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キャット・バルー Cat Ballou (1965)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

師範学校を卒業して故郷に戻った女性が、農場立ち退きを迫られる父のために抵抗しながら、お尋ね者や雇った殺し屋と共に巻き起こす騒動を描く、主演ジェーン・フォンダアカデミー主演賞受賞のリー・マーヴィン他共演、監督エリオット・シルヴァースタインによるコメディ・ウエスタンにミュージカルの要素も取り入れた異色作。


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:エリオット・シルヴァースタイン
製作:ハロルド・ヘクト
原作:ロイ・チャンスラー”The Ballad of Cat Ballou”
脚本
ウォルター・ニューマン

フランク・ピアソン
撮影:ジャック・A・マータ
編集:チャールズ・ネルソン
音楽:フランク・デ・ヴォール

作詞:マック・デヴィッド
作曲:ジェリー・リヴィングストン

出演
ジェーン・フォンダ:キャサリン”キャット”バルー
リー・マーヴィン:キッド・シェリーン/ティム・ストローン
マイケル・カラン:クレイ・ブーン
レジナルド・デニー:サー・ヘンリー・パーシヴァル
ナット・キング・コール:サンライズ・キッド
スタビー・ケイ:サム・ザ・シャイド
ドウェイン・ヒックマン:ジェド
ジェイ・C・フリッペン:エド・カーディガン保安官
アーサー・ハニカットブッチ・キャシディ

トム・ナディーニ:ジャクソン・ツー・ベアーズ
ジョン・マーリー:フランキー・バルー
ブルース・キャボット:モルデン保安官

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1965年製作 95分
公開
北米:1965年6月24日
日本:1966年2月5日


アカデミー賞 ■
第38回アカデミー賞
・受賞
主演男優(リー・マーヴィン)
・ノミネート
脚色・編集・歌曲・ミュージカル音楽賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1894年。
師範学校を卒業した、美しい女性のキャサリン・バルー(ジェーン・フォンダ)は、故郷へ帰る汽車の中で、保安官モルデン(ブルース・キャボット)が連行中の、お尋ね者のクレイ・ブーン(マイケル・カラン)を見かける。

クレイは、牧師に扮した伯父のジェド(ドウェイン・ヒックマン)の助けで、保安官を殴り倒し逃亡しようとする。

銃がないことに気づき、クレイはジェドを汽車から突き落として保安官の元に戻ろうとする。

保安官はクレイを捜そうとするが、彼はキャサリンの寝台に隠れる。

キャサリンは、クレイが気になっていたため、思わず彼を助けてしまう。

ワイオミング州、ウルフ・シティ。
父フランキー(ジョン・マーリー)の牧場に戻ったキャサリンは、彼と先住民の使用人ジャクソン・ツー・ベアーズ(トム・ナディーニ)の歓迎を受ける。

その後キャサリンは、ティム・ストローン(リー・マーヴィン)という、決闘で鼻をかじられた殺し屋が、フランキーを脅しているのを知る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

ロイ・チャンスラーの小説”The Ballad of Cat Ballou”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
師範学校を卒業して故郷の農場に戻ったキャサリン・バルーは、父フランキーが立ち退きを迫られ、殺し屋のストローンに脅されていることを知る。
フランキーの牧場を手に入れようとする、町を牛耳る実業家パーシヴァルと通じている保安官も当てにならず、キャサリンは、汽車で出会っていたお尋ね者クレイとジェドに協力を頼む。
尚も不安なキャサリンは、腕利きの殺し屋シェリーンを雇うのだが、現れた彼は飲んだくれの落ちぶれたガンマンだった。
結局、フランキーは殺されて牧場も奪われてしまい、父の復讐を誓ったキャサリンは、シェリーンらを連れて無法の者の巣”壁の穴”に向かう。
そこで、無法者”キャット・バルー”となったキャサリンは、列車強盗に成功する。
キャサリンは、その現金がパーシヴァルの物だと知らされ、現れたストローンが彼女に脅しをかける。
それを知ったシェリーンは酒を断ち、生まれ変わりストローンとの決闘の準備を始めるのだが・・・。
__________

ベテラン、実力派が揃う中、一旦フランスに拠点を移していた売り出し中のジェーン・フォンダが、20代後半にして堂々と主演する、古風で通快な楽しい作品。

第38回アカデミー賞では、リー・マーヴィンが主演
男優を受賞した。
・ノミネート
脚色・編集・歌曲・ミュージカル音楽賞

師範学校出のお嬢様よりも無法者が似合うジェーン・フォンダは、モデル経験者だけありスタイルも抜群で、様々なタイプの女性を魅力的に演じている。

兄弟の殺し屋二役を愉快に演じたリー・マーヴィンは、見事にアカデミー主演賞を獲得する快挙を成し遂げた。

”アル中役はオスカーに強い”というジンクスは今回も守られたことになるが、彼は普段から水代わりに酒を浴びている程の酒豪で、呆れる程の酔いどれ振りが実に愉快だ。

この役をジャック・パランスが熱望したのだがそれはかなわず、キャット・バルー役はアン=マーグレットが予定され、彼女はそれを断ったという裏話もある。

作品の公開前に肺ガンで亡くなるナット・キング・コールは、製作中からガンの徴候が出ていたにも拘らず、全くその様子を見せず、彼の歌声も十分に楽しめる。

彼とスタビー・ケイが、テーマ曲と共に進行役として随所に登場する手法も面白い。

お調子者のお尋ね者コンビ役のマイケル・カランドウェイン・ヒックマン、敢然と悪に対抗する、主人公の父親ジョン・マーリー、彼に雇われて主人公に協力する先住民の使用人役トム・ナディーニ、町を牛耳る実業家レジナルド・デニー、彼と通じている悪党保安官役のジェイ・C・フリッペン、無法の町の酒場の主人ブッチ・キャシディを演ずるアーサー・ハニカット、そして、冒頭の汽車の保安官ブルース・キャボットが登場するのも嬉しい。


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