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ジュラシック・ワールド Jurassic World (2015)

1990年に発表された、マイケル・クライトンの小説”ジュラシック・パーク”を基に製作されたジュラシック・パーク・シリーズの第4作。
最新のバイオテクノロジーで復活した恐竜が巻き起こす恐怖を描く、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、監督コリン・トレボロウ、主演クリス・プラットブライス・ダラス・ハワードヴィンセント・ドノフリオ他共演のアクション・アドベンチャー超大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:コリン・トレボロウ

製作
フランク・マーシャル
パトリック・クロウリー
製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ
トーマス・タル
原作:マイケル・クライトン(キャラクター創造)
原案
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
脚本
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
コリン・トレボロウ
デレク・コノリー
撮影:ジョン・シュワルツマン
編集:ケビン・スティット
音楽:マイケル・ジアッチーノ

出演
オーウェン・グレイディ:クリス・プラット
クレア・ディアリング:ブライス・ダラス・ハワード
ヴィック・ホスキンス:ヴィンセント・ドノフリオ
ザック・ミッチェル:ニック・ロビンソン
グレイ・ミッチェル:タイ・シンプキンス
ロウリー・クルーザース:ジェイク・ジョンソン
ヴィヴィアン”ヴィヴィ”オキアミ:ローレン・ラプクス
ザラ・ヤング:ケイティ・マクグラス
バリー:オマール・シー
ヘンリー・ウー:B・D・ウォン
サイモン・マスラニ:イルファーン・カーン
カレン・ミッチェル:ジュディ・グリア
スコット・ミッチェル:アンディ・バックリー
カタシ・ハマダ:ブライアン・ティー
本人:ジミー・ファロン
本人:ジミー・バフェット
ジャイロ・スフィアのオペレーター:マッティ・カルバロプリー
ミスター・DNA:コリン・トレボロウ
インジェンの傭兵:マイケル・パパジョン
パドックの監視員:エリック・エデルシュタイン
パドックの労働者:エディー・J・フェルナンデス
ヴェロキラプトルの飼育員:コルビー・ブースマン
ハル”ハロルド”オスタリー:ジェームズ・デュモン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2015年製作 124分
公開
北米:2015年6月12日
日本:2015年8月5日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $652,270,630
世界 $1,670,400,640


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ザック・ミッチェル(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)の兄弟は、母カレン(ジュディ・グリア)と父スコット(アンディ・バックリー)に見送られて、叔母クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)が運営管理者を務める”ジュラシック・ワールド”に向かう。

コスタリカフアン・サンタマリア空港
到着したザックとグレイは、船でイスラ・ヌブラル島に向かう。

島に着いた二人は、クレアではなく秘書のザラ・ヤング(ケイティ・マクグラス)が迎えに来ていることに気づく。

22年前の惨劇で閉鎖された”ジュラシック・パーク”の運営会社”インジェン”は”マスラニ・グローバル”に買収され、連日2万人を超す来場者が押し寄せる、恐竜巨大テーマパークとして生まれ変わっていた。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「ジュラシック・パーク」(1993)
・「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(1997)
・「ジュラシック・パークIII」(2001)
・「ジュラシック・ワールド」(2015)
・「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018)
・「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022)

*(簡略ストー リー)
コスタリカ沖、イスラ・ヌブラル島。
”ジュラシック・パーク”の惨劇から22年、運営会社”インジェン”は”マスラニ・グローバル”に買収され、新設された恐竜パークには、連日2万人を超す来場者が押し寄せていた。
パークの運営管理者のクレアは、甥のザックとグレイを招くのだが、仕事に追われていたため秘書に二人を任せる。
最新技術で新種の恐竜”インドミナス・レックス”を生み出していたCEOのマスラニは、ヴェロキラプトルのスペシャリストであるオーウェン・グレイディを雇い監視をさせようとする。
それを指示されたクレアは、1度つき合ったことがあるオーウェンのことを気にする。
オーウェンと共にパドックに向かったクレアは、インドミナスの姿が確認できないことを知り、逃げ出したと考えてコントロール・ルームに向かう。
パドックでは、実は潜んでいたインドミナスに監視員が殺され、パークの一部閉鎖を指示したクレアだったが、ザックとグレイが残されていることを知る。
オーウェンに協力を求めたクレアは、ザックとグレイの捜索を始めるのだが・・・。
__________

前作の「ジュラシック・パークIII」(2001)から14年振りに公開された続編で、当時は少々マンネリ化していたシリーズのイメージを払拭できるかが注目された。

社会現象にもなった第一作「ジュラシック・パーク」(1993)と同じ舞台で、その規模を拡大し新種の恐竜を生み出すというアイデアは大いに受けた。

製作費1億5000万ドルをかけた超大作は、北米興行収入だけで約6億5200万ドル、全世界では約16億7000万ドルという、シリーズ最高、空前のメガ・ヒットとなった。

流石に見慣れているせいか、恐竜の映像も第一作のようなインパクトはないが、そのスケールと迫力で他作を圧倒する内容となっている。

それでも、22年前の第一作の影像の仕上がりが、当時としては革新的な技術だったことが再確認できる

第一作は開園前のパークが舞台だったために、閑散とした雰囲気の中で進行するドラマだったが、今回は、2万人以上が来場しているという設定のため、パニックの度合いが桁外れのスケールで描かれている。

最強の殺人マシンのようなハイテク恐竜を倒す手段として、圧倒的な人気を誇るティラノサウルス・レックス/T・レックスを登場させるクライマックスも心憎い演出だ。

疑問に思うシーンなどが多々あるが、細かいことは大目に見るのが本作のような作品を鑑賞する上での鉄則だ。
そんな中で気になったのが、主人公と共に大自然の中で大活躍するヒロインが、ハイヒールをいつ脱ぐのかと注目していたが、結局そのままだったことだ。

勇気ある行動でパークの危機に対処する、ヴェロキラプトルのスペシャリストである監視員を熱演するクリス・プラット、彼と協力して甥達を救おうとするパークの運営管理者ブライス・ダラス・ハワードヴェロキラプトルを生体兵器にすることを考える、パークのセキュリティ部門担当のヴィンセント・ドノフリオ、パークで恐怖体験をする兄弟ニック・ロビンソンタイ・シンプキンス、パークのコントロール・ルームのオペレーター、ジェイク・ジョンソンローレン・ラプクス、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)の秘書ケイティ・マクグラス、主人公のアシスタント、オマール・シー、パークの遺伝子学者B・D・ウォン、パーク運営会社のCEOイルファーン・カーン、兄弟の両親ジュディ・グリアアンディ・バックリー、パーク警備隊のブライアン・ティー、ジャイロ・スフィアに設置されたモニターに登場する案内人で本人役のジミー・ファロン、翼竜に襲われる来場者ジミー・バフェット、ミスター・DNAの声で監督のコリン・トレボロウ、インジェンの傭兵マイケル・パパジョン、インドミナスのパドック監視員エリック・エデルシュタインヴェロキラプトルの新人飼育員コルビー・ブースマン、投資家であるベライゾンの副社長ジェームズ・デュモンなどが共演している。


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