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悲劇の女王の激動と愛を描く歴史ドラマ! 監督ジョン・フォードし、主演はキャサリン・ヘプバーン、フレドリック・マーチ、フローレンス・エルドリッジ、ダグラス・ウォルトン、ジョン・キャラダイン他共演。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・フォード
製作:パンドロ・S・バーマン
原作:マックスウェル・アンダーソン”Mary of Scotland”(戯曲)
脚本:ダドリー・ニコルズ
撮影
ジョセフ・オーガスト
ジャック・マッケンジー(クレジットなし)
編集:ジェーン・ローリング
音楽:マックス・スタイナー
出演
スコットランド女王メアリー:キャサリン・ヘプバーン
ジェームズ・ヘプバーン/第4代ボスウェル伯爵:フレドリック・マーチ(メアリーの3人目の夫)
エリザベス1世:フローレンス・エルドリッジ
ヘンリー・スチュアート/ダーンリー卿:ダグラス・ウォルトン(メアリーの2人目の夫)
デヴィッド・リッツィオ:ジョン・キャラダイン(メアリーの秘書)
モートン:ロバート・バラット(スコットランドの貴族)
レスター:ギャヴィン・ミューア(エリザベスの側近)
ジェームズ・スチュアート/初代マリ伯爵:イアン・キース(メアリーの異母兄)
ジョン・ノックス:モローニ・オルセン(スコットランド宗教改革の指導者である牧師)
ルスヴェン卿:ウィリアム・スタック(スコットランドの貴族)
トーマス・ランドルフ:ラルフ・フォーブス(イングランド駐スコットランド大使)
フランシス・スロックモートン:アラン・モーブレイ(イングランドの在スコットランド大使)
メアリー・ビートン:フリーダ・イネスコート(メアリーの侍女)
ハントリー:ドナルド・クリスプ(スコットランドの貴族)
リンゼイ:デヴィッド・トレンス(スコットランドの貴族)
メアリー・リビングストン:モリー・ラモント(メアリーの侍女)
メアリー・フレミング:アニタ・コルビー(メアリーの侍女)
メアリー・セトン:ジャン・ファンウィック(メアリーの侍女)
バーリー:ライオネル・ペイプ
ドナル:アレック・クレイグ(ボスウェルの召使)
看護師:メアリー・ゴードン
メッセンジャー:モンテ・ブルー
ウィリアム・メイトランド:レオナード・ムーディー(スコットランドの政治家)
アーラン:ブランドン・ハースト
レキシントン:ウィルフレッド・ルーカス
ウィリアム・カーカルディ:ダルシー・コリガン(スコットランドの政治家である軍人)
ダグラス:フランク・ベイカー
ファウドンサイド:シリル・マクラグレン(デイヴィッド・リッツィオ殺害事件に関与した廷臣)
漁師の妻:ドリス・ロイド
フランシス・ノーリス卿:ロバート・ワーウィック(エリザベス1世に仕えた廷臣)
判事:マレイ・キンネル
判事:ローレンス・グラント
判事:アイヴァン・F・シンプソン
判事:ナイジェル・ド・ブルリエ
判事:バーロウ・ボーランド
ウォルシンガム:ウォルター・バイロン
守衛官:ウィンダム・スタンディング
ケント伯:アール・フォックス(メアリーの処刑の公式証人)
デュ・クロチェ:ポール・マカリスター
漁師:ライオネル・ベルモア
フランス人:ガストン・グラス
貴族:ニール・フィッツジェラルド
ボートに乗った少年:トミー・バップ(クレジットなし)
看守:ロバート・ホーマンズ(クレジットなし)
警備員:ハリー・テンブルック(クレジットなし)
漁師の息子:ボブ・ワトソン(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 RKO
1936年製作 123分
公開
北米:1936年8月28日
日本:未公開
製作費 $864,000
■ ストーリー ■
1561年、イングランド。
女王エリザベス1世(フローレンス・エルドリッジ)は、フランスのフランソワ2世が亡くなり未亡人となった、王位継承権を有する従姪のメアリー・スチュアート(キャサリン・ヘプバーン)が、故郷スコットランドに向かったことを知り激怒し、それを阻止しようとする。
