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古城の剣豪 Quentin Durward (1955)

フランス宮廷の陰謀に挑む騎士道史劇!
監督リチャード・ソープ、主演ロバート・テイラーケイ・ケンドールロバート・モーリー他共演の歴史ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(歴史劇)


スタッフ キャスト
監督:リチャード・ソープ
製作:パンドロ・S・バーマン
原作:ウォルター・スコットQuentin Durward
脚本:ジョージ・フローシェル
脚色:ロバート・アードリー
撮影:クリストファー・チャリス
編集:アーネスト・ウォルター
音楽:ブロニスラウ・ケイパー

出演
クエンティン・ダワード:ロバート・テイラー(スコットランドの騎士)
マルクロイ伯爵夫人イザベル:ケイ・ケンドール(クエンティンと惹かれ合うようになる貴婦人)
ルイ11世ロバート・モーリー(フランス国王)
ヘイラディン:ジョージ・コール(クエンティンに協力するジプシー)
ブルゴーニュ公シャルル豪胆公アレック・クルーンズ(国王のライバル)
ウィリアム・ド・ラ・マルク伯爵:ダンカン・ラモント(山賊のリーダー)
ジプシーダンサー:ラヤ・ラキ
フィリップ・ド・クレヴィル伯爵:マリウス・ゴーリング(ブルゴーニュ大使)
マスター・オリヴァー:ウィルフレッド・ハイド=ホワイト(国王の理髪師)
グルックマイスター:エリック・ポールマン()
ルイ・ド・ブルボンハーコート・ウィリアムズ(リエージュ司教)
ドゥノワ伯爵:マイケル・グッドリフ(国王の臣下)
シャルル・ド・ヴァロワジョン・カーソン(オルレアン公)
バルス枢機卿:ニコラス・ハンネン
マルコム卿:モルトリー・ケルサル(スコットランド大使)
プティ・アンドレ:フランク・ティックル
トロワ・エシェルビル・シャイン(フランスの魔術師)
クロフォード卿:アーネスト・セシガー(クエンティンの叔父)
リエージュで負傷した修道士:アーサー・ハワード(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 MGM
1955年製作 101分
公開
北米:1955年11月23日
日本:1956年7月10日
製作費 $2,470,000


ストーリー
1465年、スコットランド
高貴な血筋であるが貧しい騎士クエンティン・ダワード(ロバート・テイラー)は、老いた叔父クロフォード卿(アーネスト・セシガー)を訪ねる。
クエンティンは、クロフォード卿の肖像画を、フランスブルゴーニュ公シャルル豪胆公アレック・クルーンズ)の宮廷にいる、スコットランド大使マルコム卿(モルトリー・ケルサル)に届けるよう指示される。
クロフォード卿は、肖像画が渡される、美しい若き相続人マルクロイ伯爵夫人イザベル(ケイ・ケンドール)と結婚するつもりだとクエンティンに話し、彼女が本当に美しく良妻となるか確かめるよう指示する。
この結婚は、シャルルが、スコットランドとの同盟を固めるために取り決めたものだった。
フランス
シャルルの宮廷に着いたクエンティンは、マルコム卿に会い、結婚の発表が予定される祝宴に出席する。
ところが、イザベルは逃げ出してしまい、クエンティンは彼女を追う。
クエンティンは、ウィリアム・ド・ラ・マルク伯爵(ダンカン・ラモント)率いる山賊にイザベルが捕らえられるのを阻止するものの、彼女の元には向かえず宮廷に戻る。
クエンティンの話を聞いたマルコム卿は、イザベルが、シャルルの最大のライバルである、フランス国王ルイ11世ロバート・モーリー)の保護を求めるつもりだと考える。
クエンティンは、国王の居城”プレシ=レ=トゥール”に着くが、衛兵に追い払われる。
付近の森で、吊るされたジプシーの男を救えなかったクエンティンは、その場に現れた国王に挨拶するものの相手にされない。
その後クエンティンは、吊るされた男の弟ヘイラディン(ジョージ・コール)に感謝され、兄がブルゴーニュのスパイで、イザベルが到着したのに気づいたために殺されたことを知る。
城に忍び込んだクエンティンは、国王の喉元に短剣を突きつける。
驚いた国王は、大胆なクエンティンが気に入る。
イザベルは、自分のことを知らずに、間違えて部屋に入ってきたクエンティンに惹かれるのだが・・・。


解説 評価 感想
“Directed with swift efficiency by Richard Thorpe, Quentin Durward is a colorfully mounting medieval adventure that blends Robert Taylor’s dashing heroism with crisp swashbuckling action and courtly intrigue.”
(リチャード・ソープによる手際よい演出に支えられた『古城の剣豪』は、ロバート・テイラーの威風堂々たるヒーロー像を、キレのある痛快な剣戟アクションおよび宮廷の陰謀と融合させた、彩り豊かな中世冒険史劇である。)

1823年に発表された、ウォルター・スコットの小説”Quentin Durwardを基に製作された作品。

ミュージカルやコメディなど多くの名作を手がけるリチャード・ソープが監督し、主演はロバート・テイラーケイ・ケンドールロバート・モーリー他共演の歴史ドラマ。

リチャード・ソープロバート・テイラーにとっては、3部作となる「黒騎士」(1952)、「円卓の騎士」(1953)に続くコンビ作品。

リチャード・ソープによるユーモアをまじえた軽快な演出、シネマスコープのスケール感を活かした、冒険活劇の醍醐味を感じさせる作品であり、舞台となる城の映像なども実に美しく、クライマックスの、炎の中での教会の戦いも見応えある。

ルイ11世ブルゴーニュ公シャルル豪胆公の画策する陰謀の描き方が物語の邪魔をしているようにも思えるため、主人公とヒロインが行動を共にする展開になってもいまいち盛り上がらないところが気になる。

主演のロバート・テイラーは、貧しいが誠実な騎士として、陰謀に立ち向かう主人公を熱演している。

主人公と惹かれ合う、陰謀に翻弄される貴婦人を魅力的に演ずるケイ・ケンドールルイ11世を演ずるロバート・モーリーなどが共演している。


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