4233 Movies

007/慰めの報酬 Quantum of Solace (2008)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

前作「カジノ・ロワイヤル」(2006)の、シリーズ初となる続編で、個人的な”復讐”をしてはならないという、MI6の掟を破りかける主人公ボンドの苦悩を描いた、前作以前にはなかった雰囲気を持った作品。
監督マーク・フォースターダニエル・クレイグオルガ・キュリレンコジュディ・デンチマチュー・アマルリックジェマ・アータートンジェフリー・ライトジャンカルロ・ジャンニーニ他共演。


007
007 / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:マーク・フォースター
製作総指揮
アンソニー・ウェイ
カラム・マクドゥガル
製作
マイケル・G・ウィルソン

バーバラ・ブロッコリ
原作:イアン・フレミング”ナッソーの夜”
脚本
ニール・パービス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
撮影:ロベルト・シェイファー
編集
マット・チェシー
リック・ピアソン

音楽:デヴィッド・アーノルド
モンティ・ノーマン:ジェームズ・ボンドのテーマ
主題歌:ジャック・ホワイトAnother way to die

出演
ジェームズ・ボンド:ダニエル・クレイグ
カミーユ・モンテス:オルガ・キュリレンコ
ドミニク・グリーン:マチュー・アマルリック
M:ジュディ・デンチ
ストロベリー・フィールズ:ジェマ・アータートン
メドラーノ将軍:ホアキン・コシオ
フェリックス・ライター:ジェフリー・ライト
レネ・マティス:ジャンカルロ・ジャンニーニ
Mr.ホワイト:イェスパー・クリステンセン
グレッグ・ビーム:デヴィッド・ハーバー
ビル・タナー:ローリー・キニア
ミッチェル:グレン・フォスター

イギリス/アメリカ 映画
配給
MGM
コロンビア・ピクチャーズ
2008年製作 106分
公開
イギリス:2008年10月31日
北米:2008年11月14日
日本:2009年1月24日
製作費 $200,000,000
北米興行収入 $168,368,400
世界 $575,952,500


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
恋人ヴェスパーに裏切られながらも、死んだ彼女のための復讐を誓ったイギリス諜報員のジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、イタリアガルダ湖でMr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を捕らえる。

追跡されながらも、無事イタリアシエナに着いたボンドは、M(ジュディ・デンチ)の元にMr.ホワイトを連行する。

ボンドとMは、Mr.ホワイトの組織(クォンタム)に関する情報を聞き出そうとするが、Mのボディガードのクレイグ・ミッチェル(グレン・フォスター)の裏切りで、Mr.ホワイトは銃撃される。

ボンドは、逃走したミッチェルを追い詰め、激闘の末に殺すが、Mr.ホワイトは逃亡する。

ロンドン
ミッチェルのアパート及び身辺調査で、 ボンドは手がかりを掴みハイチに向かう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
死んだ恋人ヴェスパーの復讐を誓ったイギリス諜報員ジェームズ・ボンドは、黒幕Mr.ホワイトを捕らえるが、内部の裏切りで彼を逃がしてしまう。
その後、ある手がかりを掴んだボンドはハイチに向かい、謎の女カミーユが関係するグリーンと、ボリビアの独裁者メドラーノ将軍の存在に目を付ける。
グリーンは、将軍に家族を殺されたカミーユが、復讐のために自分に近づいたことに気付いていた。
それを知ったボンドは、カミーユの危険を察知して彼女を救い出す。
ロンドンからの情報で、グリーンが環境組織のCEOであり、土地を買いあさっていることボンドは知る。
グリーンを追い、オーストリアに向かったボンドは、Mを含めた周囲の目を無視しし、グリーンの情報を入手して、協力者マティスと接触し彼と共にボリビアラパスに向かう。
現地の諜報員フィールズの、帰国命令も無視したボンドは、グリーンに近づき、彼の企みを探ろうとするのだが・・・。
__________

本来、冒頭で登場する、観客席方向の銃口に向けて発射される、ボンドの銃撃と共に始まるジェームズ・ボンドのテーマがラストに登場し、劇中でもテーマ曲は一切流れない。
そして、前作と本作によりボンドは、真の”00エージェント” となったことを案じさせている。

シリーズ最短の、106分という上映時間からも、前作とセットで見るべき作品と言える。

1960年に発表された、イアン・フレミングの短編集”For Your Eyes Only”の中に収められている作品、”Quantum of Solace”が原作である。

初めて劇場で予告編を見た時に知った、”慰めの報酬”という、007シリーズにそぐわない、野暮ったい題名には興醒めした。
しかし、以前のシリーズの、ニヤケたボンドの雰囲気が全くない、冷酷で女性にも冷たい人物像と、玄人受けする大人向の作風は、大いに好感が持てる。

シリーズ史上最高のヒットとなった前作と比較され、何かと批判的な声が多かった本作だが、興行収入は、全世界で前作とほぼ同じ6億ドルに迫る大ヒットとなった。

北米興行収入 $168,368,430
世界 $575,952,510

前作で、”00”/殺しのライセンスを得た、逞しいNEWボンドを見事に演じたダニエル・クレイグは、強い意志を前面に出し、さらにパワーアップされたアクション・シーン等、体が粉々になりそうなハード・アクションを見事にこなしている。

こちらも、美しいだけのボンド・ガールとは全く違うイメージの、家族の復讐に燃える諜報員オルガ・キュリレンコの魅力も新鮮だ。

今回はいつになく出番が多く、腕白息子に手を焼く母親のような、主人公の上司M役ジュディ・デンチは、シリーズ中、最も存在感ある役所を見事に演じている。

特異なキャラクターではあるが、ボンドの敵役にしては、やや器が小さい感じもするマチュー・アマルリック、「ゴールドフィンガー」(1964)の金粉窒息死を思い出す殺され方をする諜報員役のジェマ・アータートンボリビアの独裁者役ホアキン・コシオ、続編ということで連続出演のCIAのフェリックス・ライター役ジェフリー・ライト、そして命を落とす協力者のジャンカルロ・ジャンニーニ、前作ラストでボンドに狙われて捕らえられ、引き続き登場するMr.ホワイト役イェスパー・クリステンセンなどが共演している。


Translate / 翻訳
Scroll Up
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2020