スコットランド、リース。
メアリーは、イタリア人の秘書デヴィッド・リッツィオ(ジョン・キャラダイン)らと共に無事に祖国に戻り、エディンバラ近郊のホリールード宮殿へと向かう。
宮殿に到着したメアリーは、異母兄であるジェームズ・スチュアート/初代マリ伯爵(イアン・キース)に歓迎される。
メアリーは、貴族たちから、カトリックへの信仰心と結婚相手について問い詰められる。
マリ伯ら貴族は、エリザベスに次ぐ王位継承者であるカトリック教徒のヘンリー・スチュアート/ダーンリー卿(ダグラス・ウォルトン)との結婚をメアリーに勧める。
メアリーは貴族らの意見を聞き入れず、これまでは操られていたが、自分の意思を貫くことをマリ伯らに伝える。
貴族たちがメアリーの考えに対処しようとする一方で、プロテスタントの指導者ジョン・ノックス(モローニ・オルセン)は、メアリーを邪悪なカトリック教徒として公然と非難する。
そこに現れたメアリーは、ノックスと冷静に話をするものの、考えを変えないノックスはその場を去る。
その場に居た国境警備の責任者ジェームズ・ヘプバーン/第4代ボスウェル伯爵(フレドリック・マーチ)は、無礼なノックスを非難する。
孤立したメアリーの力になろうとしたボスウェルは、貴族達に対し、自分が軍司令官に任命されたことを伝えて、権力欲しかない彼らをあざ笑う。
駐スコットランド大使のトーマス・ランドルフ(ラルフ・フォーブス)が戻り、メアリーの評判を聞いたエリザベスは激怒し、彼を解任する。
エリザベスは、新たにフランシス・スロックモートン(アラン・モーブレイ)をスコットランド大使に任命し、マリ伯に接触して、彼を利用しメアリーに攻撃を仕掛けようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Directed with shadowy visual atmosphere by John Ford, Mary of Scotland is a grand historical tragedy that highlights Katharine Hepburn’s fierce regal nobility against a treacherous backdrop of political intrigue.”
(ジョン・フォードによって陰影ある視覚的雰囲気とともに演出された『メアリー・オブ・スコットランド』は、政治的陰謀が渦巻く危険な背景の中で、キャサリン・ヘプバーンの持つ気高き格調高さを際立たせた、壮大な歴史的悲劇である。)
1933年に上演された、マックスウェル・アンダーソンの戯曲”Mary of Scotland”を基に製作された作品。
前年の「男の敵」(1935)でアカデミー監督賞を受賞したジョン・フォードが監督し、主演はキャサリン・ヘプバーン、フレドリック・マーチ、フローレンス・エルドリッジ、ダグラス・ウォルトン、ジョン・キャラダイン他共演の歴史ドラマ。
史実とは異なるところが多々あるものの、豪華キャストによる壮大なドラマで、各個性を生かしたジョン・フォードの深味のある演出が見どころの作品。
自らの意志を貫こうとするシーンはあるものの、やや弱々しい雰囲気があるメアリー・スチュアートの人物像をどう捉えるかで評価が変わるとも言える内容で、キャサリン・ヘプバーンが、自分自身を演じているように思える演技もやや気になる。
ヒロインの前に現れる勇ましい軍人として登場する、ジェームズ・ヘプバーン/第4代ボスウェル伯爵を演ずるフレドリック・マーチだが、最後には正気を失い呆気なく亡くなってしまう演出も物足りない。
メアリー・スチュアートへの攻撃に執着する、エリザベス1世を怪演するフローレンス・エルドリッジ、メアリーの二番目の夫ヘンリー・スチュアート/ダーンリー卿のダグラス・ウォルトン、メアリーの秘書デヴィッド・リッツィオ役ジョン・キャラダインなどが共演している。











