戸惑うダスティは、メーガンのことをブラッドのせいにするが、彼女は一緒にクリスマスを過ごしたいだけだと言われる。
ブラッドから合同でクリスマスを過ごすことを提案されたダスティは合意するが、カレンの娘アドリアナ(ディディ・コスティン)の父ロジャー(ジョン・シナ)も招こうと言われたために反対する。
アドリアナ、メーガン、ディランに、今年は合同でクリスマスを過ごすことを伝えて喜んでもらったダスティは、父カートからの電話を受ける。
カートが来ることになったために動揺するダスティは、翌日、ブラッドと共に空港に迎えに行く。
現れたカート(メル・ギブソン)をダスティと共に歓迎したブラッドは、父ドン(ジョン・リスゴー)の到着に気づく。
仲の良いブラッドとドンは抱き合い、母ジニーがおじの看病のために来れないことを知ったブラッドは残念に思う。
ダスティも抱きしめたドンは、ブラッドからカートを紹介され、元パイロットで宇宙飛行士の彼に挨拶する。
ブラッドの家に着いたカートは、メーガンとディランを抱きしめ、ブラッドの子供グリフィと対面してサラに挨拶する。
孫達がドンの方を歓迎する姿を見たカートは不満に思い、ダスティとブラッドの関係も疑問に思う。
カートが雪のリゾート地の宿を予約し、家族は現地に向かうことになる。
クリスマスまで6日
準備をして出発するサラは、小説のためにいつもメモしているカレンが、自分達の悪口を書いているのではないかと思う。
荷物が車に入らないダスティは、ブラッドのケースを藪に放り投げてしまう。
家族は5時間かけて目的地に着き、ディランは、雪遊びをしていたケイシーに惹かれてしまい、アドリアナとメーガンにからかわれる。
家族は宿に満足するものの、ブラッドは荷物が見つからない。
女好きのカートのせいでクリスマスにいい思い出がないダスティが不満を口にしたため、ブラッドが、自分自身に問題があると言って、子供達の幸せだけを考えるようにと伝える。
ダスティは納得するものの、クリスマスが終わったらカートを叩きのめす考えだった。
家族は雪遊びをして買い物などを楽しみ、夜になり、ブラッドは周囲の除雪を行う。
サラから、父ドンが一人で来たことで何かあったのではないかと言われたブラッドは動揺し、除雪機から手を放したために勝手に動き出してしまう。
除雪機はイルミネーションのコードを巻き込み、ダスティの車を傷つける大騒動になる。
夜中に暑くて眠れないカートは、室温が29度に設定されていることに驚きドンを起こす。
騒ぎに気づいたブラッドも起きて来るが、窓を開けて寝ると言うアドリアナが温度を上げていたことに気づく。
起きて来たダスティに、甘やかすからだと伝えたカートらだったが、アドリアナは、皆が去った後で再び温度を上げてしまう。
翌日、家族はツリーを買いに行き、ケイシーと仲良くなったメーガンとアドリアナはディランをからかう。
悩むディランがブラッドに相談していることを知ったダスティは、カートと共にケイシーにアタックすることをディランに提案する。
しかし、無理だと言うディランは、友達になるだけでいいと思いその場を去る。
森に向かった家族はツリーを探すことのなり、ダスティからチェーンソウを渡されたブラッドは、携帯電話の電波塔だった木を切り倒してしまう。
仕方なくその木を持ち帰ったブラッドだったが、電話会社から2万ドルを請求されてしまう。
それを知ったサラは驚き、作ったエッグノッグを飲みたがるメーガンとアドリアナにアルコール入りだと伝える。
メモしているカレンに気づいたサラは、悪口を書かれていると思う。
その後、電波塔のツリーは完成するが、ドンがいないことに気づいたブラッドらは森に捜しに行く。
オオカミに囲まれながら倒れているドンが無事であることを確認したブラッドとダスティは、いい木を見つけたが道に迷い、携帯電話もつらなくなったということだった。
さ迷っていたら突然、意識を失ったとと話すドンは、再び倒れてしまう。
宿に戻り介抱されたドンは、足を見たカートから切断しなければダメだと言われる。
