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暗闇にベルが鳴る Black Christmas (1974)

大学の女子寮で起きる連続殺人事件に怯える女子大生達が体験する恐怖を描く、製作、監督ボブ・クラーク、主演オリヴィア・ハッセーキア・デュリアマーゴット・キダージョン・サクソンアンドレア・マーティン他共演のサスペンス・スリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ボブ・クラーク

製作:ボブ・クラーク
製作総指揮:フィンドレイ・クイン
脚本:ロイ・ムーア
撮影:レジナルド・モリス
編集:スタン・コール
音楽:カール・ジットラー

出演
ジェシカ”ジェス”ブラッドフォード:オリヴィア・ハッセー
ピーター・スマイス:キア・デュリア
バーバラ“バーブ”コアード:マーゴット・キダー
ケネス・フラー警部補:ジョン・サクソン
フィリス“フィル”カールソン:アンドレア・マーティン
ハリソン :ジェームズ・エドモンド
ナッシュ巡査部長:ダグラス”ダグ”マッグラス
マクヘンリー夫人:マリアン・ウォルドマン
クリス・ハイデン:アーサー”アート”ヒンドル
クレア・ハリソン:リン・グリフィン
ビル・グラハム:レスリー”レス”カールソン

カナダ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1974年製作 98分
公開
カナダ:1974年10月11日
アメリカ:1974年12月20日
日本:1975年12月13日
製作費 $620,000
北米興行収入 $4,053,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ベッドフォード。
クリスマス・パーティーが開かれている学生寮で、ジェシカ”ジェス”ブラッドフォード(オリヴィア・ハッセー)が電話を受ける。

ジェスから、長距離だと言われたバーバラ“バーブ”コアード(マーゴット・キダー)は電話を代わり母と話す。

その後、再び電話に出たジェスは、いつもかけてくるイタズラ電話だったために、皆を集めてそれを聴く。

受話器を取って話しかけたバーブは相手を侮辱し、殺すと言われて電話を切られる。

恋人のクリス・ハイデン(アーサー”アート”ヒンドル)が帰り不安に思うクレア・ハリソン(リン・グリフィン)は、バーブにからかわれたために気分を害する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
クリスマス・シーズン、ベッドフォード。
女子大生のジェシカ”ジェス”ブラッドフォードは、度々かかってくる嫌がらせ電話を迷惑に思っていた。
同じ寮生のクレアが、誰にも気づかれないまま何者かに殺され、翌日、迎えに来た父ハリソンと寮生のバーブとフィルらは、クレアを捜し始める。
クレアのことを心配しながら、ジェスは妊娠したことを音楽院生の恋人ピーターに伝え、中絶することを伝える。
ジェスの考えを理解できないピーターは、話し合うことを提案する。
その後もクレアは見つからず、不審電話も続く中、バーブも何者かに殺される。
誰もそれに気づかないまま、警察のフラー警部補は、クレアの失踪と不審電話の関係を考えながら捜査を始め、寮の電話に盗聴装置を付けて犯人を捜そうとするのだが・・・。
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北米では有名な都市伝説”The babysitter and the man upstairs”を基に製作された作品。

1970年代初頭からホラー映画監督として頭角を現したボブ・クラークが、製作も兼ねて演出した作品。

ロミオとジュリエット」(1968)で世界中の人々の心を捉えたオリヴィア・ハッセーの主演作であり、怪奇殺人事件に巻き込まれる、妊娠して中絶を考える悩める女子大生を熱演するファン注目の作品であり、その恋人役は、「2001年宇宙の旅」(1968)の”デビッド・ボーマン船長”役のキア・デュリアが演じている。

カナダ映画であり大作でもないが、1970年代を思い起こさせる作品で、当時を知る者にとっては非常に懐かしい作品だ。

オリヴィア・ハッセーが主演ではあるが、小さな役を含めて役柄がうまく分散されていて、それぞれが個性的に演じている。

犠牲者となる皮肉屋で利己主義な学生マーゴット・キダー、事件を捜査する警部補のジョン・サクソン、犠牲になる学生アンドレア・マーティン、最初の犠牲者である学生リン・グリフィンの父親ジェームズ・エドモンド、彼女の恋人アーサー”アート”ヒンドル、巡査部長のダグラス”ダグ”マッグラス、寮母のマリアン・ウォルドマン、警察の逆探知を担当するレスリー”レス”カールソンなどが共演している。


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