1988年に公開されたエディ・マーフィ主演のヒット作「星の王子 ニューヨークへ行く」の続編。 王位後継者の婚外子がいることを知ったザムンダ国王となったアキームの奮闘を描く、監督クレイグ・ブリュワー、原作、主演エディ・マーフィ、アーセニオ・ホール、ウェズリー・スナイプス他共演のコメディ。 |
・コメディ
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■ スタッフ キャスト ■
監督:クレイグ・ブリュワー
製作:ケヴィン・ミッシャー
製作総指揮
ブラッドリー・J・フィッシャー
ミケーレ・インペラート
ブライアン・オリヴァー
原作:エディ・マーフィ(キャラクター)
原案
バリー・W・ブラウスタイン
デヴィッド・シェフィールド
ジャスティン・カニュ
脚本
ケニヤ・バリス
バリー・W・ブラウスタイン
デヴィッド・シェフィールド
撮影:ジョー”ジョディ”ウィリアムズ
編集者
デヴィッド・S・クラーク
ビリー・フォックス
デブラ・ネイル=フィッシャー
音楽:ジャーメイン・ステガル
出演
アキーム・ジャファ王子/ランディ・ワトソン/クラレンス/ソール:エディ・マーフィ
セミー/モーリス/ブラウン牧師/農夫/呪術医ババ:アーセニオ・ホール
ラヴェル・ジュンソン:ジャーメイン・ファウラー
メアリー・ジュンソン:レスリー・ジョーンズ
カリーム”リーム”:トレイシー・モーガン
ミーカ・ジャファ王女:キキ・レイン
リサ・ジャファ:シャーリー・ヘドリー
イジー将軍:ウェズリー・スナイプス
イジー将軍の部下:テヤナ・テイラー
ジョフィ・ジャファ王:ジェームズ・アール・ジョーンズ
リヴィア:ルネル
クレオ・マクダウェル:ジョン・エイモス
イディ・イジー:ロティミ
ボポト・イジー:テヤナ・テイラー
イマニ・イジー:ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ
オマー:ベラ・マーフィ
オーハ:ポール・ベイツ
スウィーツ:クリント・スミス
モーリス:ルイ・アンダーソン
本人(葬儀の進行役):モーガン・フリーマン
本人:グラディス・ナイト
本人:リック・ロス
本人:ダヴィド
本人:アン・ヴォーグ
本人:ディケンベ・ムトンボ
本人:ソルト・ン・ペパ
本人:ジョン・レジェンド
ミレンベ:ノムザモ・ムバサ
バラまき係:ガーセル・ボヴェ
アメリカ 映画
製作 パラマウント映画
配給 アマゾン・スタジオ
2021年製作 110分
公開
北米:2021年3月5日(Amazonプライム・ビデオ)
日本:2021年3月5日(Amazonプライム・ビデオ)
製作費 $60,000,000
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ザムンダ王国。
アキーム・ジャファ王子(エディ・マーフィ)が、アメリカ人のリサ(シャーリー・ヘドリー)を連れて帰ってから30年の時が流れる。
執事のオーハ(ポール・ベイツ)の合図で目覚めたアキームとリサは、娘のミーカ(キキ・レイン)、オマー、ティナーシェから、結婚記念日を祝ってもらう。
民衆の前に家族と共に姿を現し、喜びの声に応えたアキームとリサは、ハンバーガー・ショップ”マクダウェル”ザムンダ店に向かう。
リサの父親クレオ・マクダウェル(ジョン・エイモス)は、インタビューに答える。
その後アキームらは、クイーンズ店の店員だったモーリス(ルイ・アンダーソン)とクレオから、新商品を紹介される。
宮殿に戻ったアキームは、娘たちと格闘の腕を磨く。
現われた補佐のセミー(アーセニオ・ホール)から、父王ジョフィ(ジェームズ・アール・ジョーンズ)が呼んでいることを知らされたアキームは、自分の結婚のことだと考えるミーカを気にしながら、病床の父の元に向かう。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「星の王子 ニューヨークへ行く」(1988)