郵便配達員の宿命で足がガサガサになってしまい、妻と”寝ていた”頃に、彼女の脚をさすったら血が出たとドンは話す。
サラは”寝ていた”というドンの言葉が気になり、自分のイビキが酷いので今は妻と寝室が別だというドンの話を聞く。
それを知ったブラッドは、ドンは思い遣りのある父親だと皆に話す。
その後、室温を29度に上げるアドリアナと交渉して27度で納得させたダスティだったが、ブラッドから妥協するべきではないと言われる。
24度にするつもりだったものの、これでも進歩だと言うダスティはブラッドを説得し、ツリー代の2万ドルは割り勘にするということで話をつける。
クリスマスまで3日
翌日、家族でボウリングをしに行ったカートは、ディランにガターをさせないために、レーンにガードを設置したダスティを批判する。
カートから、男らしく小細工なしで勝負しろと言われたディランはその気になるものの、ガターの連続だった。
ショックを受けたディランはカートに励まされ、最後にピンを1本だけ倒して大喜びする。
メーガンとアドリアナを連れてショッピングに出かけたサラは、カレンが万引きしたために驚く。
サラに真面目過ぎると伝えたカレンは、警備員が来ても全く気にしない。
サンタに会ったディランは望みを訊かれ、七面鳥狩り用の20口径のショットガンだと答え、それを聞いたカートは頼もしく思う。
ドンから、森に行き動物を撃って殺したいのかと訊かれたディランは、それを否定する。
撃ちたいと言うメーガンは、サンタに銃1丁と弾が欲しいと伝える。
ダメだと言うカートは、狩りをするのは男で女は料理担当だと伝えるものの、サラに意見される。
翌日、家族と共に銃を持って森に向かったメーガンは、七面鳥を見つけて狙いを定める。
七面鳥が向かってきたために驚いたメーガンの銃は暴発してしまい、弾がカートの腕に当たる。
皆はカートの傷を心配するが、メーガンは七面鳥を仕留める。
病院に向かったサラは、メーガンに銃を持たせたことを後悔する。
カートの様子を見に行ったダスティは、意地を張る父と言い合いになり、取っ組み合いになる。
そこに現れた、二人の仲を心配するブラッドは出かけることを提案する。
即興コメディのステージがあるクラブに、カートとダスティそしてドンと共に向かったブラッドは、その場の雰囲気を楽しむ。
即興劇が趣味だったドンが紹介されてステージに上がり、ダスティは、女性に声をかけているカートが気になる。
二人羽織で即興を始めたドンは、ダスティから、離婚をテーマにしてほしいと言われたために動揺する。
劇は始り、様子がおかしいドンが妻ジニーの名前を出して取り乱しそうになったために、ブラッドは両親が離婚しことに気づく。
観客は、ブラッドも参加した劇だと思い大いに喜び、気を遣ったダスティがドンをステージから下ろす。
クリスマス・イヴ
翌日、ショックを受けたブラッドは落ち込み、ドンは、テーマを出したダスティが、離婚のことは察していたことを知る。
ドンとブラッドは仲がいいのに、カートは女と姿を消したことで嫉妬したと言うダスティは、意外な展開だったと伝える。
サラに責められるダスティは、ドンとブラッドの関係を改善させるようにと言われる。
その横でメモするカレンを、サラは非難する。
そんな親達の問題を気にしないメーガンとアドリアナは、アルコール入りのエッグノッグを飲んでしまう。
ケイシーから声をかけられたブラッドは、彼女の両親も離婚したことを知り、ダスティから昨夜のことを謝罪される。
そこにカレンの元夫のロジャー(ジョン・シナ)が現れ、喜ぶアドリアナは父と抱き合う。
ブラッドが自分に復讐するためにロジャーを呼んだことを知ったダスティは、女性に送ってもらい戻ったカートに呆れる。
ダスティとロジャーが揉めそうなことを知ったカートは、面白くなってきたとブラッドに伝える。
苛立つダスティは”例の特別企画”はロジャー抜きにするとブラッドに伝えるものの、アドリアナを納得させられないだろうと言われる。
例の特別企画
家族は”キリスト降誕劇”を演じ、サラは、バカバカしい劇だと言うメーガンが酔っていることに気づく。
