夢の3000本安打に3本足りないことが分かった元MLBプレイヤーの大記録達成のための奮闘を描く、主演バーニー・マック、アンジェラ・バセット他共演、監督チャールズ・ストーン三世によるスポーツ・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:チャールズ・ストーン三世
製作
ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
マギー・ワイルド
製作総指揮
ティモシー・M・バーン
ジョナサン・グリックマン
フランク・マーシャル
スティーヴ・グリーナー
原案
エリック・チャンプネラ
キース・ミッチェル
脚本
エリック・チャンプネラ
キース・ミッチェル
撮影:シェーン・ハールバット
編集:ビル・パンコウ
音楽:ジョン・パウエル
出演
バーニー・マック:スタン・ロス
アンジェラ・バセット:モーリーン”モー”シモンズ
マイケル・リスポリ:ボカ
ブライアン・J・ホワイト:Tレックス
ポール・ソルヴィノ:ガス・パナス
クリス・ノース:シェンブリ
ドンドレ・ホイットフィールド:スキレット
エヴァン・ジョーンズ:フライマン
アマウリー・ノラスコ:ミナデオ
トム・アーノルド:本人
ラリー・キング:本人
ジェイ・レノ:本人
アメリカ 映画
配給
タッチストーン・ピクチャーズ
ディメンション・フィルムズ
Spyglass Entertainment
2004年製作 102分
公開
北米:2004年9月17日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $21,800,300
世界 $21,839,380
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
MLB、ミルウォーキー・ブリュワーズの強打者スタン・ロス(バーニー・マック)は、本拠地ミラー・パークで見事に3000本安打を達成する。
傲慢なプレーヤーで有名なロスは、相手投手がスタンドに投げ入れてしまったボールを、少年から奪い取り、脅したことを非難され引退を宣言してしまう。
9年後。
ロスは”3000”を売りにビジネスを展開、レストランやペットショップがあるショッピング・センターのオーナーになっていたが、念願の野球殿堂入りは果たせずに苛立っていた。
現役時代には、選手や記者からあまり好かれていなかったロスは、元チーム・メイトのボカ(マイケル・リスポリ)の裏工作で、球団に”ロスの日”のイベントを企画させ、自分を招待させる。
イベントで紹介されたロスは、スタンドのファンを煽り自分の殿堂入りをアピールする。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
MLB、ミルウォーキー・ブリュワーズの強打者スタン・ロスは、本拠地ミラー・パークで見事に3000本安打を達成する。
傲慢なプレーヤーで有名なロスは、記念のボールを少年から強引に奪い取り、さらに脅したことを非難され引退してしまう。
9年後、ロスは”3000”を売りにビジネスを展開、ショッピングセンターのオーナーになっていたのだが、念願の野球殿堂入りは果たせなかった。
そんなロスは、なんと記録の訂正で3000本には3本ヒットが足りなかったことが判明する。
そこでロスは、あと3本のために47歳で現役復帰を考えるのだが、周囲はそれを本気にしない。
しかし、球団オーナーのシェンブリは、低迷するチームの成績を見て、話題づくりとしてロスを現役復帰させるのだが・・・。
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現役時代には気づかなかったチームプレーの大切さや友情、人々への気遣いや、優しく接する心を手に入れていく、主人公の変化を描いた、ヒューマン・ドラマでもある。
野球をテーマにした作品は多くあるが、ミルウォーキー・ブリュワーズ及び本拠地ミラー・パーク全面協力による、スタジアム内の雰囲気や臨場感は、なかなか見応えがある。
興行的には失敗に終わり、日本でも未公開だった作品ではあるが、実際のテレビショーやその司会者、コメディアン、コメンテーターなどの使い方などもうまく、また、MLBファンにはたまらない作品でもある。
2008年の撮影中に入院し亡くなってしまうバーニー・マックの、嫌味のない”傲慢”振りは、いかにもアメリカ人らしく、かなりハマっている。
そんな彼を見捨てられず、うまく軌道修正するリポーターを好演するアンジェラ・バセットが、作品を引き締めている感じがする。
元チームメイトで親友のマイケル・リスポリ、主人公の生き写しのような傲慢な強打者のブライアン・J・ホワイト、セリフなしで終わってしまうのか心配だった終始不機嫌な監督ポール・ソルヴィノ、球団オーナーのクリス・ノース、そして、トム・アーノルド、ラリー・キング、ジェイ・レノらが本人役で出演している。