・「星の王子 ニューヨークへ行く2」(2021)
*(簡略ストー リー)
ザムンダ王国の王子アキーム・ジャファ王子は、王妃リサと三人の王女と共に幸せに暮らしていた。
病床の父王ジョフィからアメリカに婚外子がいることを知らされたアキームは驚き、男子継承の法律に従い、息子を連れて帰るよう指示される。
隣国ネクスドリアの脅威も考えるアキームは、補佐のセミーと共に30年ぶりにニューヨークのクイーンズに向かい、息子を捜そうとするのだが・・・。
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エディ・マーフィ主演のヒット作「星の王子 ニューヨークへ行く」(1988)の続編。
王位後継者となる婚外子がいることを知った、ザムンダ国王となったアキームの奮闘を描くコメディ。
33年ぶりのファン待望の続編ということで、大いに話題になった作品。
2020年8月に北米公開を予定していた”パラマウント・ピクチャーズ”は、”COVID-19”の影響で劇場公開を延期して結局は断念し、”アマゾン・スタジオ”が全世界配給権を1億2500万ドルで取得して、2021年3月5日に”Amazonプライム・ビデオ”で全世界同時配信された経緯がある。
前作を満員の劇場で鑑賞したことを思い出しながら観ると、ネット配信で世界同時公開として自宅で楽しめる時代となったことに驚き、時代は変わったと痛感する。
映画は劇場で観なければ・・・などという言葉を気にせず、ホームシアターがあり、”Amazonプライム・ビデオ”会員であればこれで十分と思った方は多いだろう。
小国の王族が、大都会ニューヨークに向かい巻き起こす騒動が、カルチャーショック的に描かれた前作のような面白さもなく、内容的には平凡であり、30年前の前作を懐かしむ程度の作品。
しかし、エディ・マーフィの出世作「大逆転」(1983)のキャラクター、ランドルフ(ラルフ・ベラミー)とモーティマー(ドン・アメチー)のデューク兄弟を前作に続き再び登場させるなど、歳月を感じさせるシーンやセリフと共に、ファンならば大いに楽しめるところもある。
主演のエディ・マーフィは、前作同様アキーム・ジャファ王子・国王/ランディ・ワトソン/クラレンス/ソールを熱演しているが、息子の話題が主に描かれているために、やや物足りない感じがする。
アキームの補佐であるセミー/モーリス/ブラウン牧師/呪術医ババを演ずるアーセニオ・ホール、アキームの婚外子ジャーメイン・ファウラー、その母親レスリー・ジョーンズ、おじのトレイシー・モーガン、いとこルネル、アキームの第1王女キキ・レイン、国王妃リサのシャーリー・ヘドリー、ザムンダの脅威となる隣国の指導者イジー将軍のウェズリー・スナイプス、その部下テヤナ・テイラー、アキームの父であるジョフィ・ジャファ王のジェームズ・アール・ジョーンズ、アキームの義父クレオ・マクダウェルのジョン・エイモス、イジーの息子ロティミ、娘のテヤナ・テイラー、イジーの妹で、30年前のアキームの婚約者ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ、アキームの第2王女役エディ・マーフィの娘ベラ・マーフィ、王宮の執事ポール・ベイツ、理髪店の店員クリント・スミス、クレオの店の店員ルイ・アンダーソン、本人役でグラディス・ナイト、リック・ロス、ダヴィド、アン・ヴォーグ、ディケンベ・ムトンボ、ソルト・ン・ペパ、ジョン・レジェンド、王太子妃となる王宮の美容師ノムザモ・ムバサ、バラまき係のガーセル・ボヴェ、そして国王葬儀の進行役としてモーガン・フリーマンが登場するのは注目だ。