アドリアナも酔っていたため、サラとカレンは、娘が互いにそそのかされたと言って険悪なムードになる。
カレンの万引きの話にもなり、ダスティがアドリアナを問題児だと言ったためにロジャーは憤慨する。
それを制止しようとするドンに、半年も離婚を隠していた者に意見する資格はないと伝えたブラッドは父を批判する。
子供を連れて帰るようサラに指示したダスティは、ロジャーと一触即発になる。
離婚を隠していたのは、直ぐにパニックになるブラッドのためだったと言うドンは、横から口を出すカートと言い合いになる。
殴り合いは良くないと言うドンの意見を尊重して、ブラッドらは雪合戦で片をつけようとする。
ブラッドを狙った雪玉がドンに当たってしまったダスティは、仕返ししようとするブラッドから、共同パパは解消すると言われる。
二人は罵り合い、手にした雪玉を投げることができないブラッドは、隙を見て投げるものの、ドンに当たってしまう。
ロジャーと片をつけようとしたダスティだったが、やる意味がないと言って投げた雪玉がドンに当たってしまう。
クリスマス当日
完全に仲間割れしたブラッドとダスティは、それぞれ宿を引き揚げることになる。
ダスティのバッグを藪に放り投げたブラッドは、その場を去る。
雪崩で道路が閉鎖され、街に戻ることになったブラッドは映画館に向かう。
サラとドンと共に”リーアム・ニーソン”の作品を観ることにしたブラッドは、ダスティらと出くわし、仕方なく一緒に席に着く。
上映途中で停電になり、家族はロビーで待機することになる。
トイレでカートと話したドンは、ブラッドと気まずくなったことを嘆き、助言してもらえることになる。
ロビーにロジャーらも現れ、ディランは、ケイシーもいたためにメーガンとアドリアナに冷やかされる。
ディランがケイシーのことを好きなことを確認したカートは、ボウリングでピンを1本倒した時のことを思い出して行動するようにと言って励ます。
ブラッドに話しかけたドンは、カートの助言に従い襲い掛かり、決着をつけようとする。
その時、ディランがケイシーの元に向かったために皆は注目するが、彼がキスしたのはアドリアナだった。
好きな子にキスしたことで喜ぶディランは、ロジャーから姉にキスしたと言われるものの、血はつながっていないと、サラはその場の人々に伝える。
ロジャーはアドリアナと共に去ろうとするが、ダスティがそれを制止する。
アドリアナにヘナチョコ呼ばわりされたダスティは、彼女に愛していることを伝える。
拒絶されることを恐れて言えなかったと伝えたダスティは、一人で去ろうとするロジャーを引き留める。
ロジャーにも愛していると伝えたダスティは、親友のブラッドを見習い愛を口にする気になったことを説明する。
ブラッドは、ダスティの言葉に感激して涙する。
家族全員も愛している言うダスティだったが、カートにはそれを伝えることができず、次回にすることで二人は意見が一致する。
家族でクリスマスを祝うことをダスティから提案されたロジャーは、何も語らずにその場を去ろうとするものの、ブラッドが歌い始めた”Do They Know It’s Christmas?”を聴いて立ち止まる。
その曲がお気に入りだったロジャーは、歌い出した家族に加わり、ダスティと抱き合う。
その場にいた人々も歌い始め、サラはカレンから手帳を受け取り、メモは悪口ではなく、自分が小説の主人公になることを知る。
ディランは女の子達から順番にキスされ、家族にとって最高のクリスマスになる。
その後、家族と共にカートとドンを見送るブラッドは、母親が再婚相手と到着したことを知る。
ブラッドとドンが抱き合う姿を見てダスティにキスしたカートは、ドンを誘ってラスベガスに向かう。
母ジニーの再婚相手である継父が、旅客機をハドソン川に不時着させて英雄となったチェズレイ・サレンバーガーだと知ったブラッドは驚く。
ダスティに挨拶してくるようにと言われたブラッドだったが、それを拒んで、自分の父は一人だと伝えてその場を去る。
その後、”キリスト降誕劇”に参加しようとしたドンは、即興劇のことを話すものの、皆は姿を消す。