、ハリーがゴーストフェイスに殺されるのを目の前で目撃して逃げ去る。
部屋から出たゲイルは、手が血だらけのコットンに出くわし、倒れていたデューイを起こそうとしたと言われるものの、その場を離れる。
建物から出たゲイルは、電話をかけていたデビーから受話器を奪い、警察に通報して犯人はコットンだと伝える。
演劇学部の劇場に向かったシドニーは舞台に上がり、拘束されたデレクを解放しようとする。
そこにゴーストフェイスが現れ、マスクを取った犯人ミッキーは、デレクが相棒だったと話す。
それを否定して信じてほしいと言うデレクだったが、ミッキーに射殺されてしまう。
ウッズボロー事件の犯人だった、元ボーイフレンドのビリー・ルーミスの友人だったミッキーは、抵抗するシドニーに銃を向けて、黒幕が現れることを伝える。
ゲイルに銃を向けて現れたのは、ビリーの母親のデビーだった。
驚いたシドニーとゲイルは、ネットで知り合ったデビーがパトロンだったことをミッキーから知らされる。
裁判を始めると言うミッキーをデビーが銃撃し、彼の銃が暴発して銃弾を受けたゲイルは客席に倒れる。
殺された息子ビリーの復讐だと言うデビーは、犯人はミッキーであり、撃ち合いの末に死んだことにするとシドニーに伝える。
シドニーの母親が夫をそそのかして家庭を壊し、息子の命も奪われたと言うデビーは、隙を見て逃げたシドニーに発砲する。
舞台装置を壊したシドニーは、その下敷きになったはずのデビーに襲われる。
そこに現れたコットンは、デビーにナイフを向けられたシドニーから、彼女がビリー・ルーミスの母親だと言われる。
倒れているミッキーが殺人の共犯者だと知ったコットンは、シドニーがいる限り主役になれないので、殺させてほしいとデビーから言われる。
注目の的になれる上に、刑務所にいたのはシドニーのせいだったはずだと言われたコットンは、それは一理あるとデビーに伝える。
今ならダイアン・ソイヤーの番組に出てみたくはないかとコットンに訊かれたシドニーは、それに同意する。
その瞬間にコットンは発砲し、デビーを射殺する。
自分を殺そうとは思っていなかったとコットンから言われたシドニーは、彼から銃を渡されて、デビーが死んでいることを確認する。
無事だったゲイルは舞台に引き上げられ、シドニーから銃を受け取る。
生きていたミッキーが起き上がり、シドニーとゲイルは彼を射殺する。
シドニーはデビーの頭部を銃撃し、念のためだと言って立ち去る。
治療を受けたゲイルは、戻ったジョエルからマイクを渡されカメラを向けらる。
無事だったデューイが運ばれて来たことに気づいたゲイルは、病院に運ばれる彼に付添う。
記者達に囲まれたシドニーは、ヒーローに話しを聞きたいのならコットンから聞くべきだと伝える。
質問を受けたコットンは、相応しい場所で話をすると言って、記者達に名刺を渡し、すごい映画になると伝えてその場を去る。